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燃えるフィジカルアセスメント

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ケースその後の経過

2019-10-28 | 勉強会
 
みなさん、こんにちは。


壊死性軟部組織感染症による敗血症性ショックの診断となった。


輸液療法、血液培養2セット採取後に抗菌薬(クリンダマイシン、バンコマイシン、セフェピーム)の投与が行われた。


それだけではなく、緊急外科手術で壊死組織のデブリドメントが行なわれた。


その後、患者の上体は安定化し回復した。
 


Take Home Message

 
1.      悪寒戦慄では敗血症を考える

2.      「脈拍>収縮期血圧」を「バイタルの逆転」とよびショックバイタルを示唆

3.      低静脈圧型ショック頻呼吸があるときは、敗血症を考える

4.      全身と局所状態の不良な軟部組織感染症では壊死性の外科的感染症を考える
 
 
 
写真  第三によく使われる言語、国別

 

 

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