燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

減塩・野菜・果物を中心に 2

2016-01-30 | 養生訓
             味噌汁は、具を多くして、塩分を少なくするとよいでしょう。    漬物は少量のみ添えるとよいでしょう。    結果として、塩分摂取が低く抑えられた食事となります。    沖縄の長寿食でのこのような低塩分食が、高血圧、脳出血、胃がんなどが少ない理由といわれています。    また、年中温暖な沖縄では . . . 本文を読む
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医療従事者向けのワークショップのお知らせです

2016-01-28 | お知らせ
【TGH Workshop】第1回TGH Workshop(講師:ジェームズ・トーマス先生)を開催します。   実践的な医療英語に興味がある医療人のために!   第1回 TGH Workshopは、慶應大学 医学教育統括センターのジェームズ・トーマス先生をお招きし「英語しか話せない患者さんのために」英語での対応を学ぶ参加型ワークショップです。 ※ワークショップはすべて . . . 本文を読む
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減塩・野菜・果物を中心に

2016-01-26 | 養生訓
            世界の長寿地域に共通するのは食事内容が「優良」であるということです。    たとえば、沖縄の長寿集団では食事を「医」とみなして「医食同源」と呼び、健康的な食事内容に対して高い意識を持っています。    また、その食事は、多くの栄養学者が提唱する優良食事の条件のほとんどを満たしています。    長寿集団は多種多様な野菜を摂取し、大 . . . 本文を読む
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ポリフェノールは自然の食材で

2016-01-24 | 養生訓
             ココアや赤ワインに高濃度に含まれているポリフェノールという抗酸化物質には、酸化ストレスを抑える効果があります。    しかし、その効果を期待するためには、自然な形で摂る必要があります。    サプリメントとして摂ると効果が無いけれども、ココアを飲んだり、ダーク・チョコレートを食べたり、赤ワインを飲んだりして、食品として摂 . . . 本文を読む
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長寿食はスローフード

2016-01-22 | 養生訓
            長寿者の食生活の研究でさまざまな特徴がわかってきました。    長寿食の特徴はまず、塩分が少ないこと、緑黄色野菜、豆腐、昆布などの健康食材が多いことです。    そして、肉類の調理方法は、脂質を抜いた「ゆでこぼし」が主流のスローフードであることです。    時間をかけて調理する過程には、余分な脂肪や塩分を除去する作用が . . . 本文を読む
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高カロリー・高脂肪、過剰な砂糖、塩分の多いメニューは控えめに

2016-01-20 | 養生訓
            野菜、果物、全粒粉パン、低脂肪の乳製品、魚介類を主体とした食事にしましょう。    脂肪は、オリーブ油など、飽和脂肪酸が少なく、不飽和脂肪酸が多いものから選びます。    肉類を豆腐や豆類に置き換えることもよいでしょう。    肉類は脂の少ないものにし、皮があれば取り除きます。    カロリー・塩分の多い . . . 本文を読む
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食事はゆっくりとる

2016-01-18 | 養生訓
            早く食べると消化するための十分な時間がなくなり、満腹感を得ることができないうちに量をたくさん食べてしまいます。    食事はよく噛んでゆっくり味わって食べましょう。    そうすれば少ない量で満足感が得られ、結果的に肥満になりにくくなります。    また、食事中はテレビなど見ないように心がけましょう。    テレビ . . . 本文を読む
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過度のダイエットは避けましょう

2016-01-16 | 養生訓
            理想体重の85%以下になるほどのダイエット、急激な体重減少を伴うダイエットは筋肉と骨をもろくします。    とくに若い女性の過度のダイエットは問題です。    若いころから骨密度が低く、骨がスカスカになってしまっては、高齢になってからとてももちません。    日本は「骨折大国」となってしまいます。     . . . 本文を読む
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カルシウムとビタミンDを食品から摂取する

2016-01-14 | 養生訓
            カルシウムは骨をつくる重要な栄養素でもあります。    発育期の子供では、毎日の食事で摂取すべきカルシウムの量は500~900mgです。    カルシウムの豊富な食品、たとえば、牛乳や乳製品、大豆製品、魚介類などから摂取するようにしましょう。    骨にカルシウムが定着する際に必要なのがビタミンDです。    魚、 . . . 本文を読む
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カルシウム・パラドックス(逆説)

2016-01-12 | 養生訓
            動脈硬化を起こした高齢者の動脈を調べると、異常なカルシウム蓄積が認められます。    不思議に聞こえるかもしれませんが、これはカルシウムの摂取不足から起きることもあります。    カルシウムが不足すると、副甲状腺ホルモンというホルモンが過剰に分泌されます。    すると、骨からカルシウムが溶け出して、結果としてそのカル . . . 本文を読む
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