みなさん、こんにちは。
答え:クエチアピン(セロトニン・ドーパミン拮抗作用を有する非定型抗精神病薬)
その後の経過:
患者本人と面談し、説明の上での同意を得て、外来ベースでクエチアピンを脱処方した。
最初の2週間は隔日投与とし、 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
80才代男性
併存症:高血圧、脂質異常症、COPD、狭心症
紹介理由:今後の良質なケアのための脱処方(De-prescribing)
病歴:高血圧、脂質異常症、COPD、狭心症にて通院中。
既往に十二指腸潰瘍あり。
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みなさん、こんにちは。
上で挙げた教育目的の本にはマンガも付いているらしい。
若い人に受けるはずだ。
もっとも、全編マンガの医学書も多数出てきているが、最近は人間ドラマも描いて読者に感動を与えながら勉強をさせるというものもでている。
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みなさん、こんにちは。
総合診療医はいったいどのような勉強をしているのだろう。
人気のテレビ番組で「ドクターG」というのがあった。
総合診療医がスタジオで研修医を相手に診断の仕方を教えるところを公開している番組だ。
賛否両論はあるけれどNHKにしては視聴率の高い人 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
次は血圧、脈拍、呼吸、体温などのバイタルサインの評価。
生命徴候とも訳されるこのサインは重要だ。
図:バイタルサイン
総合診療医は丁寧に全身の診察をやってくれたらしい。
視診、打診、触診、聴診、など . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
総合診療医はあらゆる症状の患者さんの診療を担当するという。
では、プライマリケアやかかりつけ医という感じかな、と思ったら、どうもそれだけではないようだ。
あらゆる診療科で診断がつかないケースも診て診断する科でもあるらしい。
A子はさっそく、原因不明の難聴で困ってい . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
市中研修病院の医学図書室に勤務しているA子は、よく病気のことで知人から相談を受けるようになった。
相談を持ち掛ける知人は、親友や親戚、隣近所の人々などだ。
医学図書館に勤務しているから最新の医学情報に精通しているだろう、というのが、A子への相談理由。
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みなさん、こんにちは。
無症状の人における甲状腺エコー検査では小結節を認めることがあるが、通常は臨床的に重要な病態とはならないので、甲状腺エコーによるマス・スクリーニングは勧められない。
同様に、頸動脈エコーも無症状の人には勧められない。
慢性の心臓 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
肺がんのスクリーニングとしての単純X線検査に肺がん死亡低下のエビデンスはない。
一方で、ルーチンに撮影した単純写真において肺がん所見を見落としたために紛争となるケースが散見されている。
呼吸器内科以外の診療科で撮影した単純 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
洞性頻脈は原因により重篤な疾患が隠れていることがある。
心房細動で頻脈の場合の脈拍数測定では、末梢の動脈で脈拍が欠損することがあるので、聴診やモニター等でかならず心拍数を確認する。
四肢誘導と胸部誘導V6で低電位の場合(QRS . . . 本文を読む