みなさん、こんにちは。
舌の巨大化を認めた場合にはいくつかの疾患を考慮する。
代表的なものとして、アミロイドーシス、甲状腺機能低下症、先端巨大症、そしてダウン症候群がある。
亜鉛やナイアシンの欠乏症だけでなく、クッシング症候群や甲状腺機能低下症、偽牲副甲状腺機能低下症などの内分泌疾患では、味覚障害をきたすことがある。
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みなさん、こんにちは。
カイザー・ フライシャー角膜輪はKayserとFleischerによって初めて記述された。
銅が角膜周囲のデスメ膜に沈着し緑色のリングを示す。
未治療のウイルソン病では、肉眼観察でも認められる。
ウイルソン病の治療をしていくとこの角膜輪は消失していく。
ただし、スリ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
角膜を横切るように帯状に白く混濁したものをband keratopathy、すなわち帯状角膜症と呼ぶ。
ひどい場合は結膜にも達する。
高カルシウム血症をきたす病態でよく見られる。
原発性副甲状腺機能亢進症、サルコイドーシス、vitamin D中毒、そしてミルクアルカリ症候群などである。
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みなさん、こんにちは。
結膜の浮腫は英語で、Chemosis と呼ばれている。
原因としてよくあるのが、血管透過性の上昇、静脈圧の上昇、血中アルブミン濃度の低下、内分泌代謝疾患、または眼球周囲の組織における病変である。
血管透過性の上昇をきたすものには、感染症、過敏反応、クインケ浮腫、早期の髄膜炎などがある。
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みなさん、こんにちは。
バセドー病(グレーブス病)では様々な眼球の所見を認めることがある。
眼球突出、眼瞼の腫脹、眼球の血管雑音聴取、等がある。
Graefe 徴候は眼球の動きに眼瞼の動きが遅れること。
Stellwag 徴候は、瞬目が少ない突出した眼球でじっと見つめている様子である。
その他まだまだあるが、詳細については成 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Hertoghe徴候は、両側の眉毛の外側3分の1の脱落である。
これをみたらまず甲状腺機能低下症を考慮すべきだ。
高齢化、ライ病またはタリウム中毒などでも同様な脱落を見ることがある。
一方で、外側3分の1だけでなくすべての眉毛の脱落を見た場合には全身性エリテマトーデスや梅毒を考えるべ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
これは別名シップル(Sipple)症候群だ。
特徴的な顔を呈することがある。
まぶたと唇が肥厚して、逆三角形の形である。
この症候群ではマルファン症候群様の身体特徴を持つこともある。
甲状腺 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
粘液水腫の顔貌は、顔全体がむくみ、黄色を帯っている。
髪は粗く、皮膚は乾燥して粗である。
皮膚が黄色くなるのは高カロチン血症の影響。
ネフローゼ症候群でも見たような黄色いむくんだ顔になる。
これはウロビリンの影響である。
クッシング症候群では満月様 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
びまん性の脱毛は、薬剤性、甲状腺機能低下症、下垂体前葉機能低下性、甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症、全身性エリテマトーデス、重金属中毒、などで見られる。
頭髪が細いときは甲状腺機能亢進症。
新居髪の毛は甲状腺機能低下症の可 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
原発性副腎皮質機能低下症、すなわちアジソン病では、皮膚と粘膜の色素沈着が特徴的である。
手のひらや肘のどす黒い色素沈着や頬の粘膜に青い色を帯びた色素沈着を見ることがある。
これはMSHの構造に似たACTHの影響である。
下垂体性あるいは視床下部性の副腎皮質機能低下症では色素沈着はみられない。
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