蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

旋盤の修理に着手

2012年07月05日 | Weblog
 本日は雨も降らなそうだったので午後から旋盤の現場検証を行なうことにしました。

 例によってクルマを移動し、B20とフォルテを隅の方に押しやって「お成り道」を作り、ジャッキで持ち上げて静々と表へ引き出しました。10数年前、当工房へ搬入されたのはたしか夕方のことだったので、白日の下でしげしげと見るのは実に初めてのことだったのでした。そういうわけで、改めて製造銘板をよく見ると、製造は1965年であることが判明しました。そして原因の元であるモーターは750Wではなくて550Wでありました。いろいろと「言い伝え」とは違うのでした。タダ同然で譲ってもらったものですから、つい「使えりゃいいさ」とばかりによく確認もしていなかったことが分かって反省しました。上の写真がその製造銘板です。製造元の住所も「昭和40年」らしく大字・字がついていたりして、時代を感じさせますね。
 さて、そのモーターですが、姿は下の写真のとおりで、汎用のコンデンサー始動タイプの誘導モーターでした(富士電機製)。写真は手前側に付いていた防塵(?)カバーを外した状態です。

                                           

 試しに本日も本体を表に引き出した後に通電してみたところ、約1分で例の音と振動が始まり、同時にこのカバーに覆われていた部分から激しく白煙が噴き出しました。「ここが原因か」と、さっそくモーターを取り外してみたら下の写真のように絶縁材らしき樹脂風のモノが溶けだしておりました。こちらは銘板を見ても製造年が表示されておりませんでしたので、どのくらい古いものやら見当がつきません。各部の錆び具合からみてたぶん取り付けられた時点で中古の品だったのではないか、と思われます。

                                           

 その他の駆動部分であるプーリーやベルト類、配線等には特に異常はありませんでしたので、ひとえにモーターの劣化が原因だったのでしょう。問題は、ではこのモーターをどうするか、ということです。修理するのか取り換えるのかというところですが、ネットで調べたところ、単相100V・550Wですと新品が2万円台で入手できそうです。中古だと当然もっと安価であろうと思われます。ちなみにモーターの修理についても調べてみましたが、破損の度合いによって5000~20000円ぐらいであることが分かりました。場合によっては新品とそう変わらないことになる可能性もあります。悩ましいところですが、現に工作途中であることを考えるとさっさと新しいのと取り換えた方が面倒がなさそうな気がします。

 ブログランキングならblogram ←ちょっと熱中症気味になりました。。。

 
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 旋盤ついに回復不能に | トップ | 旋盤のモーター »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すぐ新品に1票 (コッペルライダー)
2012-07-05 22:57:12
コイルの絶縁が悪くなってモーターに流れる電流が増える
発熱する、絶縁落ちる、電流増える、また発熱する
やがて ハッカー じゃなくって発火。
潔よく交換しましょ。
返信する
そうですね (yingfu558)
2012-07-06 07:07:45
コッペルライダーさま、こんにちは。

おっしゃるとおり交換するしかないでしょうね。

寸法的に合わないところはなんとか努力する、ということですね。

返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事