吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

初霜がおりたよ!

2012年11月28日 | 日記
今朝はとても寒い朝でしたね。
登園してお庭に遊びに出た子どもたちが発見したものが「霜のついた落ち葉」

  

「何 これ…」
「雪?」
「きれいだよ」
「ふわふわしてるみたい…」

 …と指でさわると霜が解けてしまいました。
                  「なくなっちゃった!!」とびっくり! 

「霜だよ」
「霜…探したい!!」
…と子どもたちは霜のついたたくさんの葉っぱをみつけに行きました。

畑に行ってみると…

                 

収穫間近の大根の葉っぱにもたくさん霜が…。
「外の葉っぱは寒そうだけど、土の中は土のおふとんできっと温かいよね」
土の中の大根の心配もしてくれていた子どもたちでした。
お天気のいい日に、みんなで収穫しましょうね。


 幼稚園のお庭の「栃の木」の葉っぱもすっかり落ちてしまいました。

冬の自然に思いきり親しめる季節ですね。
これからも冬ならではの事象に気づいたり、観察したりしていきたいと思っています。



   

こぎつねのてぶくろ

2012年11月26日 | 日記
吉田マリア幼稚園では一年に一度、この時期に劇団を招いて「観劇会」を行っています。
これは、子どもたちに本物の演劇を体験してほしいという願いから始めたものですが、今年で4年目になりました。

今年の演目は「こぎつねのてぶくろ」
原作は新美南吉さんの“てぶくろをかいに”…人間の町に手袋を買いに行く子ぎつねのお話です。
今日の観劇会を、子どもたちはとても楽しみに待っていました。

  

はじめにお兄さんが、手あそびや歌で楽しませてくれます。
元気いっぱいのお兄さんに子どもたちの視線は釘づけ…あっという間に舞台にひきつけられてしまいました。

           

おかあさんぎつねが子ぎつねの右手を人間の手に変えてくれて、「この手にあうてぶくろをください、というのよ」と教えてくれます。
子ぎつねは町の帽子屋さんまで、てぶくろを買いに行きました。

  

帽子屋さんが開けてくれたドアから、人間の手になった右手を見せるつもりだったのに間違えてきつねのままの左手をみせてしまった子ぎつね…帽子屋のおじさんは、子ぎつねだとううことがわかっても、ちゃんとてぶくろを売ってくれました。

心が温かくなるお話を、食い入るように見ている子どもたち…子どもたちの心にはどんなものが残ったのでしょうか。

  

最後に、演じてくださった劇団“バク”さんの方たちにみんなでお礼を言って楽しい観劇会が終わりました。子どもたちの「ありがとう」や「さようなら」の声に、何度も出てきてくださって、そのたびに大喜びの子どもたちでした。

おうちで楽しかった観劇会のお話を、聞いてみてくださいね。

お米を炊いて食べたよ!

2012年11月22日 | 日記
春に苗で植えて、みんなで大切に育ててきた「稲」
収穫の稲刈り(子どもたちがはさみで切りました)をして、脱穀(子どもたちが指で1本ずつこそげとっていきました)をし、精米(子どもたちが棒でついてお米にしました)をした大切なお米をようやく今日、おにぎりにして食べました。

 みんなで精米したお米はほんの少し…一生懸命棒でついたお米はいつも食べているお米みたいに白くなくて、茶色い色をしています。
その茶色いお米を、先生が持ってきてくれた“新米”と一緒にしてといでいきます。

  

といだお水はお花にあげましょう。そのまま流してしまえば無駄になってしまうお米のとぎ汁ですが、お花にあげると栄養になるそうです。
お水を大切にしながら、そしてお米の一粒も流さないように気を付けて、丁寧に丁寧にお水を替えている子どもたちの姿は真剣そのもの…集中していました。

                

といだお米は炊飯器に入れて、スイッチオン!
「おいしいごはんになりますように…」と神さまにお願いする子も。おいしく炊けるかな?

 少しすると炊飯器から湯気が出てなんだかいい匂いがしてきました。
もう炊けるかな…わくわくどきどき。

  

                 

炊きあがったごはんを先生が広げたサランラップの上に乗せてくれます。
それを両手でギュッとにぎっておにぎりにしていきました。少しさましてからギュッと握りろうね。
そうしないとやけどしちゃいますよ。
まあるくまあるくなるように、にぎっていきます。力を入れすぎるとかたいおにぎりになるから気を付けてね…。
みんな気持ちはおかあさん。

  

自分でにぎったおにぎりを「いただきま~す!」
自分たちで精米した茶色いお米は、炊飯器で炊いてもちゃんと茶色いまま炊けていました。
白いお米の中に混じっている茶色いお米を見て「これ、僕たちのお米だね!」とうれしそうな子どもたち。
塩も何もつけないおにぎりでしたが、とってもおいしくて“お米ってこんなに甘いんだね”なんていう声も…。
あっという間にペロリ…でした。

たった一粒のお米が自分の口に入るまで、どれだけ長い時間をかけて稲を育てなければならないのか。
そして、どれだけ手間をかけてお米にしなければならないのか…を体験できた子どもたちでした。
「お米の一粒も無駄にしたらもったいない…」という言葉が子どもたちから出てくると、本当にうれしくなります。
物があふれかえり、食べるものにも困らない生活ができる私たちですが、だからこそ、お米の一粒を大切にする心を育てていきたいと思っています。

来年もまた、苗から育てていきたいですね。




消防署に行ってきました

2012年11月21日 | 日記
今日、年長組では「消防署」に行ってきました。
これは、毎年“勤労感謝の日”にちなんで、日ごろから見えないところで私たちの生活を支えてくださっている方々に心を向けて、改めて感謝の気持ちを持つことをねらいとして行っている活動です。

年長組では少し前から、目には見えない“ありがとう”の気持ちを、目に見える「カレンダー」という形で贈りたいと話し合い、子どもたちが一生懸命カレンダー作りを行ってきました。今日はお手紙もつけてみんなで消防署まで、渡しに出かけました。

 いつもわたしたちを火事から守ってくださってありがとうございます。どうぞおけがをしないようにがんばってくださいね。(子どもたちのお手紙から)

  

消防署の方が「消防車」を見せてくださって、消防車についているホースや器具の説明をしてくださいました。みんな興味津々…。目が輝いていました。

               

消防士さんの防火服を着せていただくと重くてびっくり!「重い!」「ぶかぶかだ~!」と大喜びの子どもたち。

  

消防車を見せていただいている間に、緊急の連絡が入ったようで救急車の出動がありました。子どもたちはちょっとびっくりしたようでしたが、「いってらっしゃ~い!」と手を振って見送っていました。救急車を呼んだ方が大変なことにならないように、みんなでお祈りもしました。大丈夫だといいですね。

最後に消防車の前で全員の写真を撮っていただいて、大満足の子どもたちでした。


いろいろな方々に、見えないところで支えられて私たちは生かされていることを、しっかりと心に刻んで、感謝の気持ちを持つことができる子どもたちに育っていってほしいと願っています。



クリスマスリースを作りました(年中)

2012年11月16日 | 日記
先日、さつまいものつるで作ったリースに、今日は飾り付けをしました。

リースにどんなものを飾るかを、子どもたちと話し合っていましたが、拾ってきたどんぐりやまつぼっくりなど、神さまが創られた“自然のもの”を使いたい…という意見が子どもたちからたくさん出ました。

一人の女の子がおうちで“リース作り”のお話をしたところ、おじいちゃんがおうちに咲いていた“かいがら草”と“せんにち草”をたくさんドライフラワーにして持ってきてくださったり、リースの見本を作って持ってきてくださったり…と、おうちの方々まで巻き込んで楽しいリース作りになりました。

            
    きれいなドライフラワーでしょ!   リースの見本は大人気(こんなの作りたい!)

 お花を種類別に分けました。どんぐりやまつぼっくりもあります。

  

乾燥した自分のリースに、どんなふうに飾り付けをするか、いろいろ置いて考えていきます。色をあわせてみたり、一度置いたものを全部取りかえてみたり…とみんな真剣な表情で取り組んでいきます。

 

お友だちの作品を見てひらめく子、黙々と自分の世界に浸る子、「これがいいんじゃない?」とお友だちにアドバイスする子…などさまざまな子どもたちの姿も見られ、一人一人の新しい面をまた、発見できたりもしました。

                 

              

今日はリースの上に飾りたいものを置いてみるだけでしたが、来週は実際に接着していきたいと思います。すてきなリースができそうですね。