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燃えるフィジカルアセスメント

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体内における水分分布スペース

2017-06-23 | 勉強会
 
体内総水分量は、浸透圧を有する細胞膜や血管壁によりその存在スペースが区切られている。
 
 
 
体内における水分分布スペースの、全体に占める割合は図のようになっている。
 
 
 
 
図:体内における水分分布スペース
 
 
 
 
(出典)Bates 診察法の原書
 
 
~~図の脚注~~~~~~~~~~~~~~
 
細胞内スペース(1st space):intracellular fluid(ICF)
 
細胞外スペース:extracellular fluid(ECF)
 
血管内スペース(2nd space):plasma
 
細胞外かつ血管外(間質・腔)スペース(3rd space):interstitial fluid
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
 
 
 
細胞外かつ血管外(間質・腔)スペースに過剰な水分が貯留することをサードスペーシング(third spacing)という。
 
 
 
 
写真 豊見城中央病院カンファレンスの風景

 

 

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