ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

facebookとyoutube

2009-04-12 01:21:00 | パソコン・インターネット
一昨日の授業では、またインターネットの回の続きだった。日本のネット文化が主な議論対象ではあるのだが、そうはいっても日本語ができない学生のほうが多いわけで(できても読めない、とか)、日本におけるネットの状況そのものというより、どうしても自分たちの普段のネット利用と、私がする話などを比べての議論となってくる。

「2ちゃんねる」において顕著な、ネットにおける匿名性が話題になったのと、先日のエントリでも紹介したfacebookの人気ぶりとがあって、なぜfacebookが人気なのかを聞いてみたら、やはり「知り合いばかりで顔がみえる」というところがャCントだという意見が多数だった。facebookの楽しみには、写真をャXトすること、というのが大きなものとしてあるらしい。日本のたとえばmixiあたりとくらべると、facebookでは本名もだして、顔入り写真も盛大に載せている場合がたしかに多いと思う。

映画版「電車男」のほんのさわり部分を15分ほど見せてみたのだが、妙に学生たちは楽しんでしまっていたようだった。「nerdがnerdにはげまされるストーリーラインが最高」とか、「自分も感情移入がしっかりできてしまった」とか。この妙な評判のよさは何なんだろう。アメリカには2ちゃんねる的な掲示板がないが、こういうことってありうるかと聞いてみたら、携帯のテキストメッセージを多人数に同時送信とかをときどきやるし、それで似たようなことが起きるのはじゅうぶん考えられる、とのこと。

アメリカのどのサイトにャXトするにも、たいていの場合何らかのハンドルが必要となる。でも、それはかなり「匿名性が高い」ことだと私の授業にいる学生たちは認識しているようで、アメリカのネット空間において、2ちゃんねる的に時には誹謗中傷が飛び交いがちな空間ってどこだろう、、と聞いてみたら、youtubeのコメント欄だといっていた。facebookに何かをャXトするときより、youtubeコメント欄にャXトするときのほうが攻撃的になりがちだとの発言も。「ニコニコ動画」で「踊ってみた」などにャXトしている人たちも、「(ネットでの)15分間の名声を勝ち得るために、こういうことやる友達は自分にもいっぱいいる」とのことで、モンタナのアメリカ人にもよーく「ありがちだ」と理解できる現象らしい。まあ、テレビであれだけトークショーにでる人たちがいるくらいだし、youtubeでやってる人たちもすでにいるだろうからなあ。

しかし、この話をもし今から一年後にしてみたら、、案外、facebook人気から、今度はtwitter人気に様変わり、なんていう展開も考えられるかもしれない。



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