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内分泌疾患による筋肉への影響

2019-08-12 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。
 
 
内分泌疾患はさまざまなシステムに影響を与えます。
 
 
今回は筋肉への影響をみてみましょう。



① 筋力低下:  

甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、クッシング症候群、副甲状腺機能亢進症、先端巨大症(筋肥大、筋力増強、のちには筋力低下)。



② 四肢麻痺: 

グレーブス病(男性患者の4~5%に周期性四肢麻痺が起こる。まれに重症筋無力症合併あり)、原発性アルドステロン症。



③ 筋痛、筋硬直:  

甲状腺機能低下症あるいはホフマン症候群。



④ 痛みを伴う筋肉の強直性痙攣やテタニー:  

低Ca血症、低K血症をきたす内分泌疾患。




写真 VB12吸収メカニズム

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