燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

トルソー(トゥルソー)徴候はどちらの手?

2018-01-31 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     2/11と2/12に21世紀適々斎塾の沖縄セミナーが開催されます。 https://www.tekitekisai.jp/unclass/201709281027.html 参加申し込み、絶賛受付中!です。 それでは本題です。         トルソーは19世紀のフランスの医師です。     . . . 本文を読む
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クボステック試験が陽性となる疾患

2018-01-30 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     ミシガン大学とのジョイントプログラムからのアナウンスです。   群星沖縄関連病院の医師であれば、ミシガン大学総合内科ホスピタリスト部門の短期研修に行くことができます。   期間は数週間。   研修助成金もありますので、希望者は徳田までご連絡を!         では、本題です。       この試験が陽性となる疾患は低カ . . . 本文を読む
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クボステック試験

2018-01-29 | 勉強会
  みなさま、こんにちは。 19世紀にウイーンの医師Chvostekにより初めて示された所見です。 耳介の前面下部にある顔面神経の走行部位を打腱器で軽く叩きます。   筋肉の過敏性亢進による表情筋収縮を見れば陽性です。   これは反射ではないのでクボステック反射とは呼ばないようにしましょう。 図で示すように、C領域(クボステック点)とS領域(シュルツ点)、およびサイドバーン領域 . . . 本文を読む
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下腿前面の粘液水腫 pretibial myxedema

2018-01-26 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。   米軍ヘリのトラブルが多発しています。   事故で怪我人が出ないことをお祈りします。 病院であれば、もうすでに、インシデントレポートを出さないといけません。 そして、root cause analysis を行います。 human factorとsystem factorのどちらかを特定します。 米軍はhuman factorと発 . . . 本文を読む
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糖尿病では下腿前面の皮膚病変に注意しましょう

2018-01-24 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 下腿前面の皮膚にはさまざまな所見がみられることがあります。 日常診療で気をつけたい部位ですね。 糖尿病性リポイド類壊死症     ラテン語ではNecrobiosis Lipoidica Diabeticorumといいます。     糖尿病に特徴的な下腿前面の皮膚病変です。     境界線が明瞭な、どす黒い色の . . . 本文を読む
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心臓の拡大

2018-01-23 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 甲状腺機能低下症による粘液水腫では体液貯留傾向となります。     粘液水腫では心嚢液貯留があり心臓が拡大します。     心臓の拡大の評価では最強拍動点の触診は重要です。 最強拍動点が、胸骨中線から水平で10センチ以上外側にシフトしている場合は心臓の拡大があると考えましょう。   心囊液の貯留で、心膜摩擦音が聴 . . . 本文を読む
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巨舌と味覚障害

2018-01-21 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 世界的旅行サイトの人気急上昇ランキングの一位に沖縄の石垣島が選ばれました。 私も1990年代に2年間住んだことがあります。自然と文化が素晴らしい島です。 では、今回は舌についてです。         舌の巨大化を認めた場合にはいくつかの疾患を考慮しましょう。     代表的なものとして、下記のようなものがあります。 . . . 本文を読む
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曇り時々雨の一日

2018-01-20 | 本の紹介、その他
  病歴と身体所見の診断学: 検査なしでここまでわかる (ジェネラリストBOOKS)   医学書院     好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2018」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく解 . . . 本文を読む
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結膜の浮腫 Chemosis

2018-01-19 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。 今回は結膜浮腫についてみてみましょう。 こんな所見です。 http://www.tridanim.com/swollen-eye-allergy-to-cats_image-gallery-swollen-conjunctiva_2.html     では、結膜浮腫の原因をみてみましょう。     多くは下記ですね。   . . . 本文を読む
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顔貌の経時的変化の見抜き方

2018-01-18 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     人の顔貌の変化に気づくのは、毎日会う家族よりも、たまに会う知人が多いように思います。     あの人に久しぶりに会うととても変わっていた、ということはありますね。         両側の眉毛の外側3分の1の脱落をHertoghe徴候ともよびます。     これをみたらまず甲状腺機能低下症を考慮すべきである。     高齢化 . . . 本文を読む
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