みなさん、こんにちは。
発生率incidenceとは、ある一定期間に起こるイベント数のこと。
例えば、「ある地域の中で、疾患Xの新しい症例が毎年10例あったとする」発生率は、また人口あたり(分母)ということを含むこともある。
例として、毎年人口1,000人あたり新しい症例が0.1人。
有病率prevalenceとは、ある時点に . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医師は、患者と一緒に時間を過ごしていくうちに、検査結果が異常値を示していても、患者がよくなっていることに気づいた。
なかには、あるパターンを習得しうる医師もいた。
そのパターンとは、診断的な意味からはどんな時でも役立つ訳ではないが、経験則になりそうなパターン . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
難しい内容が続いたので、一息いれましょう。
沖縄本島北部、宜野座村の風景です。
晴れてますね。
のどかです。
東海岸なので逆光です。
太平洋です。
いいですね。
以上、お気に入りから、宜野座村の風景でした。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
コンプライアンスのは、もともと、圧の単位変化当たりの容量の変化(dV/dP)─(言い換えると)その構造物がどれくらい変形しやすいかの指標だ。
しかし、医療用語として用いられたこともある。
患者が医師の望むように行うこと、を示す用語だ。
以前は、コンプライアンスが低い患者を問題ケースとして、その原因を特定 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医学生は、ヒポクラテス的な前提、すなわち医師の使命は個々の患者に奉仕することを忘れてはならない、とサパイラ先生は述べている。
医師の目的は、患者をコード化された疾病カテゴリーに分類することでも、生活の質で調整した生きる価値を計算することでも、「資源リソース」の公的な備蓄の配分を決定することでも、役所で決められた社会的な . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
現代の倫理的考え方の起源は、1948年のジュネーブ宣言にさかのぼる。
ヒポクラテスの伝統では、変えることができない宇宙の法則に基づいていた。
医師は、それぞれ個人の患者と立法者に対して責任を負っていた。
新しい倫理は、人が自らの意思で作った法に基づいており、個人のニーズとゴールは社会に従属する。
&n . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ヒポクラテスの誓いは、基となる伝統的な医学的倫理の前提を示す。
誓いには、以下のような内容が含まれている。
・医神アポロン、アスクレピオス、ヒギエイア、パナケイア、およびすべての神々よ。
私自身の能力と判断に従って、この誓約を守ることを誓う。
・この医術を教えてくれた師をわが親のように敬い、わが財産を分け与えて、必要 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医学書を出すとき、医師が負うべき個人的な責任を思い知ることがある。
責任はその性質上、個人に帰すべきだ。
ある観察者が行った所見(常にある特定の個人の観察者による)は、署名されるべきと言える。
個人は誤りをおかすかもしれないし、時にはごまかすことだってあるからだ。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医学の世界では普遍的な真理というのは、そう多くはない。
診察の本の中で、一人称で語っているのは、その記載内容には限界があり、普遍的ではなく、不確かで、条件制限があるということの表明だ。
これはうぬぼれではない。
むしろ正反対である。
&n . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
有用性の根拠、すなわちエビデンス、を訊ねるのは大切だ。
それはCOPD患者が自分の治療のためにしがみついている13種類もの売薬の呪縛から抜け出すためには必要な試練のようなものだ。
これらの治療(茶、過飽和硫黄化カリウム溶液、エフェドリンなど)にはそれぞれに理由がある。
これらの売薬のいずれも現在ではCO . . . 本文を読む