燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

脳血管障害の鑑別診断ではミミックに注意

2019-04-19 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     脳血管障害のミミックとは、症候が似ているものの、脳血管障害とは異なる病気群のことです。     下記に羅列しました。 低血糖:  特に糖尿病治療中の患者では意識障害がなくても疑うこと けいれん後の一過性の片麻痺(トッド麻痺) 頭蓋内占居性病変:  脳 . . . 本文を読む
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脳幹部出血と小脳出血、くも膜下出血

2019-04-18 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     今回は、脳幹部出血と小脳出血、そして、くも膜下出血についてまとめました。   脳幹部出血: ① 40~50歳代の高血圧症未治療者に多い ② 突然起こる頭痛、悪心、嘔吐、めまい、意識障害 ③ 橋出血では四肢麻痺、縮瞳、眼球の下方動揺が特徴的 ④ CT:  脳幹部に高吸収域 . . . 本文を読む
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被核・視床出血と皮質下出血

2019-04-17 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。     今回は、脳内出血の半数以上を占める被核・視床出血、脳内出血の10~20%をなす皮質下出血の二つについてまとめてみました。 被核・視床出血 ① 高血圧症が最大のリスクファクター ② 活動時に突然発症 ③ 片麻痺、失語症、意識障害などの神経脱落症状が短時間で完成 ④ CT:  被核あるいは視 . . . 本文を読む
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心原性脳塞栓症と一過性脳虚血発作

2019-04-16 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。     今回は心原性脳塞栓症と一過性脳虚血発作についてまとめてみました。     心原性脳塞栓症   ① 心臓内で形成された血栓が脳血管を閉塞 ② 発症様式:  突然発症、直ちに症状が完成(突発完成型) ③ 塞栓源として心疾患が存在:  弁膜症、心房細動、心筋症、心筋 . . . 本文を読む
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脳血管障害の特徴:その一

2019-04-15 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     今回から脳血管障害を細かくみてみましょう。     まず、アテローム血栓症とラクナ梗塞についてです。 アテローム血栓症 ① 頭蓋内外の主幹動脈のアテローム硬化が原因 ② 一過性脳虚血発作の既往を有することあり ③ 発症形式:急性だが突発ではない程度の緩徐発症、段階状進行 ④ . . . 本文を読む
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脳血管障害を疑うときの初期対応

2019-04-12 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     画像診断の著しい進歩により急性期脳血管障害の診断は比較的容易になりました。     しかし、すべての病院で緊急のMRIが施行できるとは限らず、画像診断に100%依存することはできません。     超早期(3~6時間以内)に脳梗塞の診断を確定することが大切です。 &nb . . . 本文を読む
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パーキンソン症候群の鑑別診断

2019-04-11 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     パーキンソン症候群では原因の鑑別が大切です。     今回は主な原因についてみていきましょう。 ① 薬剤性パーキンソニズム:   向精神薬(フェノチアジン、ブチロフェノン、スルピリド)、鎮吐剤(メトクロプラミド、ドンペリドン)、降圧剤(メチルドパ、レセルピン)の使用 . . . 本文を読む
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パーキンソン病

2019-04-10 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。 今回はパーキンソン病です。 映画レナードの朝でのロバートデニーロの患者演技はすごかったですね。 パーキンソン病の症状だけでなく、患者医師関係についても学ぶことができる映画ですので、医学生のみなさんにはぜひオススメします。 では、みてみましょう。 パーキンソン病は、中年以降に発症することが多く、徐々に進行 . . . 本文を読む
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しびれの分布による病変部位の鑑別

2019-04-09 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。     今回は分布からみたしびれの部位診断をまとめました。 ・顔面を含めた半身の感覚障害:  大脳病変を疑う。 視床病変では半身の不快なジリジリ感や激しい疼痛(視床症候群)、一側の口周囲と手の感覚異常(手口症候群)。 ・交代性感覚障害:   脳幹部病変を疑う。 病 . . . 本文を読む
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しびれ

2019-04-08 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。     今回はしびれについてです。 しびれは日常診療で最も頻度の高い主訴の一つ。 患者の訴えるしびれの内容は多彩で、必ずしも感覚障害を意味しないことに注意。 的確な診断を行うためにはしびれの内容を正確に把握することが重要。 ① しびれの内容の把握 感覚障害かどうか:  関節痛、運動麻痺、 . . . 本文を読む
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