フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

テーブル・マナー

2009年02月28日 | ふと思う…
 ひょんなことからお芝居を観に行く。人生の冒険家N嬢を誘って行ったそのお芝居は、キッチュ主演の「テーブル・マナー」。『キッチュ』と聞いて「ああ、松尾貴史ね」と即答できる人は同世代です。と、それはさておき、意外と(?)ちゃんとしたお芝居でしたね~。(もうちょっとドタバタコメディかと思った)脚本は元々イギリス人が書いた戯曲らしい。なるほど、だからあんなラストだったのか。
 内容は「渡る世間は鬼ばかり」のイギリス版ってとこでしょうか。ロバート・アルトマン(故)あたりが映画化したらそれなりにオモシロイ映画になるとは思う。んが、日本人がやっちゃうと道徳観がちょっとズレる。なんたってお姉ちゃんのダンナと不倫した、という告白から始まるのです。しかも告白の相手が兄嫁なもんだから、案の定、家族全員にバレて修羅場となるワケです。結婚生活を少なからず送ったことがある人にとっては「あるある」ネタのオンパレードだったみたいで、シニアが大ウケしてました。
 ということで、そのへんのことにはまったく疎い私には、アルトマンの「ショート・カッツ」に続き、評価しづらいお芝居となったのでした。