ビルバオの宿は貸フラット。義父が予約してくれました。
なかなかオシャレな内装です。
でもエアコンがないので、夜寝るときは厳しい。
窓を開け放って寝るわけにもいかんし。
ビルバオってスペインの北岸なので、どちらかというと
涼しい気候のはずなのですが、これも温暖化の影響でしょうか。
翌朝は少し遅めに起床し、近くのスーパーに朝飯を
買い出しに行き、軽く朝食をとりながら3人で作戦会議。
2日目は当初の旅の目的である、②美食の街サンセバスチャンで
バル巡りを楽しみたい、を実施する日なのですが、
いかんせん、昨日のロストバゲッジがどうにも私の頭をもたげる。
昨日の様子だと、今日中に荷物が返ってくるのは望み薄な
気もするものの、もしバゲッジが首尾よく返ってくるようなら、
いつでも受け取れるような体制をとったほうがよいのでは、
との思いが頭をもたげます。
加えて、旅行に出てから気づいたのですが、宿泊地の
ビルバオとサンセバスチャンは100km以上離れていて、
バスで1時間半かかる。遠っ。
そうなると、少なくとも一人はビルバオにいたほうがいいんじゃないか、
もしサンセバスチャンにいるときに連絡が来てもどうにもならんし。
それに加えて宿泊先が普通のホテルじゃなく貸フラットなので、
何かあったらレセプションに頼むというわけにもいかない。
結局、私はビルバオに残ることとし、義理父、義理弟で
サンセバスチャンに行ってもらうことにしました。
まあ、旅行前からここまでですでにいろいろありすぎて、
疲労困憊でバスで100km動く元気がなかった、というのも
正直なところ。
二人を送り出し、ロスバゲのウェブサイトを見たりとか、
少し部屋でゆっくりしたのちに出掛け、パジャマ代わりの
服とか、日中の服も買わないと汗くさいなぁ・・・とか思いながら
まずは昨日行ったデパートに行き、Tシャツとポロシャツを購入。
そののちにふらふらと川沿いを散歩しました。
少し汗ばむ陽気ではあるものの、日本に比べると十分涼しい。
川沿いをのんびり歩いていると街並みが美しく、あぁヨーロッパだなぁ、
スペインと言えども北の方はちょっと違うなぁ、なんて思いながら、
気持ちもだんだん落ち着いてきました。
散歩してたらだんだんお腹がすいてきたので、昼飯を食べることに。
グーグルマップで超人気のカフェに行ってみたら、行列がすごくて
とてもとても入れそうにない。
その近くの2番目くらいに人気のあるカフェに入りました。
若者向けのおしゃれな感じ。
ついてるエアコンはH社のもの。こんなところでも職業病を発揮(笑)
まあH社さんはスペインに工場持ってるし、強いよねぇ。
一番人気のサンドイッチを頼みました。
どうやって食うの?って感じでしたが、ほのかなカレー味で
美味でした。
サンドイッチを食べているときに、見ず知らずのスペインの
番号から電話が。
これは!もしや!?と思いドキドキしながら電話を取ると、
イベリア航空から。見知らぬスペインからの電話って、
そのシチュエーションだとそれしかないわな。
「荷物が見つかりました。配達は19時以降に
なりますが、本日中に住所に配達します。」
イヤッホゥ!
なにこの解放感、安堵感。。。今まで味わったことがないと
言っても過言ではない。
ひとまずよかった・・・
いや、イヤッホウっていうか、マイナスがゼロになった
だけなんすけど・・・
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