やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

日本の象徴「桜」まで「中国が起源」と主張する中国??

2013-03-28 | 歴史・文化
日本は現在「桜」開花でにぎわっているが、「桜の起源は中国で、宋代(960-1279年)になってようやく日本に伝わった」と人民網日本語版が伝えた。

桜の最初の痕跡は現在のヒマラヤ山脈で、その後日本に渡り、独特の種の変化を遂げた。最初の桜は、山桜と野桜に代表される中国原産の桜。日本の桜の花はおおよそ中国の宋代の頃に栽培が始まり、当時も野生の中国の花だった。現地で代々改良栽培され進化した結果、現在の有名な日本の桜となった。

桜は中国を起源とするにもかかわらず、どうして多くの人々が日本の象徴とみなすのか。これは「長い歴史の中で文化的違いによって生じた誤解」という。張艶芳氏によると、中国では歴史的に、桜は名花としてはそれほど知られていなかった。中国人が好むのは堂々として気品あふれる牡丹、高尚潔白な梅だが、日本人の目には清純極まりなく散り落ちても土に汚れない桜の気質が、日本人の武士道精神にぴったりと調和した。

中国の桜は日本から伝わったとの説がよく記されているが、「これは誤り」と張艶芳氏。中国の古典詩文には桜の描写が見られる。白居易の詩には「小園に紅桜の木を植えた。枝花を囲んで遊ぶ」とある。桜の花が咲き誇った様子が描かれたものだ。明代・于若瀛の詩にも「三月の雨音は小さく、桜花は杏の花に似ている」とある。
桜は日本の「国の花」とみなされるようになった後、花見文化が豊かに育まれ、日本文化の象徴として中国に伝えられるようになった、と。


それを言うなら、「日本三大桜がいずれも樹齢千年を超える老古木となっているほか、五大桜も古木が多く、内神代桜は樹齢が1800年を超えているとされる」事実をどう説明する??

宋時代以前に、桜が万葉集で44首もうたわれているが、この事実と食い違っているぜ!!



この主張をした人がいる武漢大学の桜は中国でも名所になっている。

しかし、心が狭い人たちで、この桜の花を汚す騒動があった。
桜=日本の印象を与える行為を蹴散らした。

この行為に対して、心ある人は、苦言を呈している、また、なでしこチームの態度を学ぶべきとも新聞で批評している。

武漢の人は、やはり桜は自分たちのものと言いたいのだろうか?
ともに「桜を楽しもう」と言う考え方はできないのだろうか!?

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