最近寄せられたコメントから・・・。
わたしのブログにおいで下さる多くの方々にも読んでいただきたくて、記事にします。
(Unknownさん、勝手にすみません。)
____________________________________________
心より・・・ (Unknown)
2012-05-23 12:48:55
ひまわり先生、夫君さま、福島のみなさま
>地元に住む我々にしてみれば、戦いはこれからです。
MITから低線量被曝の研究論文がプレスリリースされましたね。
はっきりと福島で過剰なDNA損傷は起こらないと予見できると書かれてありますね!
直後からいろんな学者さんが言われていた事です。
MITが公式に出した物です。
世界基準が大好きなマスコミはもっと報道してほしいです。
ただ、戦いはこれからです、というお言葉はその通りだろうなあと思います。
私の住む地域では朝から不発弾処理が行われています。
どーん、どーんという重低音が響いています。
でも、私たちにとってはこれは日常で、
ああ、また行われているな、です。
何年か前に東京で不発弾処理が行われた時の
報道の大きさにびっくりしました。
沖縄では新聞の地域欄にお知らせとしてよく見かけます。
インターネットがどれだけ僻地に通おうとも、
どれだけの情報が流されたとしても、
私たちのこころがかわらなければ、
何の意味もなさないのでしょうね。
私は差別の色濃い地域で生まれ育ちました。
でも、その事にほとんど気づかずに育ちました。
自分が差別される側でなかったからです。
被害を受けない側は、いつだって無自覚です。
福島のみなさん、特にこどもさんたち、
そしてお母さんたちに、
なんどでもなんででもエールを送りたいです。
避難されて別の地で暮らしている方々にも、
こころからエールを送りたいです。
放射能より多大な汚染を福島にもたらしたのは
人の心です。
偏狭で矮小でで痛みを分かち合おうとしない心です。
間違いを正そうとしない保身です。
自分たちや自分たちの子どもがかけがえのないように、
福島の自然も人も子ども達も、
もちろん東北全域、まったくかけがえのないものです。
日本のすみっこより、福島の真の復興を祈ってます。
それが日本の復興だと信じてます。
______________________________________________
文面から察するに、Unknownさんは沖縄県の方だろうか?
当事者でなければわからないことがある。
この1年余りで、それを痛感した。
そして、さまざまな情報や憶測のために、当事者どうしの間にさえ、軋轢を生むことも・・・。
数年前、身内が沖縄に嫁いだ。
嫁ぎ先は、宜野湾市。 ・・・そう、普天間基地のある街だ。
彼女は、沖縄で子供を産み、育て、幸せに暮らしている。
でも、身内が嫁いだことで、基地問題はわたしたち家族にとっても、身近なものになった。
そして、震災に伴う原発事故が、福島県で起こった。
以前にも書いたことだけれど、
福島県がこんな状態になってはじめて、広島や長崎の方々がこれまでどのような思いで過ごしてきたのか、
恥ずかしいことだが、やっとそれが実感として理解できたように思う。
毎年行われる8月6日と9日のセレモニーは、当事者でない人たちには、
「他所で起きたこと」に過ぎなかった、と、反省を込めて感じる。
同じ事は、基地問題がいまだに解決していない沖縄でもいえることだ。
「思いやる気持ち」というのは、すなわち、「想像すること」なのだと思う。
体験していなければ永久にわからない、のではなく、想像して、思いをはせること。
それが、ニンゲンに与えられた能力なのだから。
Unknownさん、あなたのコメントから、持ちきれないほどの勇気と希望をいただきました。
感謝です!!!
わたしのブログにおいで下さる多くの方々にも読んでいただきたくて、記事にします。
(Unknownさん、勝手にすみません。)
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心より・・・ (Unknown)
2012-05-23 12:48:55
ひまわり先生、夫君さま、福島のみなさま
>地元に住む我々にしてみれば、戦いはこれからです。
MITから低線量被曝の研究論文がプレスリリースされましたね。
はっきりと福島で過剰なDNA損傷は起こらないと予見できると書かれてありますね!
直後からいろんな学者さんが言われていた事です。
MITが公式に出した物です。
世界基準が大好きなマスコミはもっと報道してほしいです。
ただ、戦いはこれからです、というお言葉はその通りだろうなあと思います。
私の住む地域では朝から不発弾処理が行われています。
どーん、どーんという重低音が響いています。
でも、私たちにとってはこれは日常で、
ああ、また行われているな、です。
何年か前に東京で不発弾処理が行われた時の
報道の大きさにびっくりしました。
沖縄では新聞の地域欄にお知らせとしてよく見かけます。
インターネットがどれだけ僻地に通おうとも、
どれだけの情報が流されたとしても、
私たちのこころがかわらなければ、
何の意味もなさないのでしょうね。
私は差別の色濃い地域で生まれ育ちました。
でも、その事にほとんど気づかずに育ちました。
自分が差別される側でなかったからです。
被害を受けない側は、いつだって無自覚です。
福島のみなさん、特にこどもさんたち、
そしてお母さんたちに、
なんどでもなんででもエールを送りたいです。
避難されて別の地で暮らしている方々にも、
こころからエールを送りたいです。
放射能より多大な汚染を福島にもたらしたのは
人の心です。
偏狭で矮小でで痛みを分かち合おうとしない心です。
間違いを正そうとしない保身です。
自分たちや自分たちの子どもがかけがえのないように、
福島の自然も人も子ども達も、
もちろん東北全域、まったくかけがえのないものです。
日本のすみっこより、福島の真の復興を祈ってます。
それが日本の復興だと信じてます。
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文面から察するに、Unknownさんは沖縄県の方だろうか?
当事者でなければわからないことがある。
この1年余りで、それを痛感した。
そして、さまざまな情報や憶測のために、当事者どうしの間にさえ、軋轢を生むことも・・・。
数年前、身内が沖縄に嫁いだ。
嫁ぎ先は、宜野湾市。 ・・・そう、普天間基地のある街だ。
彼女は、沖縄で子供を産み、育て、幸せに暮らしている。
でも、身内が嫁いだことで、基地問題はわたしたち家族にとっても、身近なものになった。
そして、震災に伴う原発事故が、福島県で起こった。
以前にも書いたことだけれど、
福島県がこんな状態になってはじめて、広島や長崎の方々がこれまでどのような思いで過ごしてきたのか、
恥ずかしいことだが、やっとそれが実感として理解できたように思う。
毎年行われる8月6日と9日のセレモニーは、当事者でない人たちには、
「他所で起きたこと」に過ぎなかった、と、反省を込めて感じる。
同じ事は、基地問題がいまだに解決していない沖縄でもいえることだ。
「思いやる気持ち」というのは、すなわち、「想像すること」なのだと思う。
体験していなければ永久にわからない、のではなく、想像して、思いをはせること。
それが、ニンゲンに与えられた能力なのだから。
Unknownさん、あなたのコメントから、持ちきれないほどの勇気と希望をいただきました。
感謝です!!!
あの震災後、先生のブログや講演会に参加して、私なりにとっても心にゆとりを持てて福島で子育てしています。
しかし、最近、このままこの地で住み続けて本当に大丈夫なのか?と不安に思ったりと心が揺らいでいました。
でもこの沖縄の方のコメントに勇気をもらいました。
もちろんひまわり先生のブログでもいつも勇気をもらっています。
いつもありがとうございます。
お礼を込めて初めてコメントしました。
いきなりですが、私は福島から引っ越しました。昨年の原発事故以後、さまざまな情報(すべてを読んだわけではないし、偏った情報であったり玉石混交の情報だったのでしょうが)を読みましたが、私の頭脳では正確に理解できなかったのと「大丈夫なのではないか」と「もし万が一のことがあったらどうしよう」という気持ちがせめぎ合った結果引っ越して様子を見ようという結論に達したのです。
福島に住み続けても大丈夫かもしれないけれど、引っ越し先でも幸せに暮らしていければ結果オーライだからそうなるよう努力しよう、と覚悟して引っ越しました。
でも、結果は惨敗でした。子供は不適応で無気力になりました。子供がそんな状態では、福島を離れた意味がありません。そういうリスクも言われているのは分かっていましたが、なんとかクリアできると期待をしていましたが現実は厳しいものでした。
私も無気力になり、何も楽しいと思えなくなりました。
じゃあ、すぐ福島に戻ればいいとお思いでしょうが、そう簡単ではありません。いろいろあるのです、一度移動してしまうと。
実際子供も「戻ってももう元には戻らない、自分の人生ははもう終わり」とまで言っています。
いろいろ不安になる情報もある中、福島に住み続け、子供の環境を変えない努力をされているかたは賢明です。
それに引き替え、早まって子どもの人生をめちゃくちゃにした私は愚かです。
でも、時は戻りません。
この償いをどうすればいいのか、償えるものではないけれど子供のために考え実行していかねばならないのです。
原発にほど近い場所でも住んで大丈夫なのでしょうか。そうならば、原発はこれからも存続していってよいものになるのでしょうか。使用済み燃料も処分に神経質にならなくて良いのですか。今回の事故でさまざまなところが大騒ぎになって放射線値を測ったりした苦労はいらなかったのですか。
食べ物も何の心配もいらないということですか。
この事故からは何を得ればよいのか、わからなくなってきました。
今までの大騒ぎ、少なからず振り回された人たちはピエロだったのでしょうか。
ひまわり先生に問いかけていらっしゃると思いましたが、お邪魔虫失礼します。
>早まって子どもの人生をめちゃくちゃにした私は愚かです。
sumireさんが愚かだなんて。
私は全くそうは思いません。
だってお子さんを守りたかったからじゃないですか。
読んでいて涙が出てきました。
どうかご自分を責めないでください。
>この償いをどうすればいいのか
何か取り返しのつかないことをなさったとも思えません。
最後の
「原発についてどう考えて言ったらよいのか」
私はこの部分を別立てで考えています。
よくこちらにコメントを寄せてくださいましたね(って私が言うことではありませんが)。
生きていて取り返しのつかないことは
そんなにないと思います。
sumireさんやお子さんの今辛いと感じていらっしゃる状況は
取り返しのつかないことではありません。
なにかお手伝いできることはありますか。
沖縄、わたしはまだ行ったことがありません。
いつか、行ってみたいです。
レンタカー借りて、島内を巡ってみたい。(*^_^*)
>マスカットさん
初コメント、ありがとうございました。
わたしも、皆さまのコメントからいつも勇気と気力をいただいてます。
これからもどうぞよろしくです♪
>なおみさん
やさしいコメントを、ありがとうございました。
わたしも、おなじ思いです。
頑張ってこられたのですね。
その日々は、決して無駄じゃないですよ。
間違ってなど、いませんよ。
時は戻らないけど、
新しい時が、これからも積み重なっていくんです。
ね、とりあえず、明日だけでも、楽しい気持ちで、過ごしてみませんか?
大きな声で笑えなくたって、いいんです。
ちいさな、楽しいこと、おもしろいことを探して、いちにちを過ごしてみませんか?
もし、それができたら、また次の日も、さがしてみませんか?
sumireさん。切なくて、どうしても何か言いたくて。
何事も一つ一つ、一気に片付けようとは思わないでいいのではないでしょうか。ひまわり先生もおっしゃるように、これからも積み重なっていくのだと思います。
まずひとつ。
ほら笑ってみましょう。無理にでも。
お子さんに一言。大丈夫、まだまだ時はある、と微笑んでみましょう。
償いではなく、一歩づつ、歩むことを考えていいと思います。まだまだ途中ですよ。
人は誰も、それこそ幸せであっても、元に戻ることはできません。進むのみです。
元へ戻ると思うことがつらいのであれば、それこそ1年ほど前に思ったように、新しく進むことをまた始めればいいのだと思います。
辛ければ、誰かにお話しするだけでも荷が軽くなりますよ。
今までのことは今までのこと、もう元には戻せません。ひたすら今を生きてみましょうよ。
惨敗って、 認めるとは勇気のある方だと思います。 自分で一生懸命考えて、 行動して。 本当にいままでいろいろ大変でしたね。
まずは、 自分をほめてあげて。 やるだけのこととはやったと、 自分のことを認めてあげて。
福島に残った私たちも、 福島を去った方々も人生はまだまだ長いのです。 いいときも、 うまくいかない時も、 これからまだまだありますよ。
今すぐ福島に戻れないかもしれませんが、 戻れる時もあるかもしれない。 お友達だってまだ福島に大勢いらっしゃるでしょうから、 みんなに会いにくればいいでしょう。
自分を責めずに、 前を向きましょう。
うまく言えませんが、 少し休んでまた歩きましょう。
家内のブログを読んで下さりありがとうございます。
最近、めっきりテレビ、ネットで福島の放射能問題に対する、健康被害についての報道が少なくなってきています。これは忘れさられたのではなく、福島県立医大産婦人科を中心とし、福島県内のお産をやっているほとんど全ての施設からのデータ発表で、原発事故前と事故後では、自然流産率や胎児死亡率、また先天的障害の発生率に全く変化がなかった、つまり放射能の影響はほぼ否定的であることや、原発事故後に産まれたお子さん、そして小児科サイドから現時点では、放射能による影響は、将来的にもほぼ問題にならないだろうとするデータが次々と発表されているからです。それまで盛んに「福島は危ない」と声高に叫んでいた似非学者さん達も、我々が提示した「真」のデータには反論できないのです。もちろんこれからも福島県民の健康調査やお子さん達の発育過程を綿密にフォローする必要性があることは言うまでもありません。
さて、話は変わりますが、sumireさんの投稿を読ませて頂き、とても考えさせられました。
sumireさんの行動は、お子さんの将来を考えての苦渋の選択だったということは、容易に想像できます。しかし避難先での生活が、自分の考えていた予想とは違った状態になってしまったということだろうと思います。
人間の思考と他の動物との思考能力の決定的な違いは、人間はそれまでの経験や言動、そして今の状況を考え「理論的」に未来を予測できることです。私は、今、お産が入っており、どう進めれよいのか、今晩、胎児心音が悪くなったらどうするか、明日、どのように対応するかなど、様々なことを考えています。しかし今、私の脇で2代目コロ(黒柴)がスヤスヤ寝ていますが、明日のことは考えていないでしょう。
人間は「夢を持つ」ということができますが、逆の意味からすると「夢→ストレス」になってしまいます。
sumireさん、先ず、今、現在、今日のことだけを考えましょう。明日のことは明日考えましょう。食事をする時もご飯の味だけのことを考えましょう。「無心」になる時間を作って下さい。
状況は全く違いますが、私も「無心」になる時間があります。それは手術をやっている時です。ただ、手術に入る前は、あそこがトラブったらどうするとか、色々考え、シュミレーションして手術に臨みますが、実は恐怖心との戦いなのです。
私は若い頃、ビッグバンドでトランペットをやっていたのですが、あこがれのトランペッターがいました。超高音で朗朗とメロディを奏でる方で(もう亡くなりましたが)、私もかなり練習しやってみましたが、こんな音を長時間吹き続けるのは日本人では無理!!。この方のお弟子さんもたくさんいますが、未だにこのトランペッターのような迫力ある超高音をだせる人はいません。
うるさい!!と思われるかもしれませんが、私は難しい手術の前に聴いて、「自分はできる!!」と暗示をかけ、手術に入ります。
曲目はご存じ「ロッキーのテーマ」。
「エイドリアン!!」です(知っているかな?)。景気づけに聴いてみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=zHd3vzyM1fw&feature=related
(上手く見れない方はコピペして下さい)。
「一度移動してしまうといろいろある」とのこと具体的には想像つかないけれど。
ふるさとって母みたいなものです。
なんでも受け入れてくれる存在だと思いますよ。
帰って来ていいと思いますよ。
時間を経れば、全てを包み込んでくれると思う。
それがふるさとだと思います