昨日、俺の60年の人生で、初めて、
下着をたたんだ。
理由?
ブラスチックの小タンスなので、
その方が、見栄えがいいかな・・・と思ったからだ。
だいたい、60になるまで、
下着は、たたむものとは思わなかった。
洗濯した下着は、
適当に、タンスの中に、
ドバーッと入れておいた。
ところが、たたんで入れてみると、
意外な発見がいろいろあった。
まずブリーフや丸首シャツが、普段の倍以上、入ることに気づいた。
次に、たたんで入れるにつれ、
すごい快感を感じてきた。
なぜ?・・・と言われても困る。
それは、不思議な、快感だ。
きっと自分が身につけているものが、
きちんと整理されている喜び?・・・だろうか?
でも、背広とかは、整理されていても、
あんまり快感は感じないけどなあ?
そうだ!
こういう快感は、20年前にも感じたぞ。
そのとき、俺は、夜になると、
トイレを掃除していた。
これがなぜか、すごい快感だった。
便器に染み付いた黄ばみなどが、
少しずつ落ちていき、
白い便器になっていくのは、
不思議な喜びだった。
そのときの快感と似ているよな。
ところで、ブリーフやトランクスを数えると、
25枚くらいあった。
ずいぶんあるもんだと思った。
そのうち、ブリーフやトランクスに、
変な愛着を感じるようになった。
「人生の友」という愛着だ。
考えてみれば、
確かに、彼らほど、
俺と、身近な付き合いをしているヤツはいない!
だろ?
まさに、ブリーフは、俺の最も親しい友達ではないか!
だろ?(うん!って言うなよな、ハハハ)
そう考えると、
人生が愉快な気がしてきた。
今は、下着を初めてたたんで良かったと思っている。
それにしても、
人生、何十年生きても、
新しい発見があるもんだよね~
ところで、このブログ、よしもと新喜劇の島田珠代が喜ぶかもね。
あ、チ~ン!