みなさん、こんにちは。
今回は腎疾患のフィジカルですね。
では。
眼底をみること。
出血、浸出性病変、血管の状態などをみる。
SLEで細胞様小体がみられることがある。
口腔内も必ず観察する。
SLEでは口腔内潰瘍ができることがある。
長期にステロイド投与されている患者では口腔内カンジダや口腔内ヘルペスが起こることがある。
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みなさん、こんにちは。
血液疾患でもさまざまな所見がありますね。
診察はきちんと行いましょう。
胸部
・胸骨圧痛(叩打痛)(sternal tenderness)または肋骨部圧痛。
白血病では広い範囲に、骨髄腫や癌の骨転移では局所にみられやすい。
脾臓
・正常脾はほとん . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回は、血液疾患のフィジカル診断ですね。
では、見てみましょう。
眼
黄染は眼球結膜
貧血ないし多血症は眼瞼結膜
眼底
網膜出血(血小板減少)
静脈怒張・蛇行(多血症)
ソーセージ様静脈怒張(マクログロブリン血症)
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みなさん、こんにちは。
フィジカルでは、全身について丁寧な診察をしますが、血液疾患患者については、特に皮膚、眼、口腔、リンパ節、骨格、脾および肝に注意をそそぐ必要があります。
今回は皮膚についてみてみましょう。
色調の変化:
蒼白(貧血)、紅潮(多血症)、チアノーゼ(メトヘモグロビ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回は起立と歩行です。
大切な機能ですので、よく観察しましょう。
① パーキンソン病:
四肢は屈曲し前傾姿勢にて小股で歩く。
歩行開始困難や突進現象がみられる。
② 片麻痺:
麻痺側の足は伸展し、弧を描くように前に出して歩く(片麻痺歩行)。
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みなさん、こんにちは。
今回は反射です。
① 深部腱反射
錐体路病変で亢進、末梢性病変で低下~消失。
左右を比較しながら検査を行うことが重要。
末梢性とは、下位運動ニューロン、末梢神経、神経根、神経筋接合部、筋肉、など。
② 表在反射
角膜反射: 角膜を刺激して瞬目反応の有無をみる。
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みなさん、こんにちは。
今回は感覚機能です。
病変部位による感覚障害の基本パターンを医学イラストで確認しましょう。
① ロンベルグ検査:
末梢神経、脊髄後索の障害により位置覚が障害されると陽性となる。
② 解離性感覚障害:
脊髄空洞症でみられ温痛覚 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
今回は小脳です。
小さい脳ですが大切ですね。
① 企図振戦:
指鼻試験の時にみられる不規則な振戦でターゲットに近くにつれ振幅増大。
② ジスメトリー:
指鼻試験を行わせると指が鼻を通りすぎた場所に行く(ハイパーメトリー) . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
不随意運動、続きです。
ミオクローヌス:
不規則に起こる電撃様の筋の収縮(ぴくつき)。
クロイツフェルト・ヤコブ病や代謝性脳症でみられる。
心肺停止後の低酸素脳症の回復時には活動時ミオクローヌスが起こる(ランス・アダムス症候群)。
アテトーゼ: &nbs . . . 本文を読む
皆さん、こんにちは。
今回は不随意運動について見てみましょう。
① 振戦:規則正しい交互運動
・安静時振戦: 4~6Hzの振戦、パーキンソン病では膝の上に静置した手に出現
・姿勢時振戦: 一定の姿勢をとったとき(前に突き出して広げた手)に出現、周波数は7~10Hz。甲状腺機能亢進症、本態性振戦
・企図振戦 . . . 本文を読む