フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ディナー・ラッシュ

2005年07月19日 | ハリウッド映画
「ディナー・ラッシュ」
監督:ボブ・ジラルディ
主演:ダニー・アイエロ
   エドアルド・バレリーニ

 トライベッカのレストランで巻き起こる、一夜の出来事。慌ただしい厨房とシンクロする人間模様なのですが、、、
 この映画を褒めてる人はけっこう多い。ということはオモシロイんだと思います、が、私はあまりノレなかった。。もう一度言いますが、この映画を褒めてる人はけっこう多いので、単純に私だけが乗りそこなったのかもしれません。
 群像劇(みたい)ですが、1人1人のキャラクター設定が弱かった気がします。(ダニー・アイエロは別。さすがの存在感です。)誰に感情移入することもなく、話も中盤まで大きな盛り上がりをみせない。出てくる料理もおいしそうじゃないんだよなぁ。(若いシェフの斬新なアイデア感はあったけど)と、ここまでは中盤の話です。
 私は、映画を途中でやめることが出来ない性格ですが(唯一途中リタイアしたのは、イギリスのオシャレ映画「ナック」のみ。これは堪えられなかった。。)今回この性格に感謝いたしました。というのも、ラスト5分、この映画で一番の盛り上がりがやってきます!いや、ビックリ!ここまで堪え忍んでホントよかった、と心底思いましたね。
 重ねて言いますが、この映画を褒めてる人はけっこう多いのです。私の感想に振り回されず、見たい!と思ったら見てください。加えて、この監督はCMやPVを多く手掛けてるみたいなので、そっち方面に興味のある方にはいいかもしれません。あまり深く考えずに、PV感覚で見るべき映画なのかも。(途中であきらめなければいいことがある☆☆☆)

おばあちゃんの家

2005年07月16日 | アジア映画
「おばあちゃんの家」
監督:イ・ジョンヒャン
主演:キム・ウルブン
   ユ・スンホ

 毒舌スタイリストO嬢のオススメ「おばあちゃんの家」。普段のO嬢は傍若無人だが、消防士の活躍を描いた映画「炎のメモリアル」の『予告編』を見ただけで泣き出すという、カワイらしい部分もあったりする。(思い込みと妄想が激しいので、勝手にストーリーを作り上げて泣いているフシあり)そんなO嬢が号泣したのがこの映画。泣きの映画は危険なのだが(「ダンサー・イン・ザ・ダーク」参照)、絶対見て!と言われれば、もう見るしかない。
 母親の都合で、田舎のおばあちゃん家に預けられた少年サンウ。初めて会うおばあちゃんに「汚い」とか「バカ」とか平気で言ったりするとっても悪い子。おばあちゃんは口がきけないので、身ぶりで会話をしようとするが「何だよソレ」と一向に相手にしない。(この身ぶりが、後半泣かせてくれマス)
 この好き放題、ワガママ放題のサンウに対して、おばあちゃんは怒りもしないし、悲しんだりもしない。ただただ温かく見守り、ワガママに付き合ってくれる。『無償の愛』とはこういうことですね。そしてその『愛』は、なにものにも替え難い大切なものだと、サンウも気付くのです。
 実はこの映画を見て、号泣はしませんでした。が、この感想を書いてる今、ナゼか涙目状態です。。たぶん、映画を見た時だけの感動じゃなく、見終わった後もずっと心に残る、そんな感じなのです。O嬢も言ってました。「パッケージ見ただけで涙がでる~」。最初バカにしてましたが、まったくもって同感です。(全てのおばあちゃんに☆☆☆☆☆☆☆)

アモーレス・ペロス

2005年07月15日 | ヨーロッパ・その他
「アモーレス・ペロス」
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル
   エミリオ・エチェバリア

 パッケージに「アクションバイオレンス映画」だと書いてありますが、1999年の作品なので、最近のバイオレンス映画に比べれば、ぜ~んぜんカワイイものでした。(こんなコメントが書ける自分がコワイ…「SAW」のおかげか?)この調子でいくと、当時とってもショッキングだった映画「ドーベルマン」(ヴァンサン・カッセル&モニカ・ベルッチ主演。映画館で見て、とってもオモシロかったにもかかわらず、あまりのバイオレンスにもう2度と見れない、、と思った映画)も、もう1度見れるかもしれない!
 さて、本題の「アモーレス・ペロス」とは『犬のような愛』だそうな。(『ペロ』が犬かな?カワイイ!)3話のオムニバス形式になっていて、それぞれ「犬」が重要な役割を果たしてます。そして「アクションバイオレンス映画」というのとはまったく違い、3つの異なる世代の「ラブストーリー」でした。
 でも、甘い甘いラブストーリーではありませんよ。それぞれ(3人の主役)が起こした行動によって、その結果が訪れ(とても受け入れ難い結果)、そこからまた、どういう行動を起こすのか? それぞれの成長の物語のような気もしました。プラス、メキシコの乾いた空気、色鮮やかな色彩、疾走感のある音楽、そしてバイオレンスがからみあって、2時間半、飽きさせる事なく見せてくれます。
 これも笑顔のアートディレクターH嬢からススメてもらった映画で、私もこのてのストーリー大好き! 同じメキシコ映画でも「レジェンド・オブ・メキシコ」とは大違いだったなぁ。。※どうでもいいけど、1話めの主役「ガエル君」のヒゲ面と赤い唇が、なんとなく「イチロー」っぽかった。(ガエル・ガルシアに☆☆☆☆☆☆☆)

レジェンド・オブ・メキシコ

2005年07月13日 | ヨーロッパ・その他
「レジェンド・オブ・メキシコ」
監督:ロバート・ロドリゲス
主演:アントニオ・バンデラス
   ジョニー・デップ

 実質「デスペラード・2」であるこの映画。やはり「2」で前作を超えるのは難しいんですかねぇ。なんでもありのコミック系アクション映画なので、とりあえず前作よりハデに!ということなんでしょうが…勢いは前の方があった気がします。
 とは言うものの、ジョニー・デップなんですよ。も~う、この人スゴイ! 圧倒的な存在感と抜群のコメディセンス。いったいこいつは何者ナンダ?と、気になって気になって、ジョニーだけを見てしまいました。特に、ジョニーが着てるTシャツが、もうオカシすぎ!(毎シーンごとに変わります。どんなのか言いたいけど、ちょっとだけネタバレになるので、ナイショ。)
 アントニオ・バンデラスが当然主役なのですが、ほとんどジョニーのシーンしか思い出せない。まぁその他、白いチワワを小脇に抱えるミッキー・ロークとか、どんどん顔が怖くなってるウィレム・デフォーとかも、出てはいるんですがねぇ。
 正直言って、見てる最中はつまらなかったです。んが、見終わってみると、なんだかおもしろかった、という気になれます(ナンデかな?)。ストーリーはあってないようなものなので、アントニオ・バンデラスのファンでなければ、ジョニーのシーンだけを見て、あとは早送りするという手もアリか? 私はその方法でもう1回見てもいいな。(ジョニーの凄さに改めて感服☆☆☆)

アイデンティティ

2005年07月12日 | ハリウッド映画
「アイデンティティ」
監督:ジェームズ・マンゴールド
主演:ジョン・キューザック
   レイ・リオッタ
 
 上質なサスペンス。大傑作!とまではいかないけど、なかなかの秀作!です。大雨の影響で、モーテルに足止めされた11人の男女。その夜、1人の死体を見つけた事から、恐ろしい惨劇が始まる。1人、また1人と殺害され、そして、最後に残るのは―。「そして誰もいなくなった」的なあらすじですが、内容はもっと奇想天外です。私は後半、「うわ~そういうことかぁ~」と唸りました。
 なんせここに集まった人々は、それぞれ別の理由があり(目的地も別)どう考えても『偶然』なのです。でも、犯人にはその人達を殺す理由がある。そして、全員に奇妙な共通点が。う~~~っもうコレ以上言えない!!(この感想でバレたかなぁ?バレてないよねぇ?) 
 役者は曲者ぞろいで、もうみんな怪しい。こいつか?こいつか??と思ってるうちに、話はどんどん意外な方向へ。この映画で久々にジョン・キューザックを見ましたが、なかなかいい役者になってます。昔の青春映画にけっこう出てたなぁってイメージで、ジェイムズ・スペイダーとワンセットな気がするのは「トゥルー・カラーズ」を見たせいか? レイ・リオッタも怪しい匂いプンプンで、こちらはどんどん怪優に近付いてマス。(「フィールド・オブ・ドリームス」ではシューレス・ジョー役だったのになぁ。)
 さて、この上質サスペンスは、たったの90分です。ムダな描写はいっさいなし!一気にラストへ向かって進んでいくので、なんか今日見るのないなぁって時には、オススメです。(『ボーン』がつかなくてもオモシロイ☆☆☆☆☆☆☆)

7月某日、Y嬢邸にて(その1)

2005年07月11日 | ふと思う…
「Happy Together」
韓国ドラマ
主演:イ・ビョンホン
   ソン・スンホン

 夜な夜な超有名コピーライターY嬢邸に集まっては、Y嬢の食料を食い荒らし、寝っころがって韓国ドラマを見ています。もちろん、超カリスマスタイリストO嬢と一緒に。「美しき日々(全24話)」を見、「オールイン(これまた全24話)」を見、「天国の階段(さらに全20話)」を見てからは(よく見たなぁ~)ドラマではなく映画に変わりましたが、またまたオモシロソウなドラマがビデオ化されました。
 我らがイ・ビョンホンと、フカセ君ことソン・スンホン共演の「Happy Together(全16話)」。コレかなりお得で、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンやチャ・テヒョンも出てます。って、韓国に興味がない人にとっては、男女の区別もつかない名前でしょうね。
 ストーリーはというと、ある事情で離ればなれになった5人の兄弟が、誤解や確執を乗り越えて、家族の絆を取り戻す、っていうハートフル『コメディ』ドラマ。どこがコメディかというと、なんと!イ・ビョンホンの行動がコメディなのです。私が今までに見たビョンホンの中でも、ダントツにカッコ悪い!!(野球選手の役なので、もうホトンド新庄ツヨシ。最近では新庄を見ると、逆にドキドキします。)なんですが、これが慣れるとなかなかよいです(結局なんでもいいのか)。まったく頼りにならないダメアニキだけど、毎回兄弟のために孤軍奮闘しては泣きじゃくるビョンホンに、こっちもつられて泣いてしまいます。
 そしてもう1人の主役、フカセ君ことソン・スンホン(フカセ君とは、マユ毛の太いソン・スンホン似の、O嬢の同級生。私とY嬢は会った事もない)は相変わらず、かっこいい検事役です(髪型とスーツはヘンですが)。まだ途中までしか見てないけど、イ・ビョンホンのあまりの変わり様に、もう~目が離せません!! またもやY嬢邸にごやっかいになりますが、できれば全16話見終わる前に、DVDがやってきますように。(今のところ☆☆☆☆☆☆)

オマケ:本日のO嬢語録「アールエイチマイナス40」
 Y嬢が「スターウォーズの『ヨーダ』って、日本人のヨダさんって人をモデルにしてるらしいよ」と、どっかから仕入れてきた情報に対して、O嬢が言った言葉。「そうそう、ジョージルーカスって黒沢明が好きで、『隠し砦の三悪人』をヒントに、TPOとかアールエイチマイナスヨンジュウとかを…」もうお分かりですね。「C-3PO」と「R2-D2」のことです。しかし「マイナス40」ってなんやねん。

ボーン・スプレマシー

2005年07月08日 | ハリウッド映画
「ボーン・スプレマシー」
監督:ポール・グリーングラス
主演:マット・デイモン

 凄い!凄い!オモシロイ!!マット・デイモン主演というだけで、まったくスルーしてた私がおバカでしたっ!前作の「ボーン・アイデンティティ」もよかったけど、今回はそれを遥かに上回ってマス!いや、驚いた。
 2作目ってどーしても、前作を上回ろうとして空回りするパターンが多いけど、軽々と越えてますよ~コレ。監督が変わったことは「吉」でしたね。良質のサスペンス、とにかく凄いカーアクション、そして、本格ハードボイルド。もう全てよかった! 前半はちょっと眠りかけたけど(夜中だったもんで)、中盤からラストにかけて、グイグイ引っ張る引っ張る。
 相変わらず記憶喪失のボーン(マット)と共に、謎を解明する手法は前回同様。でも質が違った。セリフは必要最小限、異国の地で味方は自分1人。なんとなく昔見た「ジャッカルの日」を思いだす。孤高の暗殺者ジャッカルは、警察の追跡をかわしながら「その日」のために黙々と訓練を繰り返す。まさしく暗殺のプロで、彼が次になにをするのか想像がつかない。そう、この映画のボーンも、彼の目線で進んでいるのに次の行動がまったく読めず、ハラハラ!ドキドキ!してしまうのです。マット・デイモンはやっぱり好みじゃないんだけど、
「いや~!マット!逃げて~!」
と心の中で叫びました。(もう大変)
 前作の完璧な続編なので、どっちも見てない方には「アイデンティティ」を先に見ることをおススメします。(が、「スプレマシー」だけを見てもたぶん内容は分かります。)これ、原作は3部作らしい。ということは「3」があるってことか?ぜひとも同じ監督でお願いしたいです。マットは好みじゃないけど(しつこい)コレはかなりハマリ役なので、マット主役も続行でお願いします。
 しかしこの監督ホントすごい。アクション映画の監督で一番好きだったのは、ジョン・マクティアナン(「ダイ・ハード」「プレデター」「レッド・オクトーバーを追え」等)でしたが、一気にポール・グリーングラスに変更です。(ごめんね、ジョン)こんなに良質のサスペンスを見せられちゃったら、次なに見るか悩んじゃうっ。とりあえずこの監督の「ブラッディ・サンデー」は見るゾ。(監督に☆☆☆☆☆☆☆☆☆)

ボーン・アイデンティティ

2005年07月06日 | ハリウッド映画
「ボーン・アイデンティティ」
監督:ダグ・リーマン
主演:マット・デイモン
   フランカ・ポンテ

 そろそろ、見たい映画も減ってきたなぁ~と思い、偉大なるお師匠様・M氏にオススメ映画を聞いてみた。で、出て来た答えが「ボーン・スプレマシー」。「ボーン・アイデンティティ」の続編で、最近DVD化されたハリウッド大作。どっちも見てないので、とりあえず「1」である「アイデンティティ」から見てみることに。
 正直言うと、ハリウッド大作やマット・デイモンに興味がなかったので、まるっきりスルーしてたこの映画。「記憶喪失のCIA」ってどーかなーと思いつつ見始めるも、これが意外や意外、最初っから緊張感があっていいカンジ。自分自身の記憶がなくなってるにも関わらず、身体はかってに動いてピンチを脱するし、頭は次に何をしなければいけないかをはじき出す。この無意識の行動がホンマモンの証しっぽくってカッコイイ。 カッコイイ? あのマットが? いや、そうなんですよ。あのマット・デイモンがちょっとだけカッコよく見えるんです。しっかりアクションもこなしちゃってるし(あのマットが!)。はっきり言ってまったく好みのタイプではないんだけど、ちょっと他の映画も見たくなりました。(彼が脚本も書いた「グッド・ウィル・ハンティング」は少し前に見てて、かなりいい映画でした。でも、マットは別にカッコよくはない。)
 ま、それはさておき、これはハリウッド映画なので、別にいらないんじゃないの?って思う女性がいつも一緒にいたりします。が、それを差し引いても、なかなか見ごたえがありました!こうなると「スプレマシー」も期待できるかも~と思いきや、第2弾は監督が変わってますねぇ。はてさて、吉とでるか凶とでるか。近日見てアップします。(マットの意外性に☆☆☆☆☆☆)
※特典映像で、もう1つのエンディングが入ってましたが、ビミョ~~~な違いで、結末がガラリと変わるワケではなかったです。ちょっと残念。

北九州にて、シティボーイズライブ

2005年07月05日 | ふと思う…
「メンタル3兄弟の恋」
主演:シティボーイズ
   中村有志

 「シティボーイズ」と聞いてスラスラとメンバーの名前が言える人は、何人いるだろうか? かくゆう私も、「大竹まこと、きたろう、それともう1人」になってしまいますが。(斉木しげるさん、ごめんなさい)ちょっと前の話ですが、シティボーイズライブ「メンタル3兄弟の恋」を、北九州芸術劇場にて見てまいりました。
 毎年、ゴールデンウィーク期間限定で復活する「シティボーイズ」。今までは東京でしか催されなかったこのライブが、今年はナント、大阪、名古屋、そして福岡にも来てくれたのです。これはもう~スゴイことです!だってワタクシ、今まで東京に見に行ってたんですよ。もうお金かかってしょうがなかったのに、今年は彼らの方から来てくれました!今ではすっかりレギューラー化した中村有志さん(北九州市出身)のおかげかも。ありがとうー!
 がしかし、こんなにラッキーであるにもかかわらず「シティボーイズって誰?」って人が多く、一緒に行ってくれる人がなかなか見つからない。常連のコピーライターY嬢やスタイリストO嬢も、オジさんにはまったく興味がないらしい。仕方ないので姪っ子(大学生)でも連れて行くか、と思っていたところ、物凄く食いついてきた友達がいました。フランス帰りのN嬢です。N嬢は本当に才女ですが、おバカな趣味が私とピッタリ合います。(いや、ホントありがとうN嬢)
 で、思う存分、堪能してまいりました!! もう、とにかくライブは抱腹絶倒!「もうヤメテ~~」と思うほど可笑しいのです。年令は高めの3人ですが、ホントおチャメ。幕間の映像や音楽も毎回凝ってておもしろく、パンフレットにいたっては、内容とまったく関係なかったりします。というのも、シティボーイズファンのクリエイターってけっこう多くて、名立たる方達が毎回参加してるのです。あ~私もいつか参加したいっ!どうかパンフレットを作らせてっ! そうそう、開演前に購入したパンフに大竹さんの直筆サインが入っておりました。(写真右)斉木さんじゃなくてヨカッタ!
 もしも、あなたの近くのレンタルビデオ屋に、シティボーイズライブビデオがあったなら、迷わず借りて見てください。そしてどっぷりハマったら、来年は一緒に行きましょう!今度は、ぜひ西鉄ホールでお願いします。

SAW

2005年07月03日 | ハリウッド映画
「SAW」
監督:ジェームズ・ワン
主演:ケアリー・エルウェズ
   ダニー・グローバー

 飛ぶ鳥もひれ伏すアートディレクターN氏ご推薦の映画「SAW」。オモシロイという評判はそこかしこで聞いていながら、まだ見れてなかったのは、パッケージがあまりにも怖かったから。。説明すると、まん中に血まみれで倒れてる男性、その両はじには鎖で足をつながれた男性が2人。近くにはノコギリと銃…。なんなんだ!?そのノコギリは!! も~パッケージでおなかいっぱいです。
 前にも書きましたが、私はホラー、オカルト、スプラッター系はダメなのです。見たいと思いながらも、いまだに見れてない「オールドボーイ」「キル・ビル」そして今回の「SAW」でしたが、ハァ~、ついに見てしまいました。。(N氏推薦だし)
 最初に言っちゃうと、極度の怖がりさんにはオススメしません。だってのっけから、あのパッケージのシーンなのです。いきなり謎解きモードに入ってしまうので、最初の数分でも見てしまったら、もう後戻りは出来ません。どんなにゲゲッ!というシーンや、ドヒャッ!というシーンがあっても、最後に2人がどーなってしまうのか?それを知るためには、ガマンせざるをえないのです。(逆に言うと、ガマンしてでも結末が知りたくなります!)作り方としては、スピード感があって、若さ溢れるカンジ。もし、もっと重厚に撮ってたら「セブン」や「羊たちの沈黙」くらいの大作になってたのでは。(話はホントよく出来てた!)
 この作品が初監督だというジェームズ・ワン。名前からすると中国人でしょうか?(詳しくは分かりませんが)そのせいか、アジア系の役者さんがけっこう重要な役で(アジア人としてではなく、普通に)出ていました。好印象◎。それにしても、特典映像で監督が「コレを18日間で撮った」と言ってたのにはビックリ!(Y嬢とO嬢には絶対ムリ☆☆☆☆☆☆)※星の数少なくてごめん。最後までよく出来てたけど、やっぱり苦手。。