フリーランス的発想のススメ

~フリー満喫講座~

ダニー・ザ・ドッグ

2006年04月26日 | ヨーロッパ・その他
「ダニー・ザ・ドッグ」
監督:ルイ・レテリエ
主演:ジェット・リー
   モーガン・フリーマン
 
 脚本はリュック・ベッソンで、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」に続きジェット・リーを起用。ワタシ的には「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の方がおもしろかったかな。アクション的にも、ストーリー的にも。
 ジェット・リーを起用するからには、見応えあるアクションを期待してしまいます。それはジェットが強いだけじゃダメで、敵が非道であればあるほど、強大であればあるほどオモシロイ。そういう意味では、今回の敵は小粒でした。。最初っからジェットには到底かなわないカンジ。
 ということは、アクション映画として見ない方がいいのかもしれません。闘犬として育てられたジェットが、人間としてあたたかい生活を取り戻すまでのヒューマンストーリー。ってなトコでしょうか。(4/26はジェット・リー43才のお誕生日。☆☆☆☆☆+☆←誕生祝い)

8人の女たち

2006年04月26日 | ヨーロッパ・その他
「8人の女たち」
監督:フランソワ・オゾン
主演:カトリーヌ・ドヌーブ
   ファニー・アルダン
 
 やっぱりというか、この監督、手をかえ品をかえあらゆる方法で映画を撮っていますが、根本は女性の『性(心理)』を描いてます。この「8人の女たち」も、サスペンスタッチで、ミュージカル風で、舞台劇のような演出で、といろいろやってはいますが、結局は、女たちの表の顔と裏の顔、騙しあいや駆け引きを通じて『女ってオモシロイよねぇ』と言ってるような気がします。(男性から見れば『怖いよねぇ』になるのかもしれませんが。)
 この8人の女性、みんな善人ではないのに、誰1人としてイヤな感じがしない。それは監督の手腕なのか、女優たちのうまさなのか。それにしても、一番年下で少年のような役どころのリュディヴィーヌ・サニエは、この映画の2年後「スイミング・プール」で妖艶な小悪魔に変身してます。やっぱり『オンナ』って怖いですねぇ~。(フランス映画界のミューズたちに☆☆☆☆☆☆☆)