やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

中国の保護者は、我が子がかっこいい学校制服を着ることになぜ反対するのか?

2015-09-20 | 生活
高校1高校2中国の小学校や中学校(中高一貫校)では通常、制服にジャージが採用されている。

しかし、ネットユーザーらから最近、「ださすぎる制服を着て青春を過ごすなんて、悲しすぎる」と大ブーイングの声が上がっている。

在学中に買い替えなくてもよいように、ダボダボのサイズを着ている学生も多い。

中国の学校制服は世界でも類を見ないほどのダサいと言われている。

北京市のある中高一貫校に通って5年になるという張笑さん(仮名、女性)は、「学校の制服は変わったことがない。秋と冬の制服はジャージで、ダブダブ。細い学生なら、両足をズボンの片方に入れることもできる。

夏の女子の制服はスカート。でも、ださすぎて、着ている女子はほとんどおらず、男子と同じズボンを着ている」とこぼす。

1993年に中国国家教育委員会が、都市部の小中学校に対して制服を制定するように奨励し、それから現在のような制服が一気に普及した。

そもそもの目的は各家庭の被服費を軽減することで、「質素で実用的、明快なデザインのもの」を奨励していたにすぎず、まさかジャージスタイルが横行するとは行政も想定していなかったに違いない。

中国教育部はこのほど、制服の生産や仕入れなどを国際基準に合わせるとともに、生徒が自分で制服を選んだり、指定の制服を仕立てたりすることを認める内容の意見書を出したと。←RECORDCHINA

現在のように、都会では裕福になりつつあるが、未だに写真の様なままである。なぜ、我が子のかっこいい制服を着ることに反対するのだろうか?

色々な意見がある➔

「専門家によれば早熟な恋愛を防止するためらしい」と。ミニスカートの制服よりもジャージの制服のほうが見た目が劣るため、男女ともに異性にときめくこともないということなのだろう。←SEARCHINA

通勤途中に、ダブダブのジャージを着て、大きなかばんを背負っている学生をよく見かける。
学生たちは、うつむき加減で歩き、振る舞いも品がない。それに、手足を縮めて、青春という感じが全くない。

衣服は自己を表現するのに役立つ。体の大きさに合っていないジャージを、学生は嫌でも着なければならず、心理的にマイナスの影響も与えるのだろう」←人民網


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