みなさん、こんにちは。
体液量の評価法についてのSelf-assessment testをみてみる。
Question: 頸静脈圧(jugular venous pressure:JVP)について正しいのはどれか。1つ選べ。
① 静脈圧が胸骨角の上方8~9cmが正常上限である。
② &n . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Sapira先生の理論に、ショパンの法則(Rule of Chopin)がある。
一般の人がショパンのレベルまでのピアノ演奏をすることは無理だが、だからといって、ショパンの曲はだれにも演奏できないということはない。
事実、ショパンの曲を演奏することができる人は多数いる。
つまり、身体診察法は医師個人の能 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
容量過多や心不全のサインを見逃さないようにする。
JVP上昇以外にも、肝内頸静脈逆流hepatojugular reflux、3音の存在などは重要。
肺の聴診により、肺水腫の存在が見つかることもある。
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みなさん、こんにちは。
1) 患者をリラックスさせ、胸鎖乳突筋の緊張を解く。軽く頭を持ち上げ枕を挟む。
2) ベッドの角度を調節する。診察する側の反対に少し顔を向かせる。
3) 接線方向にペンライトで光を当て、内頸静脈拍動(皮膚の動揺)を見つける。
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みなさん、こんにちは。
JVPと拍動の評価を始めるときには、病歴より患者の循環血液量を推定し、ベッドや診察台の角度(上半身の傾き)はどれくらいが適当かを考える。
循環血液量がほぼ正常と思われる患者JVPをみるときには、まず患者が30度の半座位になるようにベッドの角度を上げ、皮膚表面に伝播される頸静脈拍動を見つける。
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みなさん、こんにちは。
内頸静脈が動揺(拍動)する頂上点か、必要なら外頸静脈が虚脱するようにみえる位置の頂上点をまず見つける。
JVPは通常、胸骨角からの垂直距離で計測される。
胸骨角は胸骨柄と胸骨体との結合部の骨性隆起で、第2肋骨が接合している。
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みなさん、こんにちは。
静脈圧は動脈圧よりはるかに低い。
静脈圧を決定する因子には、血液量と右心系の容量、左心室収縮能がある。
血液量が減少すると静脈圧は減少する。
逆に、過剰な輸液などにより循環血液量が増加すると静脈圧は上昇する。
内頸静脈の拍動の高さ、すなわち頸静脈圧 JVP は静脈圧を反映する。
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みなさん、こんにちは。
高齢者における脱水の評価は難しい。
「口腔粘膜の乾燥」や、「皮膚のツルゴールの低下」は、脱水のない高齢者でも認められることがあり、単独では評価しにくい。
腋窩の湿潤具合 axillary sweat をみるのは得意度が高くてよ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
「血管内低容量 hypovolemia を伴う浮腫」か?
「血管内過剰容量 hypervolemia を伴う浮腫」か?
の評価には、pit recovery time の評価が有用である。
浮腫をきたしている部分を pit させ、pitti . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
「浮腫」は間質における過剰な体液の蓄積により腫脹として現れる。
浮腫は体位による影響を受けることが多く、重力の方向で低い場所に生じる。
座位では足や下腿に、寝たきりで仙骨部に現れる。
浮腫は通常、4~5リットル以上の過剰な体液が蓄積しない限り顕著とはならない。
細胞外液 . . . 本文を読む