燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

肝硬変による腹水

2019-01-18 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     今回は肝硬変の重要な合併症である腹水についてです。 肝硬変は慢性肝疾患の終末像。 無症状の代償期から、黄疸、腹水、脳症などを有する非代償期まで多彩な病像をもつ。 原因は多岐にわたるが、多くはウイルス性もしくはアルコール性である。 若年者では、Wilson病などの先天性疾患、 . . . 本文を読む
コメント

急性ウイルス肝炎の診断

2019-01-17 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。     今回は急性ウィルス肝炎の診断についてみていきましょう。   診断 ① A型肝炎:  IgM型HA抗体陽性 ② B型肝炎:  IgM型HBc抗体陽性、HBs抗原陽性、キャリアが他の肝炎を併発することもあるので、HBs抗原のみでは誤ることがある。 また、キャリ . . . 本文を読む
コメント

急性ウイルス性肝炎

2019-01-16 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。 今回は急性ウイルス性肝炎についてです。 臨床的特徴は、黄疸、褐色尿、倦怠感、食思不振などですね。 ① A型肝炎:  先行するかぜ様症状を伴うことが多く、他の急性肝炎に比べ、臨床症状は重篤な傾向にある。 糞口感染であり、国内でも散発的な感染はある。 他のウイルス感染症と同様に年長となるほど症状が強くなる傾向 . . . 本文を読む
コメント

特別な胆管炎

2019-01-11 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。     今回は特別な胆管炎についてみてみましょう。   原発性胆汁性胆管炎 中年女性に好発し、皮膚掻痒感、全身倦怠感で発症しその後徐々に黄疸が現れる原因不明の疾患。 自己免疫機序が考えられている。 検査所見で注目すべきはALP、IgM、胆汁酸の上昇と抗ミトコンドリア抗体(AMA) . . . 本文を読む
コメント

薬剤性肝障害

2019-01-10 | 勉強会
皆さん、こんにちは。   薬剤による肝障害は多いですね。 肝は薬物代謝の中心的役割をになう臓器ですが、その過程で薬物自体もしくは中間代謝物により障害を受けることがあります。 障害機序は ① 一定量以上に暴露すればだれでも障害を生じる中毒性   ② 感受性のある少数の個体のみに生じる過敏性に大別されます。 日常診療上多いのは後者の . . . 本文を読む
コメント

アルコール性肝炎について

2019-01-04 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     アルコール性肝炎は飲酒量の増加を契機として発症します。 発熱、腹痛、黄疸、肝腫大などを呈します。 検査所見では白血球増多(左方移動)、ビリルビン上昇、AST優位のトランスアミナーゼの上昇などを示します。 組織所見では、肝への多核白血球の浸潤と肝細胞の風船化腫大を示します。 . . . 本文を読む
コメント

胆のう癌と胆管癌

2018-12-28 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     今回は胆道系の癌についてです。 胆のう癌や胆管癌に対する根治治療の原則は手術です。 いかに早期診断を行い、根治手術にむすびつけていくことです。 早期胆のう癌には特有な症状がなく、いまのところ腫瘍マーカーや血液生化学検査も役立ちません。 胆管癌では、生化学検査でALPの上 . . . 本文を読む
コメント

急性胆管炎について

2018-12-27 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     胆管炎は胆汁流出障害に伴う胆管の炎症。     原因としては胆管結石が最も多く、次いで良性胆管狭窄や腫瘍も原因となります。 急性胆管炎は重症化すると死亡率が高くなるので胆道減圧のタイミングを逃さないようにすることが大切です。 高齢者では典型的症候を欠く場合があり、高齢 . . . 本文を読む
コメント

クローン病

2018-12-26 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     今回はクローン病についてです。 主として若年者にみられ、線維化や潰瘍形成を伴う原因不明の肉芽腫性炎症病変です。 消化管のどの部位にでも起こりうるが回腸末端に好発します。 性比は若干男性が多いです。 発症時年齢のピークは10歳代後半にあり、20歳代を加えると3/4を占めます。 . . . 本文を読む
コメント

潰瘍性大腸炎

2018-12-25 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     今回は炎症性腸疾患IBDのうちUC、すなわち潰瘍性大腸炎についてみてみましょう。 定義と疫学 大腸の粘膜を侵し、しばしばびらんや潰瘍を形成する原因不明の非特異性炎症をきたすもの。 性比は1対1。 発病年齢は20歳代にピークがありますが、50歳以降でも認めます。 分類 . . . 本文を読む
コメント