すでに時間は深夜0時。明日の出発は6:30予定。
運悪く、翌日は日曜日ということもあり、
カバンを置いてきた(であろう)バゲット屋がオープン
するのは昼の12時。
どう考えても計算が合わない(泣)
うーんどうする、もしカバンが見つからなかったら
お金の問題どころではない一大事。
もったいないが、その先のチケットをいったん捨てて
昼まで待って状況を確認してからみんなで動くか。
さすがに義父を置いて先に行くってのは、自分の
感覚からはあり得ない。
でも義父は旅慣れてもいるし、何とかなると言ってる。
(一人で南米に行っちゃうような強者)
明らかに自分たちが最後の客だったし、
(食べている最中から閉店準備してた)
そのあとに誰かが入ってきて盗っていくいくとか、
お店の人が盗るというのも考えにくいし、
きっとそこにあるさ!と。
そんな感じで意見が平行線をたどるなか、
義弟の体調が悪くなってきた。
う~ん、眠いし、話まとまらんし、義弟調子悪いし、
どうすりゃいいの・・・?
疲れもあり、頭が回らず考えもまとまらず、
とりあえず実の娘(ヨメ)にLineを送って意見を聞いて
みることに。
返ってきた答えは、
「ほっといたらエエんちゃう?」
・・・そ、そう?以外に軽いのね。。。
結局、実の娘のアドバイス(?)も自分の中では
決め手となり、話し合いの末、翌日は父と別行動する
ことにしました。
義弟と私は飛行機でマドリード経由コルドバへ、
義父はあとからバス(!)でマドリードに行き、その後
コルドバへ行くことにしました。
ビルバオ~マドリードはバスで4時間超。。。
心配は募りますが、お店の人に説明するための
英文+グーグル翻訳スペイン語文を渡し、
翌日のバスのチケットをオンラインで買って
義父のスマホに仕込み、義父が乗れそうな
マドリード~コルドバの電車の時刻表を調べ、
やれることはやった。
あとは自分たちの運がいいことを祈るのみ、か。
(ロスバゲの時点ですでに・・・ですが)
結局寝たのは2:00前。もうヘロヘロです。
翌朝、6:00前に起床し、義弟と二人、一路タクシーで
次のフライトに乗るためサンセバスチャン空港へ。
1時間半くらいかけて空港に到着。
空港でチェックインしようと義父から預かった
予約書を確認すると、
オヤ、義弟の名前の綴りが違う。
うそ~ん・・・、飛行機乗れないじゃん・・・
カウンターで一応説明し、ダメモトで訂正できないかと
聞いてみたものの、あえなく撃沈(そりゃ当然)。
でもカウンターのおばちゃんは「国際線だったら乗れないよね~」
なんて言いながら、なんだかんだで発券はしてくれました。
ドキドキしながらセキュリティ、ゲートをくぐりぬけ、
(ちゃんと正規の手続きを踏んでます。念のため)
結局は何とか無事に飛行機に搭乗。
あーよかった。。。
今回ばかりは、無事乗せてくれたイベリアに感謝。
小一時間でマドリード空港に到着。
電車で中央駅のアトーチャ駅に向かいます。
(ホントは乗継便だったけど、ロスバゲも怖いし次のフライトは捨てた)
右往左往していると、日本に留学していたというスペイン人に遭遇、
話しかけてくれて、乗る電車など教えてくれました。感謝!
30分あまりでアトーチャ駅に到着。さすがに中央駅なだけあってでかい。
どこに何があるのか、チケットカウンターの人に聞きつつ、
右往左往しつつおおよそ構造を把握しました。
ちょこっと観光するためには、まず荷物を預けねばなりません。
ウェブサイトで調べた一時預かりのところに行ってみたのですが、
駅工事のため閉鎖中。がーん。
案内所に行き、お互いたどたどしい英語で一時預かりの場所が
ないかを聞くと、駅の外のほどなく近いところにある一時預かり所を
教えてもらい、無事荷物を預けることができました。
またあとでマドリードに来ることになるのですが、
図らずもこれが下見になってよかった。
ようやく旅らしい感じになって来ました。
この時点では父とはまだ合流できてませんが、
どうやら無事にカバンをゲットできた模様。よかった・・・
聞くと、10時くらいには掃除のおばちゃんが掃除をしに
店を開けたので声をかけたものの、当然英語など通じず。
そこからが義父のすごいところなのですが、そこに
たまたま通りがかった全く見ず知らずの通行人を
巻き込んで助けてもらい、意思疎通を図ったとの由。
そのコミュ力、見習いたいです。
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