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山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

田んぼの鳥4=カルガモ

2013-08-02 07:19:47 | 自然

 今日も前線が本州上を横切っていて、山陰や北陸方面ではところどころで雨が降っているらしい。岩手県北部の今朝は晴れあがっているが、道路の標示されている温度計では最低気温が13度であった。田んぼは「土用干し」をやっていたが急いで水を入れ「深水管理」にしている。茎の中でできている穂を守るためだ。

 田んぼの鳥の4回目はカルガモである。今は稲が大きくなったので田んぼには来ないが、田植えの準備で水を入れ始めると田んぼにやってくる。特に田植え直後の田んぼを泳ぎ回って、苗にいたずらをするので害鳥扱いされていて、町ではカラスと一緒に鉄砲で駆除したりするので気の毒だ。稲が大きくなった今頃は、わが家の田んぼの水源の一つのため池に降りていたりする。どこで巣を作っているのか、おそらく人目につかない場所なのだろう。都会で話題になるような、子連れの行進は見られない。


田んぼの鳥3=オオヨシキリ

2013-07-31 06:33:41 | 自然

 今日もまだオホーツク海高気圧の影響で霧雨が降っている。いわゆる「ヤマセ」なのだが、太平洋高気圧の縁をまわってくる湿った温かい空気のおかげが余り気温は低くない。それにつけても、そろそろスカッと晴れてもらわないと稲への影響が心配される。

 わが家の田んぼの用水は、近くの川と田んぼのすぐ上にある池(水源は湧水)からとっている。この川はほとんど自然の状態に近い(一部石組みがある程度)ので、ヨシが生えている個所があり、その中にオオヨシキリが巣をつくる。もう季節は過ぎたが、オスが縄張り宣言をする時期のさえずりがけたたましい。岩手では「ギャギャズ」と呼ぶ。オオヨシキリはスズメ目ヒタキ科ウグイス亜科に属する鳥だそうだ。鳴き声は聞こえるが、ほとんど姿を見ることはない。


田んぼの鳥2=カワセミ

2013-07-30 07:17:51 | 自然

 わが家の田んぼで時折見かける鳥がカワセミ、コバルト色をした大変美しい鳥だ。昨年あたりから、田んぼで飛んでいるのを見かける。おそらく田に水を引いている川の土手あたりに巣をつくっているのではないかと思う。この鳥はブッポウソウ目カワセミ科の鳥で、全長17㌢位。ダイビングをして魚を捕えるのだそうだが、その場面に出くわしたことはない。カワセミの名は古くは古事記にもあるようにソビと呼ばれていた。カワソビが転じてカワセミとなったという説が有力だとガイドブックに書かれている。また、川瀬見をあてる説もあるという。「御宿かわせみ」という平岩弓枝の小説がありテレビドラマになったが、かつては江戸の真ん中にも住んでいたであろう、この美しい鳥がやってきてくれると田んぼに行くのがまた楽しくなる思いだ。


田んぼの鳥1=アオサギ

2013-07-29 07:15:20 | 自然

 全国で大雨が降り、被害も出ているようで被害にあわれたみなさんにお見舞いを申し上げたい。今日の洋野町大野はお日様も姿を見せる天気だが、またいつ雨が降りだすのかわからない不安定さである。そろそろ梅雨明けを予想し、田んぼの水を一度落とす「土用干し」を行っている。去年は梅雨明け間近に低温が続いて「深水管理」をしたりで、「土用干し」をしないでしまったので、秋の稲刈り時期に田が固くならず往生した。それで28日から8月1日まで水を落とし、2日に水を入れて3日から富士登山に出かける予定である。

 今日から、わが家の田んぼにいたり、来たりする鳥の話。最初はアオサギである。毎年、わが家の田んぼの周辺で餌をとっている。朝一で田んぼに行くと、飛び立ったりしてびっくりさせる大型のサギ。飛んでいる姿も優雅だが、鳴き声は今一だ。全長は90㌢台になり、頭は白く頭側から後頭にかけ黒い冠羽になる。やってくるのは2羽位だ。野鳥のガイドブックによれば、高い木の上で集団繁殖をする留鳥とあるが、どこで営巣しているかはわからない。


オニヤンマが羽化

2013-07-19 13:36:50 | 自然

 今日で参院選も残すところ2日。昨日中学時代の同級生に電話したら「お前が言うなら良いよ」という返事だった。今日は午前中、霧雨の中で田んぼの土手の草を刈ったので午後からはまたあちこち電話しようと思う。

 草刈りの最中に、羽化したばかりのオニヤンマを見つけたのでスマホで撮影しておいた。今日は雨なので、羽が濡れているのか、草につかまってじっとしていた。田んぼの周辺にいたので、もしかすると家の田んぼにいたヤゴかもしれないと思った。

 真っ黒になるほどいたオタマジャクシもいつの間にか姿が見えなくなった。シュレーゲルアオガエルもかなり大きくなって田んぼの周辺にいるので、無事に育ったオタマジャクシはカエルになって田んぼの周辺にいるのだろう。今日は田んぼにカワセミが来ていたし、子育てを終えたツバメが田んぼの上を旋回していた。南に帰る体力をつけるので盛んに虫を食べているようだ。