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F1の小部屋 NEO

F1のリザルトについてあれやこれや好き勝手にコメントしてみようと思います。レース終了後1週間以内に更新(目標)。

2023 ROUND 11 HUNGARIAN GP

2023年07月30日 07時59分15秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
6位 G.ラッセル メルセデスAMG
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 C.サインツ フェラーリ
9位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
10位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス

 ハンガリーGPです。スタートは2番グリッドのフェルスタッペンがジワジワと伸びていき、ターン1でハミルトンのインを奪いホールショット。懸命なブロックも空しく2番手に陥落したハミルトン。更に、ピアストリ、ノリスにも先行されて4番手まで順位を落とします。後方ではスタートで遅れた周冠宇が角田裕毅に追突。追突された角田裕毅がガスリーに追突。更に、ガスリーがチームメイトのオコンに追突するという玉突き事故が発生しています。6周目、ペレスがターン1からターン2にかけてアロンソを攻め立てますが決定打に欠け、抜くまでには至りません。8周目、メインストレートでDRSを使って加速したペレスはターン1で一気にアロンソのインに飛び込みます。これでペレスは7番手にジャンプアップです。ここのところ序盤戦の勢いが衰えてきたアロンソ。他チームのアップデートが上手く機能している様ですね。特に顕著なのがマクラーレン。アストンマーチンはライバル達に次々と先に行かれているという状況なのでしょう。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。2位のノリスに30秒以上の差を着けるという、ライバルを全く寄せ付けない危なげない走りでした。2位はノリス。アップデート投入以来、好調を維持しております。フェルスタッペンの圧勝で厭戦ムードが漂う中、マクラーレン勢が気を吐いているという状況でしょうか。今後、マクラーレンの2台がタイトル争いをどれだけ引っ掻き回せるのか期待したいところです。

2023 ROUND 10 BRITISH GP

2023年07月16日 06時13分45秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
9位 C.ルクレール フェラーリ
10位 C.サインツ フェラーリ

 イギリスGPです。スターティンググリッドはポールがフェルスタッペン。以下、ノリス、ピアストリ、ルクレール、サインツ、ラッセル、ハミルトン、アルボン、アロンソ、ガスリーと続きます………、何だってー?何とマクラーレンコンビのノリスとピアストリが2番、3番グリッドですよ!前回オーストリアGPで投入したアップデートが上手く機能している様ですね。スタートは、2番グリッドのノリスの出だしが良く、フェルスタッペンが思いっきりマシンを寄せてブロックしますが、構わずターン1に突進しホールショット。後続のピアストリも続こうとしますが、ここはフェルスタッペン、更に加速してポジションを死守します。レースの方は先頭がノリス。以下フェルスタッペン、ピアストリ、ルクレール、ラッセル、サインツ、アロンソのオーダーで進んでいきます。5周目、ターン5を立ち上がったフェルスタッペンは続くウェリントンストレートでノリスの背後に着くと一気に加速。ターン6でノリスのイン側を奪ってオーバーテイク。フェルスタッペン、これで首位に返り咲きです。39周目、ノリスに襲い掛かるハミルトン。メインストレートエンドで仕掛けようとしますが、ノリスの絶妙なブロックに遭いオーバーテイク失敗。40周目、ターン7でノリスのインに並んで立ち上がります。このまま続くストレートで一気にオーバーテイクか、と思いきやノリスの加速が思いの他鋭く、ハミルトンはノリス攻略なりませんでした。そして、レースの方はフェルスタッペンがトップチェッカー。2位はノリス!母国GPでは初のポディウムとなります。絶妙なブロックでハミルトンを抑え込み、見事このポジションを得ることができました。そして、3位はハミルトン。ノリスと並んでイギリス人ドライバー2人がポディウム登壇となります。一時はノリスを攻め立てていましたが、タイヤが終わってしまったのか、徐々にノリスに離されることに。4位はマクラーレンのピアストリ。序盤はフェルスタッペンを攻め立てるなど、新人らしからぬ動きを見せていました。さて、マクラーレンの大躍進で、今後のタイトル争いがどういう展開になるのでしょうか。俄然楽しみになってきました。

2023 ROUND 9 AUSTRIAN GP

2023年07月09日 09時05分22秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 C.ルクレール フェラーリ
3位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
4位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
5位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 G.ラッセル メルセデスAMG
8位 L.ハミルトン メルセデスAMG
9位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー

 オーストリアGPです。スタートはポールのフェルスタッペンがホールショット。ルクレール、サインツが続いていきます。後方ではハミルトンがノリスを素早くオーバーテイク。4番手にジャンプアップです。続いてターン2でノリスはアロンソにインに並びかけられますがなんとかこらえます。ターン4、フェルスタッペンはルクレールにアウト側から被せられますが、ガッチリイン側をキープしてポジションを守ります。14周目、ヒュルケンベルグがエンジントラブルでリタイア。エスケープゾーンにマシンを停めます。しかし、残念ですね。雨のスプリントレースでは序盤2番手を走行。その後ポジションを落とすもスリックに履き替えた後はみるみるポジションを挽回し、6位でフィニッシュ。ファステストラップを獲得するなど”SUPER NICO”っぷりを見せつけていたのですが。次はいつチャンスが訪れるのでしょうか?61周目、ターン3の立ち上がりでサインツの背後に着いたペレスはターン4の手前でアウト側に一気に抜き出ます。そして、そのまま大外まくりでサインツをオーバーテイク。3周にわたって繰り広げてきたサイドバイサイドの接戦を見事ペレスが制しました。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。終盤、ニュータイヤに履き替えてファステストラップを獲りに行くという余裕っぷりです。選手権争いでも余裕のランキングトップに着けているフェルスタッペン。終盤ファステスト狙いに行ったのも、今シーズンの選手権争いの余裕からきたものでしょう。今回のオーストリアGP、先頭集団はレッドブルとフェラーリの争いという展開でしたが、フェルスタッペンの速さが際立った1戦となりました。

2023 ROUND 8 CANADIAN GP

2023年06月25日 10時22分49秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
3位 L.ハミルトン メルセデスAMG
4位 C.ルクレール フェラーリ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
7位 A.アルボン ウイリアムズ・メルセデス
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
10位 V.ボッタス アルファロメオ・フェラーリ

 カナダGPです。スタートはポールのフェルスタッペンが無難にホールショット。2番グリッドのアロンソは3番グリッドのハミルトンに直角コーナーのターン1でイン側に入り込まれポジションを落とします。更に、大きく回り込むターン2でアウト側からラッセルに並びかけられますが、ここは粘って何とかポジションを死守します。12周目、ターン8の縁石に乗り上げて挙動を乱したラッセルはスライドしたままターン9のアウト側のウォールにヒット。デブリが散乱する程の激しいアクシデントでセーフティーカーが導入されます。ラッセルはタイヤ交換して走行を続けますが、後にリタイアすることになります。このタイミングで各車続々とピットイン。タイヤ交換を済ませます。そんな中、ハミルトンがアロンソの目の前でレーンに復帰。アロンソが右手を挙げて怒りを露わにしますが、これ、一般公道だったらあおり運転につながりかねませんよ(汗)?22周目、ターン10のヘアピンを立ち上がったアロンソは続くストレートでハミルトンとの間合いを一気に詰め、最終シケインでオーバーテイク。先程タイヤ交換時にハミルトンに割り込みをされた訳ですが、無事にポジションを取り戻すことができました。そして、レースの方はフェルスタッペンが余裕のトップチェッカー。今シーズン7勝目です。2位はアロンソ。フェルスタッペンと互角のラップタイムを叩き出す等その速さは本物です。まあ、ひとつ気がかりといえばチームメイトのストロールがあまりにもアロンソに差をつけられているということでしょうか。そして、7位はアルボン。1ストップ作戦と絶妙なブロックで入賞を果たしました。非力なウイリアムズのマシンで7位入賞とは正直驚異的ですらあると思います。関係者はアルボンのこのリザルトに注目している筈ですから、声が掛かって速いチームに移籍できればと思います。F1は不公平な世界でもありますが、やはり才能のあるドライバーにはチャンスを与えるべきでしょう。

2023 ROUND 7 SPANISH GP

2023年06月11日 12時29分32秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 G.ラッセル メルセデスAMG
4位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
7位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー

 スペインGPです。スタートはポールのフェルスタッペンの出だしが良くホールショット。2番グリッドのサインツの出だしも良く、ターン1の手前で僅かにフェルスタッペンの前に出ますが、イン側をガッチリキープしていたフェルスタッペンに行く手を阻まれます。後方ではハミルトンがノリスのインに入ってオーバーテイク。しかし、小競り合いでペースの鈍ったサインツに前を抑えられ、ペースダウンしたハミルトンにノリスが追突。ノリスはフロントウイングを破損しピットインを余儀なくされ、絶好のポジションを失うことになります。52周目、ホームストレートでオーバーテイクを仕掛けようとしたアロンソに対してオコンが露骨にブロック。アロンソはピット出口にまで追いやられながらもオコンをオーバーテイク。7番手にジャンプアップです。オコンは昨シーズンまでアロンソのチームメイトだった訳ですが、その頃からアロンソに対してアグレッシブなバトルを仕掛けていました。チームが変わってもアロンソに対する態度は変わらない様ですね(汗)。そして、レースの方はフェルスタッペンが悠々自適の一人旅でトップチェッカー。向かうところ敵無しの5連勝です。直接のライバルであるチームメイトのペレスが4位ということで、更にポイント差が開きました。

2023 ROUND 6 MONACO GP

2023年06月04日 05時53分46秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
3位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 G.ラッセル メルセデスAMG
6位 C.ルクレール フェラーリ
7位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
8位 C.サインツ フェラーリ
9位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
10位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス

 モナコGPです。スタートはポールのフェルスタッペンがホールショット。大きな混乱は無く、各車続々と通過していきます。ステーションヘアピンではストロールを始め、数台のマシンが接触。各車行き場を失い混雑する様な場面がみられました。11周目、トンネルの出口でサインツがオコンに迫ります。出口のシケインでイン側に飛び込むべくブレーキを遅らせますがタイミングが合わずにオコン軽く追突。両車とも接触のあおりで挙動を乱し、シケインをショートカットしますがマシンにダメージは無い様でそのまま走行を続けます。35周目、シケインの出口でペレスがマグヌッセンに追突。周回遅れの処理に失敗したペレスはフロントウイング交換の為にピットインを強いられ大きく後退することになります。51周目に雨が降り始め各車一気にペースダウン。次第に雨脚が強まりピットインするマシンが出始めます。路面が完全にウェットと化した時点でコース上のいたる所でコントロール不能に陥りクラッシュや接触、スピンするマシンが続出。そんな中、フェルスタッペンがバツグンのタイヤマネージメントとマシンコントロールでトップチェッカー。4連勝で開幕戦からは連続ポディウムで完走率100%となっております。速い上に完走率も高いとあってはもう手がつけられませんね(汗)。2位にはアロンソ。カオスな状況の中でも冷静な判断で生き残りました。フェルスタッペン同様、ベテランらしいタイヤマネージメントとマシンコントロールの巧さが光りましたね。3位はオコン。久々のポディウムです。2021年にハンガリーGPで優勝して以来のポディウムとなります。序盤にサインツに追突されるも、その後は安定した走りをみせました。そして、今回ノーポイントに終わったペレス。周回遅れの処理に失敗しマグヌッセンやストロールと接触。ウェットとなってからはシケインでコントロールを失いウォールにヒット。更にはコースに復帰したラッセルに進路を阻まれ追突とラフなドライビングが目立った今回のレース。フェルスタッペンとのタイトル争いにプレッシャーを感じているのでしょうか。とまれ、これでタイトル争いからは大きく後退です。昨シーズンは優勝していることもあり満を持して臨んだモナコGPですが、期待外れの結果となってしまいました。さて、雨のモナコGPというと後世に語り継がれるレースになることが多々ありますが(1984年等)、今回のレースが語り継がれるかどうかはともかく、印象的なレースとなったことは間違いないでしょう。

2023 ROUND 5 MIAMI GP

2023年05月14日 08時15分41秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ハミルトン メルセデスAMG
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
9位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ

 マイアミGPです。スタートはポールのフェルスタッペンがホールショット。大きな混乱は無く、アロンソを始め、後続のマシンが通過していきます。4周目、マグヌッセンがルクレールを追い立てます。その後方からはフェルスタッペンが迫っており、最終コーターを立ち上がると一気に加速して2台とも抜き去ってしまいます。これでフェルスタッペン、一気に2つ順位を上げて6番手です。逆にルクレールは順位を2つ下げて8番手に後退です。その後もフェルスタッペンの勢いは止まることなく、ガスリー、ラッセル、サインツ、アロンソと次々に料理していきます。ええ、他のマシンがモブキャラに見えるぐらいの勢いで事も無げに抜いていきましたね(汗)。47周目、ついに首位のペレスに追い付いたフェルスタッペン。バックストレートでペレスの背後に付きますが、最終コーナーでイン側にブロックされてオーバーテイクならず。スタート/フィニッシュラインを越えてターン1でもイン側にブロックするペレス。しかし、フェルスタッペンは大外でペレスをオーバーテイク。両者とも譲らないスリリングなバトルでしたが勢いに勝るフェルスタッペンに軍配が上がりました。チームメイトのペレス、ささやかどころではない抵抗をみせましたが、フェルスタッペンを抑え切ることはできず。これで、前回アゼルバイジャンとは逆の、フェルスタッペンが先頭でのレッドブル、ワンツー体制となります。そして、フェルスタッペンはその勢いのままトップチェッカー。今シーズン3勝目、ドライバーズ選手権でも首位をキープしています。2位はペレス。終盤まで首位をキープしていましたが、フェルスタッペンにその座を奪われることに。ここマイアミでヴァイスできずに不完全燃焼で終わってしまいました。3位はアロンソ。何と開幕から5戦中4戦で3位ポディウム。バツグンの安定感です。この調子なら、条件さえ整えば充分に優勝するチャンスはあるでしょう。長らく勝利から遠ざかっているアロンソですから、アロンソ自身が最も勝利を渇望している筈。既に今シーズン、アロンソ旋風が吹き荒れていますが、今後とも活躍が続くことは間違いないでしょう。さて、「フェルスタッペン祭り」とも言える様相を呈していた今回のマイアミGP。予選で9位になったのはオーバーテイクショーを見せるための演出だったんじゃないかと勘繰ってしまうほどですよ。見事ここマイアミでヴァイスしたフェルスタッペン。今後もこの勢いのまま、選手権争いをを席捲することになりそうですね。

2023 ROUND 4 AZERBAIJAN GP

2023年05月06日 07時38分11秒 | Weblog
1位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 C.ルクレール フェラーリ
4位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
5位 C.サインツ フェラーリ
6位 L.ハミルトン メルセデスAMG
7位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
8位 G.ラッセル メルセデスAMG
9位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
10位 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ

 アゼルバイジャンGPです。スタートはルクレールがホールショット。以下、大きな混乱は無く後続車が続いていきます。ルクレールはフェルスタッペンを従えて先頭をひた走りますが、ギャップを広げるまでには至らず。4周目、ターン1に向かうホームストレートでルクレールを射程距離に入れたフェルスタッペンは、ターン1手前でルクレールの前に出て先頭に躍り出ます。6周目、続いてペレスがホームストレートでルクレールのイン側に入りターン1でオーバーテイク。これで、レッドブルのワンツー体制となりました。10周目、ターン6でしょうか。デ・フリースがストップ。どうやら手前のターン5で左フロントをヒット。サスペンションを破損してストップした模様です。SC(セーフティーカー)導入を見越したフェルスタッペンがピットイン。11周目からSCが導入となりペレスを始め上位陣が続々とピットインします。このピットインラッシュでペレスとフェルスタッペンの順位が入れ替わります。再スタート時のオーダーは先頭からペレス、ルクレール、フェルスタッペン、サインツ、アロンソ、ラッセル、ストロールという布陣となります。14周目に再スタート。ペレスを先頭に、牽制し合う場面はあるものの大きな混乱は無く各車通過していきます。そして、ターン3。フェルスタッペンがルクレールをイン側からオーバーテイク。2番手にジャンプアップです。残るはターゲットはチームメイトのペレス。そして、その後方ではアロンソがまさかのターン4でサインツをオーバーテイク。ターン3からターン4にかけてはストレートが短いので、サインツとしても予想外の動きだったのではないでしょうか。これでアロンソ、4番手にジャンプアップです。この模様をモニターで観ていたクルー一同は拍手で盛り上がります。やはり、ドライバーの奮闘でチームの士気は俄然上がるものですね。32周目、ターン15でフェルスタッペンが立ち上がり時に右リアをウォールに軽くヒット。ウォールが微妙に膨らんでいる個所にヒットしました。マシンに支障は無かったのか、そのまま走行を続けます。34周目、同じくターン15でペレスが侵入時に右フロントをヒット。コーナーのアプローチに向けてウォールが狭まってくる個所でヒットしました。こちらもマシンに支障は無かった様でそのまま走行を続けます。ファステストを出し合って競り合っていた2台ですが、順位は変わらずペレスがトップチェッカー。サウジアラビアGPに続き2勝目です。はるばる、アゼルバイジャンまでやって来た(?)ペレスのファンはメキシコの国旗を揺らして大喜びでしたね。2位はフェルスタッペン。序盤は布陣通りフェルスタッペンが先頭でレッドブルのワンツーフィニッシュになると思われましたが、まさかの2位フィニッシュ。SCを見越したピットインでペレスの前で戻れなかったのが最大の敗因。また、ペレスのペースが速かったのも想定外でした。まあ、最大の誤算はチームオーダーが発令されなかったことかもしれませんね(汗)。3位は今シーズン初ポディウムのルクレール。今シーズン、アロンソという伏兵に阻まれて、タイトル争いに全く絡めていません。このままだと、レッドブルのドライバー2人のマッチレースという展開になりそうですが、フェラーリが追い付くことは出来るのでしょうか?

2023 ROUND 3 AUSTRALIAN GP

2023年04月09日 07時47分54秒 | Weblog
1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 L.ハミルトン メルセデスAMG
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 L.ストロール アストンマーチン・メルセデス
5位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
6位 L.ノリス マクラーレン・メルセデス
7位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ
8位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
9位 周冠宇 アルファロメオ・フェラーリ
10位 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ

 オーストラリアGPです。スタートはポールのフェルスタッペンがイン側のラッセルを牽制しつつ先行します。が、ラッセルの伸びが良くインに割って入ってホールショット。ターン1の攻防戦で加速が鈍ったフェルスタッペンは後続に追い立てられることになります。その後方ではターン3でアウト側から前に出ようとしたルクレールとイン側のストロールが接触。ルクレールのマシンはグラベル上でストップします。このアクシデントによりオープニングラップからセーフティーカーの導入となります。7周目、ターン7でアルボンがクラッシュ。ハイスピードでスピンしながらグラベルに突入、ウォールにヒットしてコース上でストップしました。このアクシデントにより赤旗中断となります。再スタートはスタンディングとなり、ポールのハミルトンがホールショット。フェルスタッペン、アロンソが続いていきます。12周目、フェルスタッペンがターン10を立ち上がった左の高速コーナーでハミルトンをアウト側からオーバーテイク。このレースで初めて首位に立ちます。54周目、ターン2でマグヌッセンがアウト側のウォールに激しくヒット。タイヤが吹き飛ぶ程の激しいクラッシュでした。このアクシデントで2回目の赤旗中断。そして、ラスト2周という微妙なタイミングでスタンディングでのスタートとなります。3回目のスタートもフェルスタッペンがホールショット、2番手にハミルトンが続きます。アロンソも続いていきたいところですが、イン側からサインツが激しくヒットしてきました。このあおりでアロンソはイン側に向かってスピンし、ウォールの横で止まります。後方のペレスも行き場を失い、アウト側にコースアウト。更に、ターン2の立ち上がりでオコンがイン側から立ち上がってきたガスリーと接触。オコンはアウト側に押し出されてウォールにヒット。ガスリーも接触したはずみでアウト側に回転し同じくウォールにヒット。アルピーヌの2台は同士討ちで同時にストップしました。このアクシデントでまたしても赤旗中断。このレース3度目の中断です。そして、最後はローリングスタートとなりましたが、周回数が無いということもあり、事実上のパレードラップ状態となり順位の変動は無しということに。優勝は今シーズン2勝目のフェルスタッペン。2位は今シーズン初ポディウムのハミルトン、3位は3戦連続ポディウムのアロンソが入りました。今回のオーストラリアGP、最後のリスタートが大きな物議を醸すことになりました。やはり、西日が差し込路面温度が下がる中、冷えたタイヤでドライバー達にバトルをさせるのは無理があったのでしょう。ブレーキングで止まり切れず、コースアウト、接触するマシンが続出。タイヤが冷えていることを考慮してローリングスタート、あるいはセーフティーガー先導のままレース終了させるのが良かったのではないでしょうか。見どころをつくるという、あるいはローリングスタートのまま盛り上がりの欠けた状況でレースを終わらせたくない、という目的もあるのでしょうが、恣意的にドライバー達にバトルさせるという演出は上手くいっていない様に思います。

2023 ROUND 2 SAUDI ARABIAN GP

2023年03月26日 07時29分06秒 | Weblog
1位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
2位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
3位 F.アロンソ アストンマーチン・メルセデス
4位 G.ラッセル メルセデスAMG
5位 L.ハミルトン メルセデスAMG
6位 C.サインツ フェラーリ
7位 C.ルクレール フェラーリ
8位 E.オコン アルピーヌ・ルノー
9位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
10位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ

 サウジアラビアGPです。スタートは2番グリッドのアロンソの出だしが良くポールのペレスを抑えてホールショット。レースはアロンソが先頭になって後続を引っ張って行く展開となります。しかし早くも4周目、ターン1でペレスがアロンソをオーバーテイク、首位に返り咲きます。とはいえアロンソ、ペレスのリードを許すこと無く、後ろに後に張り付いて周回を重ねます。23周目、ターン25でフェルスタッペンがラッセルをオーバーテイク、15番グリッドスタートながら表彰台圏内まで上り詰めてきました。25周目、ターン1でフェルスタッペンはアロンソをオーバーテイク、これでレッドブルのワンツー体制となります。尚、この時アロンソは悪あがきをすることなく、すんなりとフェルスタッペンを前に行かせました。さすが、達観してるというか、抜かれるのがわかっているのなら無駄にマシンを左右に振ってタイヤを消耗させる必要は無い、と判断したのでしょう。破竹の勢いのフェルスタッペン、残るターゲットはチームメイトのペレスだけという状況です。しかしペレスもさる者、ペースを上げてフェルスタッペンの追随を許しません。ていうことは何ですか?今まではマシンを温存する為にペースを抑えていたということになりますね。三味線を弾いていたペレス、フェルスタッペンの猛追によりペースを上げて逃げにかかります。そして、レースの方はペレスが逃げ切ってトップチェッカー。自身のキャリア初となるポール・トゥ・フィニッシュです。「今までは本気を出していなかっただけ」という感のあるペレス。本気を出したペレスのフェルスタッペンとのタイトル争いの今後の展開が楽しみになってきました。そして、3位はアロンソ。レッドブルに次ぐこのポジションが定位置となりつつあるのは、もはや誰もが認めるところ。アロンソの実力をもってすればアストンマーチン初の優勝も十分あり得るでしょう。タイトル争いにどう絡んでくるかも見所ですね。伏兵で最年長のアロンソがレースを引っ掻き回しています。昨シーズンの時点で誰がこの展開を予想し得たでしょうか?レギュレーションが大きく変わった昨シーズン同様の地殻変動が起こっているとも言える今シーズンの展開。アロンソとペレス、二人のベテランがタイトル争いを引っ張っていくのでしょうか?乞うご期待です。