スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(産経新聞より3題)

2024-07-14 16:20:34 | 日記
7月15日(月)
1,古森義久氏の記事より
 日本ではバイデンを「高齢不安」と呼んでいるが、これはアメリカでは許されない表現であるそうだ。これは人種差別と同じで、「年齢差別」になるというのだ。即ち高齢者が全て認知機能に不安をきたすわけではないという理屈だ。だからアメリカではバイデンは「認知不安」であると呼ぶと、記事にはある。
 そうかもしれないが日本では「認知不安」なんて言われると、グサッと胸に突き刺さる。「高齢不安」なら、まあそういう事(失言、言い間違い)もあらあねと、オブラートに包まれた気分になる。しかし「認知症か?」と言われると、お前は人間失格だと宣告されたような気分になる。
 アメリカだって昔は日本みたいに「高齢不安」と呼んでいたように思う。しかし凄い人種差別のある国だから、その反発から個人個人の要素を見ろ(真面目な黒人だって居る)というラジカルな見方に、非常に神経質になって拘るのだと思う。あんまり住みたくない国であると感じる。

2,「ロシアNIS貿易会」の、モスクワ事務所長(日本人)へのインタビュー記事
 「ロシアNIS貿易会」とはロシアと、旧ソ連から独立した国(NISとはニュー・インディペンド・ステイツの頭文字)と、日本との貿易の促進・調査とかをする団体らしい。
 インタビューは産経の記者が何故西側のロシア制裁は効かないのかと問い、それに対してモスクワ事務所長が答えたものである。事務所長は先進7ヵ国よりもBRICSのGDPの方が上回っている(購買力平価ベース)から、効かないのだという。つまりロシアはブリックスと貿易をしているので西側と交易をする必要がない、ブリックス相手でやって行けるというのである。ブリックスの方が先進7か国よりGDPが多いとは、ちょっと信じられない。まあ購買力平価ベースだとそうなるのかも知れないが、だとしても製品の品質は遥かに劣るだろう。ロシアの国産旅客機はもう飛べないとの話を聞く。西側から部品が入らないからだ。
 私は事の本質は違うと思う。実は先進7か国がまず製品をブリックス各国へ輸出して、そして現地で多少の加工を施してから、ブリックス製品だとしてロシアに輸出しているから、ロシアはもっているのではないかと、思えて仕方がない。

3,ラムザイヤー教授へのインタビューが載っていた
 教授曰く、アメリカとヨーロッパの研究者は、日本語の文献が読めないのだそうである。アイリス・チャンの著作ばかり読んでいるとのこと。さもありなんと思う。万人坑で日本人(作ったとされた)に全く取材しなかったマスゴミと同じ心理なのである。心が非常に弱いというか、事実の重みに耐えるだけの思考力がないというか、忖度しておまんまに与かりたいという、まあそういうクズ連中が日本研究に来ているのだろう。








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