ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

大阪から帰ってきた

2009-05-18 20:53:00 | 日々の出来事、雑感
インフル騒ぎまっただ中の大阪から、東京に帰ってきた。テレビや新聞でみると、大阪都市機能がかなりストップしたような印象に近いものがあるが、実際は私が行った範囲内ではほとんどの店があいており、マスク姿の人たちも全体の1/3≠P/2くらいだった。行こうかと思っていた民博がインフルのために臨時休館になったこと、大丸デパートの地下食料品売り場の人たちが全員マスク姿だったこと、そしてドラッグストアではマスクが売り切れているようだったこと、が私が遭遇した状況だった。

大丸の食料品売り場にあったサイン。



マスク売り切れ。



大阪とインフル騒ぎ

2009-05-18 10:38:00 | 日々の出来事、雑感
今日で、アメリカ渡航帰りの「健康観察期間」一週間がようやく終わるわけだが、そんな中、昨日から大阪に来ている。そしてもちろん、大阪はインフルで大騒ぎ。今日の新聞にもでかでかと載っているし、民博にいこうかと思っていたら、インフル騒ぎのせいで休館だそうだ。今日は公共施設で休みのところも多いのかもしれないなー。

なんだか私は、インフル騒ぎをフォローして移動しているような状況になっているわけだが、もともと私が住むモンタナではまだインフルの発生は報告されていない。さすが、人よりバイソンやシカ、馬のほうが多そうなモンタナだけのことはある。




健康観察期間だそうだ

2009-05-16 04:03:00 | 日々の出来事、雑感
2日ほど前に、保健所から電話があった。「月曜の便でアメリカからご帰国されたようだが、発熱などの症状はないでしょうか」というチェックだということだ。「ありません」と答えたが、「ご帰国後一週間は健康観察期間ということになりますので、また再度お電話させていただくかと思います」と保健所の人に言われた。そして、何か健康状態に変化があったら、この電話番号に電話しろ、と保健所の番号(と週末用の番号も)を言われたのだった。

こうやって成田の機内で集められた健康状態アンケート(連絡先を書かされた)が地域の保健所に送られ、いちいち全員に電話してるわけね。帰国後数日たってから、「新型インフルか」などと報道されているのは、こうやって「発見」されたんだろうか。

しかし、こうやって電話かけられて(しかもおそらく一人あたり2回も)、「そういえば咳が」とか「頭痛が」とか思い当たって言う人って果たしてどれくらいいるんだろうか。この新型インフル報道で、万が一「疑い例」なんかにあたったら、自分や家族などが社会生活から隔離される展開になることが見えるわけだしなあ。



新型インフル機内検疫体験記

2009-05-11 22:35:00 | 日々の出来事、雑感
今日、ロサンゼルスからの便にて成田に到着。新型インフル検疫を通って、成田にスタックすることもなく東京にたどり着くことができた。

アメリカ国内でマスクをしている人が見当たらない傾向は、やはりモンタナだけのものではなかった。LAでも同じで、空港内でも街の中でもマスク姿の人なんて見当たらなかった。そして、LAから成田までの機内も同様。たまにアジア系の人でマスクをしている人もいたがかなり稀で、ほとんど誰もマスクはしていない。かえってマスクをすると、怪しまれるのではないかという感じ。

だが、飛行機が成田に着陸するやいなや、マスクをする乗客たちが突然でてきた(たぶん日本人だろうなあ)。そして、機内でいきなりマスクが配布された。それまで誰もしていないのに、日本につくやいなやマスク状態、という妙な展開。

配布されたマスク。



機内で質問票のようなもの(以下写真)を配布されたが、検疫官用の部分は日本語だが、客用はなぜか英語のみ。英語がわからない人は、どう答えていいのか苦労したことだろう。滞在先を移動する人たちは、いつからいつまでどこにいるか書けとあるが、そんなことは決めていない旅行者だってたくさんいるだろうし、行方フォローするのはほぼ不可能だろう。






着陸後の機内では、インフルエンザのために厚生労働省が義務づけている機内検疫があるとかいうアナウンスメントが流れたのだが、日本語アナウンスメントはやたら詳しく言うものの、英語のほうがほとんど解説もないので、わからないだろう人たちがわらわら立ち始め、乗務員たちが「あああ、皆たっちゃった、座ってください」と言い回ったりしていた。乗務員もまったくこの検疫手続きになれてないだろうし、初めての人も多かったようで、どうなっているのかという感じの表情だった。

そうこうするうちに、青い服をまとった検疫担当の人たちがはいってきた。強烈なマスクをして、なんだかすごい重装備で、それだけで自分が怪しい菌に感染している扱いという気がしてくる。だが、この機内検閲、手順などがしっかり決まっているとは思えず、最初しばらくうろうろしたり、あちこちを行ったり来たりしているうちに時間がどんどんすぎていく。ちょっとたってからようやく検疫活動が始まり、すべて終わるまで約40分かかった。もっとてきぱきできたら、もう少し早く終わりそうではあったが、検疫担当の人たちもかなり慣れずに混乱している感じがあった。私が座っているのと違う列の人たちは、体温チェックと質問票確認と両方やっていたようだったが、私の列は(少なくとも私は)体温チェックはとくにした様子もなく、質問票確認だけだった。検閲官も、質問票の記入方法などよく把握していないようで、裏面は私の場合記入しなくてもいいはずだったのだが、「これは書かなくていいんですかね」と逆に聞かれてしまったりもした。



ようやく検疫が終わり、同じ便でひっかかった人はいなかったようで、成田で隔離されることにはならず、すんなり帰ってくることができた。一歩機外に出れば、空港で働く人たちはほぼ全員マスク姿。あの検疫ぶりといい、マスク配布といい、空港にはいるやいなや皆マスク姿という状況といい、日本の最近の状況に詳しくない外国の人たちには、新型インフル(か、ほかの何らかの病気)大流行の国、あるいは、とんでもなく神経質な変な国、という印象をいかにも与えそうである。

こんなにせっせとチェックしてみたところで、人の移動は止めることはできないわけで、、正直、やりすぎな印象。しかし、「アメリカから飛行機で来ました」というと人に嫌がられる展開にここ数日くらいはなってしまいそうな気がしないでもない。

検疫終了後にもらった紙。



南カリフォルニアにて

2009-05-10 22:55:00 | 日々の出来事、雑感
金曜の夜から、南カリフォルニアのロス近郊のトーランスという街に滞在している。今日にはもう日本行きの便に乗るのであっという間の滞在だった。まあそれでも、クルマ移動などの際にまわりの風景をみたり、昔よく行った、Del Amoショッピングモールの目の前にあるホテルに泊まっているため、ちょっとはモールに買い物にいったりもした。

それで思ったこと。このロス近郊(行った場所は、トーランス、セリトス、ロングビーチあたり)は、この10年ほどの間で、ほとんどかわっていない!変わっていないということがいいこと、だったらいいのだが、地域の経済成長が見えない、ということでもある。もうちょっと南下してアーバインのほうにいけば、かなり変化がみられるそうなのだが、このへんはあまりに昔と同じような風景。これ以上成長しようがないエリアなのか、それとも不況の影響なのか。

Del Amoモールも、土曜だったのでそれなりに客ははいってにぎわってはいたが、ちらほら空白の店のスペースもあったり(工事中なのかもしれないが)、高級店というより、大衆的な店のほうが目立つ店構えだったりという感じになっていた。以前はわりと充実したモール、というイメージがあったのだが、、

たいした写真も撮っていないのだが、いちおうロス近郊滞在記念(?)ということで、セリトスに比較的新しくできたというショッピングセンターで撮った写真を。ロスじゃなくてもどこにでもありそうな光景なのだが、いちおうパームツリーがうつっているので、モンタナじゃないことはわかるかなと(笑)

もう一つ、ど田舎モンタナからきてすぐ思ったのが、「空気が汚い」ということ!世間が淀んでいて、クリアにみえない感じだ。比較対象がモンタナのため、より空気の汚さがひどいと思ってしまうのだろうな。これでも、最近は以前よりはマシということだが。

それと、レンタカーで借りたGMのクルマがひどかった。わたしは運転は今回していないが、後席に乗っていても、うるさいわ乗り心地悪いわ大変だ。これじゃあGM、ダメになって当然だ、、と思った次第。