燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医徳田安春の最新医学情報集。問診、フィジカル、医療安全、EBM、臨床研究に強くなれます。

甲状腺の触診と聴診・頸部リンパ節腫脹

2017-12-28 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。   今年もいろいろありましたね。   今年最大の出来事は、個人的には沖縄への帰還、地球的には気候変動の影響ですね。         では、甲状腺のフィジカルの続きです。         甲状腺の触診では、びまん性腫大または結節の有無について評価しましょう。     多発性の結節ではプランマー病の可能性も考慮します。     . . . 本文を読む
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甲状腺のフィジカル

2017-12-27 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     内分泌疾患の中で、甲状腺疾患は頻度が高いので大切ですね。         甲状腺腫大が大きいとき、視診ですぐにわかることがあります。     単純性甲状腺腫のことが多いですが。     甲状腺機能亢進症、甲状腺炎、甲状腺機能低下症、などのこともあります。         甲状腺機能亢進症では痩せを認めることがあり、その . . . 本文を読む
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内分泌疾患を疑うときの顔貌のフィジカル

2017-12-26 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。       内分泌疾患は稀ではありません。     しかし慢性的に進行しますので、診断の遅れが目立ちます。     今回から、内分泌疾患を疑うときのフィジカル所見についてみていきましょう。         粘液水腫の顔貌は、顔全体がむくみ、黄色を帯びます。     髪は粗く、皮膚は乾燥して粗となります。     皮膚が黄色 . . . 本文を読む
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高リン血症の症状と所見

2017-12-24 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。   今回はtumor lysis症候群などで問題となる高リン血症についてみていきます。         血清リン値が5.0mg/dl以上に上昇した場合、高リン酸血症とよびます。     tumor lysis 以外には、腎不全(リンの排泄低下)や横紋筋融解症(細胞からのリンの大量放出)などがあります。         高リン酸血症は、血清 . . . 本文を読む
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低リン血症の症状と所見

2017-12-22 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。         痩せた低栄養の患者さんに、糖分などの栄養を急速に投与するときに、Refeeding症候群をみることがあります。     血清のカリウムやマグネシウムの濃度低下をみますが、リンも下がることがあります。         血清リンが 2.5 mg/ml以下を低リン血症、1.0 mg/ml以下では高度の低リン酸血症といいます。 . . . 本文を読む
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高マグネシウム血症の症状と所見

2017-12-21 | 勉強会
  皆さん、こんにちは。         高マグネシウム血症のケースを最近よく見かけます。     ほとんどの場合が、腎機能障害のある高齢者がマグネシウム入りの便秘薬を毎日内服していました。         血中のマグネシウム濃度が2.2mEq/L以上のとき高マグネシウム血症と呼びます。     倦怠感や脱力が見られます。         高度の高マ . . . 本文を読む
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低マグネシウム血症の症状と所見

2017-12-20 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。     忘年会シーズンですね。   酒の飲み過ぎには注意しましょう。   長期大量飲酒を続け、食事摂取が不良なとき、血清マグネシウムが下がることがあります。         血清マグネシウム濃度が1.4 mEq/L未満のとき低マグネシウム血症とよびます。     低マグネシウム血症による症状と所見は低カルシウム血症のそれと似ています。 . . . 本文を読む
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高カルシウム血症の症状と所見

2017-12-19 | 勉強会
  みなさん、こんにちは。   私が今住んでいるアパートは普天間飛行場の近くにあります。毎日、ヘリやオスプレイなどが上空を飛んでおり、騒音に悩まされています。アパートに墜落しないかなと心配でもあります。でもまずは、学校の上空を飛ばないようにお願いしたいです。子供達を犠牲にしてはならないと思います。事故に関連する外傷の予防には危険機体の飛行即中止が最も効果的な介入です。       で . . . 本文を読む
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低カルシウム血症でみられる症状と所見

2017-12-18 | 勉強会
  血清アルブミン濃度で補正したカルシウム濃度が9.0 mg/dL未満のとき低カルシウム血症とよびます。         低カルシウム血症では、テタニーとよばれる末梢優位の筋の強い拘縮が起こり、手足の屈曲が数分間持続します。 重症の場合は、喉頭筋(喉頭痙攣・吸気性喘鳴stridor)、呼吸筋、全身の筋にまで及びます。     全身性のけいれん発作をおこすこと . . . 本文を読む
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今日も快晴

2017-12-16 | 本の紹介、その他
  病歴と身体所見の診断学: 検査なしでここまでわかる (ジェネラリストBOOKS)   医学書院   好評のメルマガ「ドクター徳田安春の最新健康医学」の最新内容を厳選編集した本の最新版「知っておくと役に立つ最新医学2017パート2」が出ました。一般の方々の役に立つ最新医学知識を満載。グローバル・スケールでの先端医学のホットな話題もわかりやすく . . . 本文を読む
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