ラヴソング

「ラヴソング」
監督：ピーター・チャン
主演：マギー・チャン
　　　レオン・ライ

　天才女優といえば、日本だと田中裕子、大竹しのぶ、桃井かおり（昨日のドラマ見ました？もう号泣！）、あと忘れちゃならない藤山直美、なのですが、アジアの天才女優は文句なしでマギー・チャンです（個人的見解）。数年前TVで「ラヴソング」を見てからというもの、マギー恐るべし…と思っています。
　この映画の中で、マギーはほとんど笑いません。大陸（中国本土）から香港に渡り、家族のため、そして自分のためにお金を貯め続ける女性。同じように本土からやって来た青年（レオン・ライ）と知り合い、愛しあいながらも別れと再会を繰り返す。劇中マギーが唯一笑うシーンは、逆にとってもせつなくって、もう泣かずにはいられないのです。
　この時のマギーのオーラが凄すぎて、レオン・ライはかすみまくってましたが、7年後の「インファナル・アフェア3」では素晴らしい演技をみせてましたねぇ。成長したなぁ。しっかし、パッケージのレオン・ライの写真はどう見ても石田純一…。（今は亡きテレサ・テンの歌声に☆☆☆☆☆☆☆☆☆）