晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

晩秋の秩父路②~贄川宿

2022年11月19日 | 写真&旅

「金蔵落としの渓流」から秩父市内に少し戻った心和む景色の贄川宿。ここも以前から来たいと思いつつ機会の無かったところ。江戸時代、秩父と甲州を結ぶ宿場町だったというこの集落が今、再びの賑わいに。と言っても人間ではなく、集落の人口より多い約100体のかかしの里として。昔の風情を残す街並みに見かける人影は誰もがかかし。玄関前でひと休み、母と子、庭で遊ぶ子、それをガラス越しに見守る家族など、どの家の前にも。緩やかな坂を上って遠く武甲山や荒川渓谷を眺める広場に来た。ハイキングの二人連れもかかし、思わず声をかけそうに。季節ごとに服装を替えたり、飾る場所も変わるそうだ。農作業の二人も次回はどこで、どんな衣装で会えるのか楽しみだ。