フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

もったいない食堂

2006年10月03日 | ふと思う…
 熊本市にある「もったいない食堂」という定食屋さんを、昨夜「NEWS 23」で特集していました。この食堂のコンセプトは、規格からハズレた野菜や魚を買い取って、その食材で料理を作るというもの。それだけを聞くと『ふ~ん』というカンジですが、実はコレ、今の日本にとても深刻な問題を投げかけていました。
 農家や漁師さんが悩んでいるのが、スーパーなどから要求される『一定の規格』。大きすぎたり小さかったり、また歪んでいたりカケていたりする食材は、売れないのです。均一でキレイでまっすぐで―、そんな野菜や魚以外は、ほとんどが廃棄処分にされています。同じようにおいしく、十分食べることが出来るのに「大きすぎるから」「タコの足が1本かけているから」などの理由で捨てられる。まさしく『もったいない』ことが日々行われているのです。
 1度釣り上げられた魚は、大きさの選別にかけられている時にはもう死んでいます。食べるために捕まえられ、食べられることなく捨てられる―。とっても大切なナニかを失ってる気がしました。
 『規格外』の食材が売れないため、収入も減り、跡を継ぐ者も減少。そんな人たちを救うべく立ち上げられたのが「もったいない食堂」です。まがっていても、カケていても、刻んでしまえばみな同じ。大小ふぞろいな食材を、出来るだけ買い取っているのです。「もったいない食堂」は今も赤字らしい。なんだか、その食堂に食べに行きたくなりました。
◎ホームページはコチラです→もったいない食堂

アザーズ

2006年10月03日 | ハリウッド映画
監督:アレハンドロ・アメナーバル
主演:ニコール・キッドマン
   フィオヌラ・フラナガン
   クリストファー・エクルストン

 こ、怖かった。そしておもしろかった。そのうえ美しかった。
 怖いのは苦手だけど、これは好きです。同じように怖いのが苦手な方にも見てもらいたい。苦手という理由だけで見ないのはソンかも…と思えるくらい、言いしれぬ美しい映画です。ということは、ホラー大好きさんからすれば、この映画はホラーではないのかもしれません。でも怖かったの~。(とにかくニコール・キッドマンに☆☆☆☆☆☆☆☆)