中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

余呉湖から行市山の報告と次回案内

2011-04-10 22:19:53 | トレイル日記

春の日差しをいっぱい受けて、展望が広いこのコースを歩くのは楽しいものだ。
中央分水嶺トレイルの西浅井区間の整備が進んだことで、行市山へのアプローチルートであったものが、賤ヶ岳合戦の舞台や菅山寺周辺の余呉の森などを一巡する歴史と自然の回廊コースとして再デビューとなったが、手軽でいいコースであることには変わりはない。
展望がいい遊歩道といった文室林道を一部通るが、これを機に林道を使わず山慣れた人向けに尾根を歩けるようにグレードアップ中だ。
これによって、ブナの木があって木立越しに塩津湾を望むことができる、居心地のいい三角点峰文室山山頂に立つことができるようになった。
今日は福井、愛知からの人たちと歩いた。

日帰りで静かな山を楽しみたい、山野草の花々との出会いを楽しみたいという人たちであったが、遠路はるばる来てもらえるというのはうれしいかぎり。
西に高島マキノの山から敦賀三山野坂岳や岩籠山、東に伊吹山、金糞岳、横山岳をはじめとする余呉の山々が並ぶが、やはり真白い左千方に眼は釘付けとなる。
今年はまだ車道が小原手前から雪に埋まり奧川並へ入れないので当分おあずけ状態だけに、こちらとしても気にかかる。

それをまぎらせてくれるのが咲き始めた花たちだ。
タムシバがあちこちで開いて壁紙状態のなかで、サンシュユだろうか黄花も多く、さらに数こそまだ少ないがツバキの赤も加わり、その組み合わせは絵のような美しさ。
草花はまだこれからで、目をひいたのがイワナシであり、他にもめずらしいものもちらちら。
ショウジョウバカマ、イワウチワが少なかったので、下山後ウッディパルの奥でたっぷりみてもらうが、エンレイソウも咲いていた。


花の分布は微妙でよみきれず、それだけに突然の出会いは感動的。
みなさんもこれから盛りとなりますので、花のトレイル歩きにぜひ来てください。
トレイル歩きは弱い人にあわせてみんなで楽しく歩きますから、お気軽にご参加を。
申し込みの際には、花見にぴったりのウッディパル余呉特産トレイル弁当もお忘れなく。

次回は、4/14(木)行市山から柳ヶ瀬山、17(日)柳ヶ瀬山から椿井嶺で、花の中央分水嶺を北上してゆきます。
いずれも高低差が少なく自然がいっぱいのコースで、どなたでも手軽に花を愛でながらトレイルウォーキングを楽しめます。
ウッディパル9:00集合、少雨決行です。
電車の方は余呉駅送迎がありますので、申し込みの際にお伝えください。
参加費2500円(トレイルクラブ一般会員入会年会費2000円の場合は500円割引、整備しながらガイドをめざす特別会員年会費2000円で1000円割引)、トレイル弁当800円です。
お申し込みは余呉トレイル事務局(ウッディパル余呉)TEL0749-86-4145へお願いします。
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