スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(岸田は財務省のポチ)

2021-10-16 11:11:55 | 日記
10月16日(土)
 財務省の次官が与野党ともバラマキ政策だ、日本はタイタニック号のように氷山に向かっていると、文藝春秋に書いたそうだ。私は本文を読んでいないので所謂評論家的な物言いしか出来ないが、岸田の指示で書いたことは間違いないだろう。
 文藝春秋の発売日は10月8日である。私は雑誌に原稿など書いたことがないので分からないのだが、まあ一週間前くらいが締め切りだろうと思う。そうするとその一週間前、即ち総裁選の決着がつく前に、矢野次官は原稿の構想に取り掛かっていたと想定する。つまり岸田は自分が総理になることを確信していたのであろう。そして総理になると真っ先に直面するのが、財政出動を要求する与野党と国民の、大合唱である。財政出動を渋る公約では選挙に勝てない。しかし財務省の立場はそれを大きな波にはしたくない。そこで防波堤の布石を打つために、総裁選の前に岸田が、財務官僚に指示しておいたという次第であろう。
 国民よ、バラマキは困窮者への10万円で、こらえてくれ、でないと国が破綻するぞという訳である。
 財務省は日本は債務超過だというし、IMFは債務超過ではないと言っているという人もいて、よく分からない。しかし債務超過なら国債の利率は上がり、価格も下がるはずだと思うが、そうなっていないという事は、日本は債務超過ではない様な気がするが。しかしそうなら何故財務省は嘘を言うのだ。
 その辺は分からないが事前に用意周到な手を打つあたり、岸田が財務省派であることは、はっきりした。という事は、いずれの分野においても、目を見張るような変革は期待できないという事だ。自民党的慣習というような曖昧な言葉でイメージされる、あまり変化のない政治になるのではないか。勿論憲法改正など蚊帳の外になる。
 新しい資本主義なるものも全く分からない。予想するに、社会主義的政策を、メインにしてゆくことかと思うが。

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