昨日の土曜、ついに初めて、ロデオを見に行ってきた。大学でやってる、Spring Rodeoというイベントで、モンタナ、ワイオミング地域にある大学いくつかによるリーグ戦の試合らしい。木曜から日曜まで春のロデオ週末ということで、前エントリでも紹介したように、キャンパスにある体育館前は動物だらけ。
これは、金曜時点での写真。
先日にくらべ、柵にかこまれている動物の種類が増えている。
またまた、なんかすごく「モンタナ」してる写真。皆さん、カウボーイハットをかぶっている。
馬はこんなすごい鞍をつけている。
さて、どうやら"short-go"というイベントが決勝らしく、それは土曜にあるということで、土曜にこの体育館に出かけ、ついにロデオを見てきたのだった。
そうロデオだと騒いでいる学生もいないようだし、きっとすいているんだろう、駐車場も楽勝だと思ってたら、、甘かった。実は駐車場混んでいて、場所見つけるのそれなりに大変。しかも、駐車場スペースは、クルマ用なのか、馬用なのか、クルマと馬が入り乱れてわけわからん状態。私も馬がいるすぐそばのスペースにクルマをとめることとなったのだった。そのへん馬糞だらけでもあり、非常に気を使いながら歩くこととなった。
会場にはいる。チケット代13ドル。私のは予約席ではない、安いほうの席。どこに座るのがロデオ的によい席なんだかさっぱりわからなかったが、結局案外混んでいたスタジアム、後ろのほうしかあいてなかったので、位置的には真ん中の後ろのほうの席をとった。しかし、会場の客もカウボーイハット族が多いことよ。アメリカ生活長いとはいえ、これだけカウボーイハットの人たちが多い中にはいったのは初めてだ。
ロデオの競技は、最初、スャ塔Tー紹介などが馬にのる人たちがもつ旗によって行われ、馬が走り回ったり等のオープニングセレモニーっぽいものから始まった。
司会者と、ロデオ・クラウンというピエロみたいな人のやりとりで、進行が行われていく。途中音楽が流れたりするのだが、カントリー音楽の割合がさすがに高い。そして、歌の場合、歌詞が「マッチョマン」連呼するものだったり「カウボーイ」なんとかいうものだったりするのが、ドン引きではあるけど、まあいかにもロデオの世界なんだろうな。カウボーイにしろカウガールにしろ、「勇気」ある、というのを司会がほめてるケースが目立った。
競技自体は様々な種目にわかれていた。最初に飛び跳ねる馬に乗る、馬の曲乗り風、たぶん「サドル・ブロンク・ライディング」といわれるもの(ベアバックのほうなのかよくわからん)が行われた。「ロデオ」といえば、これを連想するみたいな種目。この種目は、後に二度目の演技があって、平均点で競うらしかった。採点競技なのだけど、採点基準は私にはさっぱりわからない。ある程度長い時間乗って、馬が飛び跳ねてすごくなればなるほど点が高い印象はあった。
このほかにも、馬の上からロープを投げて動物を捕まえたり、その後でその動物をひっくり返して足をロープで一瞬のうちに結んだり、女性専用競技としてグランドにおかれたバレルのまわりをまわるように走ってスピードを競ったりする競技が。最初はルールわけわからなくても、数人分みているうちにだんだんわかってきた。男性用競技と女性用競技にわかれているというのも初めて知ったが、女性用は「危険度」が明らかに低いように思われた。
そして最後に、ハイライトらしいブルライディング。これはすごい。そして、あまりに危なそうで浮「。はねまくるブルに乗るのだけど、昨日は全員が振り落とされ、ノースコアで終わっていた。そして振り落とされた後、ブルの角でつかれる寸前みたいになったり踏まれそうになったりしてるし。なんたる危険な競技だ。
ブルライディングが終わると試合自体が終わり、というのは皆わかってるみたいで、最後の競技者が終わるやいなやすくっと立ち上がり、帰途へ。なぜか帰りにドアのところで、地元パン屋のパン一斤をお土産としてもらった。
初ロデオ体験だったが、予想外にエンターテイニングだった。動物大丈夫かしらと心配になったり、振り落とされた人間もよく怪我しないもんだと感心したり(でもいつ怪我してもおかしくないぞと思うけど。)そして、それより何より、あのロデオの「文化」ってのがあまりに強烈な「異文化」でもあり、ローカル色も強いし、人類学的にとても興味がわいてしまう。そして、これぞアメリカの保守の人たちが多く集う環境でもあるんだよな。この試合にでてる人たちはいったいどのようにしてロデオ選手になっていったんだろうかとも思う。あの人たちは将来プロロデオ選手を目指しているんだろうか。あるいは、けっこうエンジニアリング専攻という人がいたようだけれど、将来はエンジニアだったりするのか。そして、選手は白人ばかりかと思いきや、ネイティブアメリカンの選手もいたようだった。
今まで私が住んだほかの地域だと「古き良きアメリカ」的なものを味わうスメ[ツといえば野球、みたいな印象だったのだけれど、野球的な「古き良きアメリカ」像とはこれまた違う種類の、西部的「アメリカ」を味わう場なんだろな、ロデオ。今回のは大学生の試合だったけれど、プロの試合というのを一度見にいってみたくなった。
(ブルライディング動画をアップしようかと思ったが、なんか重くていつまでたってもデータがアップされない。ということでとりあえず今はあきらめることにする。そのうち気が向いたらアップするかも。)
これは、金曜時点での写真。
先日にくらべ、柵にかこまれている動物の種類が増えている。
またまた、なんかすごく「モンタナ」してる写真。皆さん、カウボーイハットをかぶっている。
馬はこんなすごい鞍をつけている。
さて、どうやら"short-go"というイベントが決勝らしく、それは土曜にあるということで、土曜にこの体育館に出かけ、ついにロデオを見てきたのだった。
そうロデオだと騒いでいる学生もいないようだし、きっとすいているんだろう、駐車場も楽勝だと思ってたら、、甘かった。実は駐車場混んでいて、場所見つけるのそれなりに大変。しかも、駐車場スペースは、クルマ用なのか、馬用なのか、クルマと馬が入り乱れてわけわからん状態。私も馬がいるすぐそばのスペースにクルマをとめることとなったのだった。そのへん馬糞だらけでもあり、非常に気を使いながら歩くこととなった。
会場にはいる。チケット代13ドル。私のは予約席ではない、安いほうの席。どこに座るのがロデオ的によい席なんだかさっぱりわからなかったが、結局案外混んでいたスタジアム、後ろのほうしかあいてなかったので、位置的には真ん中の後ろのほうの席をとった。しかし、会場の客もカウボーイハット族が多いことよ。アメリカ生活長いとはいえ、これだけカウボーイハットの人たちが多い中にはいったのは初めてだ。
ロデオの競技は、最初、スャ塔Tー紹介などが馬にのる人たちがもつ旗によって行われ、馬が走り回ったり等のオープニングセレモニーっぽいものから始まった。
司会者と、ロデオ・クラウンというピエロみたいな人のやりとりで、進行が行われていく。途中音楽が流れたりするのだが、カントリー音楽の割合がさすがに高い。そして、歌の場合、歌詞が「マッチョマン」連呼するものだったり「カウボーイ」なんとかいうものだったりするのが、ドン引きではあるけど、まあいかにもロデオの世界なんだろうな。カウボーイにしろカウガールにしろ、「勇気」ある、というのを司会がほめてるケースが目立った。
競技自体は様々な種目にわかれていた。最初に飛び跳ねる馬に乗る、馬の曲乗り風、たぶん「サドル・ブロンク・ライディング」といわれるもの(ベアバックのほうなのかよくわからん)が行われた。「ロデオ」といえば、これを連想するみたいな種目。この種目は、後に二度目の演技があって、平均点で競うらしかった。採点競技なのだけど、採点基準は私にはさっぱりわからない。ある程度長い時間乗って、馬が飛び跳ねてすごくなればなるほど点が高い印象はあった。
このほかにも、馬の上からロープを投げて動物を捕まえたり、その後でその動物をひっくり返して足をロープで一瞬のうちに結んだり、女性専用競技としてグランドにおかれたバレルのまわりをまわるように走ってスピードを競ったりする競技が。最初はルールわけわからなくても、数人分みているうちにだんだんわかってきた。男性用競技と女性用競技にわかれているというのも初めて知ったが、女性用は「危険度」が明らかに低いように思われた。
そして最後に、ハイライトらしいブルライディング。これはすごい。そして、あまりに危なそうで浮「。はねまくるブルに乗るのだけど、昨日は全員が振り落とされ、ノースコアで終わっていた。そして振り落とされた後、ブルの角でつかれる寸前みたいになったり踏まれそうになったりしてるし。なんたる危険な競技だ。
ブルライディングが終わると試合自体が終わり、というのは皆わかってるみたいで、最後の競技者が終わるやいなやすくっと立ち上がり、帰途へ。なぜか帰りにドアのところで、地元パン屋のパン一斤をお土産としてもらった。
初ロデオ体験だったが、予想外にエンターテイニングだった。動物大丈夫かしらと心配になったり、振り落とされた人間もよく怪我しないもんだと感心したり(でもいつ怪我してもおかしくないぞと思うけど。)そして、それより何より、あのロデオの「文化」ってのがあまりに強烈な「異文化」でもあり、ローカル色も強いし、人類学的にとても興味がわいてしまう。そして、これぞアメリカの保守の人たちが多く集う環境でもあるんだよな。この試合にでてる人たちはいったいどのようにしてロデオ選手になっていったんだろうかとも思う。あの人たちは将来プロロデオ選手を目指しているんだろうか。あるいは、けっこうエンジニアリング専攻という人がいたようだけれど、将来はエンジニアだったりするのか。そして、選手は白人ばかりかと思いきや、ネイティブアメリカンの選手もいたようだった。
今まで私が住んだほかの地域だと「古き良きアメリカ」的なものを味わうスメ[ツといえば野球、みたいな印象だったのだけれど、野球的な「古き良きアメリカ」像とはこれまた違う種類の、西部的「アメリカ」を味わう場なんだろな、ロデオ。今回のは大学生の試合だったけれど、プロの試合というのを一度見にいってみたくなった。
(ブルライディング動画をアップしようかと思ったが、なんか重くていつまでたってもデータがアップされない。ということでとりあえず今はあきらめることにする。そのうち気が向いたらアップするかも。)