フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

前川さん 大いにかたる

2017年08月11日 | ふと思う…
 最近のお気に入りは“前川さん”です。もう好きすぎて困る(笑)。あ、一応言っておきますが、前文科事務次官の前川喜平さんのことです。その前川さんが、8月2日福島県で「前川さん大いにかたる―加計・憲法・夜間中学など」の講演会を開かれていて、その模様をIWJ(インディペンデント・ウェブ・ジャーナル)さんが公開してくれています。8月12日(14日まで延長になってます)までは無料で見られるんですが、もともとココは会員制のネットメディアなので、12日(14日)を過ぎると有料になります。今日、明日は無料なので、ぜひ見てみてください。おもしろいですよ!

全編 → 前川さん大いにかたる―加計・憲法・夜間中学など

プロローグ ↓


相変わらずペーパーなしで2時間半の独演会、素晴らしい。

 今年は可能なかぎり国会中継を見ていたんですが(NHKの中継は少なかったのでネットで視聴)、安倍総理をはじめとする自民党の態度は、それはそれはひどかった…資料は出さない(基本廃棄)、質問には答えない(レッテル貼り・印象操作の繰り返し)、事務方の作った答弁書を丸読み(&野党の時間を削る)、あげくの果てには「中間報告」(←なんぞコレ)で国会を途中で打ち切るという暴挙。それをニヤニヤしながら見てるんです。あからさまな国会軽視っていうか、もう「国会なんか必要ない」という態度だった。与党で2/3議席とっているので、野党がなにを言おうが時間さえ過ぎれば全て自分たちの思い通りになる、ということを隠そうともしなかった。
 野党がだらしないという意見をよく聞くけど、今回ばかりは野党は相当がんばりましたよ。政府与党が正しい行政を行なっているかどうかを検証する場が国会で、野党が要求する資料は国会に提出しないといけないんですが、その資料を一切出さず、参考人も呼ばず、2年〜半年前の記憶は当然のごとくない。そんな状況で、税金がワケの分からないところにドンドン流れようとしている。当事者が資料を一切出さないなか、野党は独自で資料を集め、その1枚1枚を検証し質問をぶつけても、そんなもの怪文書だ、思い込みのメモで信憑性にかける、自分たちはメモをとらないから書類はない、の繰り返し。(全て暗記?記憶なくすのに?)なら信憑性のあるそっちの証拠出せよ!ってずーーーっと思いながら見てました。
 こんな状態を作ったのは野党ではないです。与党(自民・公明党)です。そしてその与党の態度を容認してきたのは、私たち有権者です。安倍さんは権力を持ってはいけない人なんだろうと思うんですが、よくよく考えてみれば、権力を持っても大丈夫な人はこの地球上に何人もいないでしょう。たぶん私が権力を持っても狂ってしまうと思うし。絶対的な権力を持てば(安倍さんじゃなくても)人は少なからずおかしくなる。だからこそ監視の役割を果たす『国会』が重要なんですね。国会を正常に戻したい。与党と野党にそれができないのであれば、もう私たちがやるしかない。

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