民族大移動

昨日は急用のため、両親と伊豆長岡に行かねばならなくなった。いままで帰省ラッシュの時期に新幹線移動なんて今までやったこともなかったのだが、仕方ない。こだまに乗って東京から三島へ、そして伊豆箱根鉄道で伊豆長岡へ。行きはよいよい、帰りはこわい、、である。

三島からこだまの自由席。三島駅のホームには行列ができており、ホームにはいりこんできた新幹線も立っている乗客が、、そして乗り込もうとするが、なかなか入れない。前から乗れ、という駅員さんの指示に従い、ひとつ前の車両の入り口のほうがすいていたので走り乗った。だが、なかなか電車の中のほうに入り込めない。満員電車まではいかないが、なかなかの混雑ぶりだった。この調子で、熱海、小田原から人が乗り込んできたら満員電車状態も近いか、と恐れをなして立っていた。

熱海では降りる客、乗る客と両方いて、そう状況はかわらず。そして以外にも小田原で人がいくらか降りていき、同行していた母は座ることができた。そしてその次の新横浜からは、父も私もすわれた。少しでもすわれたことで、かなりほっとした。だが、三島～小田原あたりまでの混雑のため、どっと疲れたのだった。

まさに民族大移動の時期だよなあ。。考えてみれば、アメリカから日本にくるときも、デンバーでスタックしたりしていたときはアメリカの民族大移動の真っ最中にひっかかっていたのだ。そして今回は日本。。いやはや、普段はこういう大移動時期に自分が移動することは極力避けてきたのだが、今回はどっぷりはまってしまったものだ。

結局、混雑のため昨日の新幹線は１０分ほど遅れもでていたようだった。

熱海、小田原から東京に帰るべく乗り込む客がそういなかったということは、不況のため温泉客も少なかったのか、それとも単に温泉客はすでに帰ってしまった時間帯だったんだろうか。両方かもしれないが。ちなみに、伊豆長岡（温泉にはいりにいった訳ではないのだが）の街も、ひどく閑散としていたのだった。