みなさん、こんにちは。
緑内障患者に抗コリン薬を投与すると眼圧上昇をきたし、視力障害をきたすおそれがある。
高血圧がある高齢者にマジンドールを投与すると、交感神経刺激作用によって血圧上昇をきたすことがある。
虚血性心疾患の既往のある患者に、トリプタン系の片頭痛薬を投与すると、冠 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
糖尿病高齢者に対するクエチアピン投与は高血糖をきたすリスクが高い。
オランザピンは肥満を増悪させる。
低Na血症患者では、SSRIの使用はSIADHのリスクがあるので、低Na血症を増悪させることがある。
認知症における抗コリン薬やベンゾジア . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
高齢者において特定の疾患や病態において使用を避けることが望ましい薬剤リスト(表)がある。
表
次回から解説致します。
医療者のための 成功するメンタリングガイド
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みなさん、こんにちは。
性ホルモンであるテストステロンとエストロゲンはそれぞれ前立腺がんと乳がん・子宮体がんのリスクを高めるので高齢者での使用は避けたい。
高用量の鉄剤は、消化管副作用のリスクが高く、吸収量の限界があるので、鉄欠乏の治療への追加効果は少ない。
低用量がベター。
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みなさん、こんにちは。
ベータ遮断薬のプロプラノロールは古典的な薬であるが、ベータ選択性に乏しく、高齢者では副作用が出やすい。
シメチジンなどのH2ブロッカーは、高齢者や腎機能障害患者において、中枢神経系副作用のリスクが高くなるので、短期使用に留める。
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みなさん、こんにちは。
レセルピン、メチルドパ、クロニジンは、心血管イベント抑制のエビデンスに乏しい。
高齢者ではさまざまな副作用が問題となるので使用を避ける。
ドキサゾシンやプラゾシンなどのα遮断薬は、高齢者で起立性低血圧による失神や転倒などのリスクが高く . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
胃腸鎮痙薬は最近ほとんど使用されなくなった薬であり、ほぼ市場から撤退したものとみてよいであろう。
ジギタリス製剤はとくに高用量(ジゴキシンで0.25 mg以上)で中毒症状を起こしやすい。
ベスナリノンのアウトカム改善のエビデン . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
ペンタゾシンは中枢神経系副作用のリスクが大きく、依存症となる可能性も高いので長期使用は避ける。
アンフェタミンは覚醒剤であり、違法薬物となっている。
依存性と交感神経刺激症状が強い。
MAO阻害薬も中枢神経系刺激作用が強い。
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みなさん、こんにちは。
日本版Beers基準を元に解説する。
ベンゾジアゼピン系薬は、転倒、過鎮静、せん妄、認知症のリスクを増加させる。
依存症も問題となる。
とくに、超長時間作用型と長時間作用型の副作用のリスクが大きい。
短時間作用型であっても . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
2008年に米国人医師ビアーズと共同で国立保健医療科学院の今井氏らが公開したもの。
専門家のコンセンサスによって不適切な薬剤を選定した。
具体的には、デルファイ法(相互に出した意見を参照してから再び意見をするという手法)で . . . 本文を読む