怠るな!

残しておきたいことと残しておいてはいけないこと

どんな仕事でも真剣に取り組むことで……

2016年08月03日 09時47分55秒 | たわごと
その昔、義兄から本をもらったことがある。営業職に就いたころだったと思う。タイトルは忘れたが、『営業職は人を強くする』なんかそんなタイトルだった。義兄には申し訳ないが、ぱらぱらとめくったなりでろくに読みもしなかったが、営業という仕事は人間を鍛えてくれるし、頑張ってやれば人生にとってこれほど素晴らしい仕事はない。そんな趣旨だった。
人生の大半が過ぎたこの年になってみると、あながち間違ってはいないが、おそらくどんな仕事についても同じことが言えるんじゃないかそんな風に思う。

仕事は人がするものだから、極端な例を覗いて人間関係が軸になる。まあこの人間というやつはいろんなやつがいる。そのいろんなやつといわば戦いのような状況をかい潜り抜けなきゃならんことが出てくる。そういう風にしてどんな人も真剣に取り組めば自ずと力がついてくるのだが、もちろん逃げてばかりでは何にもならない。仕事をしているとこれでもかと難題が降ってわいてくることがある。そんなときはにっこりとほほ笑んで「ためされてるんだな」と思えばいい。問題の基本を見ればいい。必ず基本だ。その問題を解決するにはどうしたらいいのか?じっくりしかも逃げずに取り組んでいけば見えてくる。逃げたくなるそれをぐっとこらえて向かっていけば何とかなる。

残念ながら逃げてしまうと、一度でも逃げてしまうとなかなか立ち直れない。立て直せなくて、ズルズルいってしまうことがある。そんな時にも基本に戻ることだ。
周りにエスオーエスを出すことも必要だろう。手助けではなくアドバイスをもらって基本が見えてくることがあるはずだ。

社風というのがある。今朝の朝日新聞によると三菱自工では新入社員が不正やめるよう提言したが無視されたとある。こんな会社ではと思うが、おそらくそこでも真剣に取り組んでいれば鍛えられる。いわば人間として強くなれる。

あの施設ではどんな教育がなされていたんだろうか?どんな社風だったのだろうか?働くことによって人間的に鍛えられたのだろうか?どうもそうは思えないんだが。

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