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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

カラスの子育て終わる

2013-07-11 06:35:05 | 自然

 今朝も4時起きで「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出かけた。大野地区の中心街で、診療所などがある広場のところの電線にカラスがたくさんとまって「町会」をやっているようだった。どうやらカラスの子育ての時期が終わって、集団生活に戻ったらしい。カラスの子育ては、「つがい」ごとに樹木の上で作った巣で卵を温め、しばらくは子どもいっしょに巣の周辺にいる。私の田んぼの向かいの松の木にも1組のカラスが子育てをしていて、うっかりお弁当などを見えるところにおくとあらされる。同じく近くに巣があるらしいトンビと空中戦をやっていたりもする。田んぼの近くの巣はそれでも100㍍以上も離れているので、人間が襲撃されることはないが、都会の公園などでは人間が襲われることがあるという。

 この時期は、野原にも田んぼにも生き物(特に昆虫)がたくさんいて、食べ物には困らないだろうが、雪に閉ざされる冬は食糧難で、翌年まで生き延びるのが大変と聞いた。私の地域で最近は、ごみはしっかりしたステーションに入れてしまうので、ごみあさりもできなくなっているからである。ツバメも2回目の子育てを終え、わが家の玄関前も静かになってしまった。


シュレーゲルアオガエルが上陸開始

2013-07-06 06:45:12 | 自然

 昨日は参院選公示から2日目で、前日受け取った政党ポスター、比例区候補者ポスターに証紙をはり、さっそくはりだしに出かける。公営掲示版がないので、掲示をお願いしてある場所にはっていく。ところが、透明粘着テープや画鋲といった資材がなくなってしまった。残念ながら大野では売っていないので、夕方種市に日曜版を配りに行く妻に購入を依頼。早朝水を入れていた田んぼの様子を見に行く。3枚目の田の水が不足していたが、周辺を見回ると上側の水の落とし口から水漏れが起きていたので、田の泥でふさぐ。何回ふさいでも、田の水の影響でどこかこっかで水漏れが起きるので、見回りは欠かせない。2枚目の田には、オモダカやヒルムシロ、コナギが例年ほどではないが姿を見せている。1枚目の田んぼは、いつもはコナギだらけになってしまうのだが、まだ小さいのがある程度である。もしかして、1回だけ散布した除草剤(初中期一発)と前後にまいた「フスマ」の効果なのだろうか?私の稲作りの実験は続く。

 ところで、田んぼの見回りの最後に4枚目をまわっていると、小さい青いカエルが水の中でうごめいている。どうやら手足が生え、しっぽのとれたシュレーゲルアオガエルたちであるらしい。昨年までは、アマガエルの子かと思っていたのだが、ツイッターに書かれていた記事からインターネットで調べたところ、シュレーゲルアオガエルというのがいることを知り「シュレーゲルアオガエルのこと」という一文をこのブログにも投稿しておいた。田んぼの中にはまだ黒い頭のオタマジャクシもたくさん残っている。彼らは、どんなカエルのオタマなのかと思いつつ、無事に大人のカエルになって来年もこの田んぼで繁殖してほしいと思う。だが、彼らが全員無事成長したら、家の田んぼには入りきらないほどオタマが生まれるだろうななどと想像して一人で笑ってしまった。


二度目の巣立ちを迎えたツバメ

2013-06-30 07:22:30 | 自然

 昨日は久慈市で城内市議とともに街頭演説を行った。城内市議の日曜版配達を手伝いながらの宣伝だったので、残念ながら2回しかできなかったが、TPP断固反対、一部の大金持ち、大企業の大儲けを保障するアベノミクスをやめて国民のふところをあたためる政治への切り替えをなど、共産党の「対決」と「抜本的提言」の訴えは、聞く人の心をとらえるのではないかと感じた。

 ところで、演説した場所の公民館の看板にツバメの子どもたちが集まっていて、親から餌をもらっていた。おそらく二度目の巣立ちの分であろう。わが家の玄関先の巣でも、親が今盛んに餌を運んでいる。一度目の子育ては失敗に終わったようだが、二度目はうまくいきそうだ。無事巣立って、来年もやってきてもらいたい。何といってもツバメの捕食する昆虫の量は半端でない。かつて当地域でも「空散」といって、農薬のヘリコプターでの散布がやられていたが、周辺への影響は生態系の影響もあって今はやられていない。私は、日本にあった農業の形態こそが大事なのであって、アメリカやオーストラリアのように、とにかく大型機械で耕し、農薬はヘリや飛行機で散布するというような農業を日本に持ち込んでもうまくは行かないと思う。安倍総理の「強い農業」などというのは絵空事に過ぎないと思うのだ。


ウコンウツギの花

2013-06-26 06:50:26 | 自然

 これはウコンウツギの花である。23日岩手山にトレーニングで登った際、「馬返し」からの登山道の旧道の6合目を過ぎたあたりから7合目にかけてたくさん咲いていた。岩手日報社版の「岩手の高山植物百科」を見ると、「すでに見た」のマークがしてあったので、かつて岩手山に登った時にも見ているはずなのだが、この時は「何の花だっけ~」と夫婦で話しながら、それぞれ携帯やスマホで写真にしておいた。

 ウコンウツギは「アカネ科」の植物で高山帯下部から亜高山帯の低木林内などに生える落葉低木。岩手県内では早池峰山、岩手山、八幡平、焼石岳などに生育する。分布は、北海道と本州北部。

 23日はこの他、イワウメ、ショウジョウバカマ、イワカガミ、ハクサンチドリ、ムシトリスミレ、コマクサ、チングルマなどたくさんの高山植物たちにあった。それでも最初に出会った頃の感動が少し弱くなっているのは残念だ。少しマンネリになっているのかな?


オオナルコユリの花

2013-06-21 07:16:42 | 自然

 以前、山菜としての「オオナルコユリのおひたし」を当ブログで紹介した。昨日、田んぼの帰りに見るとあの時取り残したオオナルコユリに花が咲いていた。

 ナルコユリは本州、四国、九州の山地に生えるユリ科の植物で、大きくなる品種をオオナルコユリと呼ぶらしい。煮たものにアマドコロというのがあるが、物の本によると「茎の稜」で見分けるとある。わが家の田んぼの近くにあるものは茎は〇なので、ナルコユリで良いだろうと思う。名前の由来のように花がナルコが並んだように咲いている。緑がかった白い花で、あまり目立つとはいえない。