yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

夏休みのスペイン旅行 -晩餐の後-

2023-09-20 23:52:34 | 海外

「なんか今の瞬間に財布すられました。」

 

…いやいや~、また~、冗談にしては内容が重すぎるよ~。
あまりにフツーのトーンで言うもんだから、最初は信じず。

と、義弟が前掛けに持っていたワンショルダーを
見てみると、チャックが全開になってる。

 

…マジなやつ!?

 

さっきの一連の出来事を脳内レビューしてみる。

①外人が、自分にワーワー話しかけてきた。
しかも英語じゃなく何か知らない言葉で。

②大きな紙を広げて指さし、そっちに注意を引き付ける。
よくよく考えると、自分の前掛けワンショルダーも、
その大きな紙で自分の視界から隠されていたような…

③おそらくそのやり取りに義弟の注意も引き付けられた。

④夜の地下鉄で、車内はそんなに混んでいなかった
はずなのに、電車から降りるときのその一瞬だけは、
ちょっともみくちゃのような、密集状態になってた。

 

…典型的な乗り物でのスリのパターンやん!!

15年ほど昔、ポルトガルの旅行中に、トラムの出口で
財布をすられた記憶がよみがえる。
まあ、その時はケツポケットに財布を入れてた自分も
悪いんですけど。警戒感なさすぎ。

今回は財布をケツポケットに入れるなんてことは当然せず、
ワンショルダーも前掛けで、それにもかかわらず
まんまとやられてしまった。(私ではなく義弟ですが)

乗り物の出口でもみくちゃになって、その瞬間にやられるって
手口まで一緒じゃん。。。警戒していたつもりなのに…
超ショック。

 

自分のワンショルダーは、ファスナーを閉じると持ち手が
隠れて簡単にはつまめないようになっているデザイン。
今回の旅行のため、コンパクトさとセキュリティを考えて
急きょ購入したものです。
義弟のはファスナーのつまみがあらわになっている仕様。
南京錠とか掛けておいた方がいいかもね、なんて
出発前に話していたものの、結局準備できずじまいに
なっていたものでした。

自分がスリのターゲットではなく、注意をひくためのコマに
選ばれたっちゅうのは、そんなちょっとした違いだけなの
かもしれません。

注意はしてもしすぎることはない。You can't be too careful.

 

貸フラットに戻り、義弟は憔悴しつつも日本に電話をかけまくり
カード停止など必要な措置をとってました。

 

…ここにきてまだ事件が起こるのか、この旅行。。。


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