吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

今日でプールが終わりました!

2012年08月31日 | 日記
6月から楽しんできた「プールあそび」が今日で終わりになり、みんなで「プールじまい」の式をしました。

神父さまにプールの祝福をしていただいた「プール開き」から今日まで、特に大きな事故やけががなく、楽しくプールあそびができたことは本当にありがたいことでした。

 プールサイドにみんなが集まり、園長先生からお話を聞きました。

みんなが楽しくプールあそびをするために、毎日見えないところで「水着やタオルを洗ってくださったお母さん」や、毎朝早くから「プールのお掃除をして、お水を入れてくれた先生たち」がいてくださったこと。また、いつも一緒にいて守ってくださっていたイエスさまに心を向けて、みんなで感謝のお祈りをしました。

              


今日も朝から暑い日だったので、プールのお水がとても心地よくていつまでも入っていたいくらいでした。

              

プールに「ありがとう」を言ったり、できるようになったことを発表し合ったりして最後のプールあそびが終わりました。

  

「あしたもプールに入りたいな~…」と言っている子もいて、名残惜しいプールじまいの一日でした。まだまだ暑い日が続きそうですので、プールはできなくても、水あそびを楽しんでいきたいと思っています。

プールあそびの期間中、水着のお洗濯などご協力いただきまして、本当にありがとうございました。おうちに帰った子どもたちが、「ありがとう」の気持ちを、言葉でお母さんに伝えられたらいいな…と思っています。

二学期はじめての「ちゅーりっぷ教室」です

2012年08月30日 | 日記
今日は、二学期が始まってはじめての「ちゅーりっぷ教室」がありました。
久しぶりの幼稚園にテンションが高めの子どもたち。

モンテッソーリの教具で集中してあそんだあとに、今日はいろいろな水遊びを楽しみました。
 登園するとすぐに、好きな教具を選んでかかわります。
                     選ぶことがとても上手になりましたね。

水遊びも“選んでかかわること”ができるように、いろいろな種類の水遊びを用意しました。

  
   しゃぼん玉            絵の具のスタンプ        魚すくい


              
            魚釣り                 プールあそび

  
   小さいプール         水鉄砲の的あて         お魚ができましたよ!

暑い日でしたが、パラソルやターフで日陰を作ったり、木陰に水遊びを設定したり…と
少しでも涼しく遊べる環境を考えて活動を行いましたが、子どもたちは暑さをものとも
せずに、水遊びを楽しんでいました。お母さんたちの方が暑かったかもしれませんね。

              
         おいしくおやつを食べました       園長先生のお話です


この次の「ちゅーりっぷ教室」は9月6日(木)です。
また一緒に楽しいことをしましょうね。お待ちしています。



今日は夏野菜カレーパーティーでした!

2012年08月28日 | 日記
毎年この時期に、子どもたちが畑で栽培・収穫した野菜を使って「夏野菜パーティ」を行っています。今年は“じゃがいも”“なす”“ピーマン”“おくら”をカレーにして食べることにしました。他に“きゅうり”を塩で、“ミ二トマト”はそのまま食べるようにしました。

前日から年長組の子どもたちが、会場になるホールの入口に看板を作ったり、各クラスや先生方に招待状を作って配ったりと、準備をしてくれていました。

            
      ホールの入口の看板          招待状

この時期は衛生面が不安なので、野菜は先生たちが切っています。
子どもたちが収穫した野菜を、朝から切ってカレーの準備をしました。

 朝から準備をする先生たちです

お昼までに園長先生と高橋先生で4つのおなべにカレーを作り、カレーパーティのはじまりです。ホールに全員が集まって食べるのですが、手首に巻いたバンドのマークでテーブルが決められていて、他の学年の子どもたちが一緒にすわれるように工夫がしてあります。
            
      年長のお当番が牛乳を配ります    同じマークで座っています

  
カレーをよそってもらう時には「たくさん」「ふつう」「少し」を自己申告します
きゅうりとトマトは先生が配ってくれました。

  
年長さんがカレーにどんな野菜が入っているか教えてくれましたよ。


  
「いただきます」のあとはあっという間に1杯を食べ終わり「先生!おかわり!」

おうちから持ってきたごはんの他に、幼稚園でおかわり用のごはんを2升炊いたのですが、ほとんどなくなってしまうほどたくさんおかわりをする子どもたちに「おなかは大丈夫?」と先生たちが心配するほどでした。

             
       最後のお片付けまで年長さんが手伝ってくれました。
       準備からお片付けまで、がんばってくれた年長さんありがとう!


野菜の栽培から収穫、そしてそれを調理して食べるという経験を通して、私たちが普段当たり前のように食べている食事は、実は他の動物や植物の「いのち」をいただいている…ということが実感できたように思います。
そして、神さまがくださった「いのち」を育てるお手伝いができたことの喜びも感じることができた夏野菜カレーパーティーだったと思います。

 
楽しい一日でしたね。

みんなでバケツ1杯分のお水をプールに入れました

2012年08月27日 | 日記
6月のプール開きの前に、子どもたちに「日本」と「アフリカ」を比較して、1日に使える「お水」の量がどれだけ違うかを話したことがあります。
(日本の子どもは、バケツにすると1日に28杯分もお水を使っていますが、アフリカの子どもは1日に2杯分のお水しか使えない…というお話です)

今日朝の集会でもう一度そのお話をしました

  

1日にバケツ2杯分のお水のうち、1杯分は飲んだりお料理をするお水(生きるためのお水)と考えて、あとの1杯分を今日のプール遊びに使うとしたら、どのくらいのお水が使えるか…をみんなでやってみることにしました。
みんなの分のバケツは用意できないので、年中さんと年長さんはペットボトルを使いました。
ペットボトル3本分がほぼバケツ1杯になることを確認しました


水分をしっかり取りながら、プールに一人一人が「バケツ1杯分」のお水を入れてみます。年中さんと年長さんは水道でペットボトルにお水を汲んでプールまで運び、年少さんとももぐみさんは、プールのそばでホースからバケツにお水を汲んでプールに入れました。
  

   

ペットボトルの子どもたちは水道とプールを3回行ったり来たりしながらお水を入れてくれましたし、年少さんとももぐみさんは大きなバケツに入れてもらったお水を、先生たちに手伝ってもらいながらプールに入れていました。

20分くらいで全員の子どもと先生たち全員のお水がプールに入りました。

            

全員分でバケツ100杯だったのですが、プールの一部(深くなっている方)にほんのわずかしか水がたまらず、「一人1杯分のお水ってこれだけなのか~…」とため息をつく子の姿もありました。
わたしたちがいつも当たり前のように使っているお水がどれだけ大切なものなのか、また、いつもたくさんのお水を使えることがどれだけ恵まれていてありがたいことなのかを再認識できた活動でした。みんなでいつもたくさんのお水で楽しく遊べることへの感謝と、今日プールで使わなかった分のお水が今、お水を必要としている方たちへ届くように、イエスさまにお祈りをして少ないお水で楽しく遊びました。

  
お水をかけてもらったり、少ないお水に寝転んでいつもとは違った水遊びができました

            
最後はその少ないお水を無駄にしないために、園庭の木や草にプールに入れたお水をあげて、最後までお水を大切に使う活動を終えることができました。


暑い中での活動だったので、“水分をしっかりと取る”“日なたに長くいることのないようにする”など健康管理には十分気を付けて行ったつもりですが、たぶん疲れていると思います。おうちでしっかりと休んでくださいね。

明日からプールじまいまでは、また通常のようにプール遊びを十分に楽しみたいと思います。たくさんのお水を使えることへの感謝と、お水がなくて困っている方たちがいることは忘れないようにしたいですね。 


学校法人マリア学園の「全職員研修会」がありました

2012年08月25日 | 日記
昨年から毎年、この時期に「学校法人マリア学園の全職員研修会」を行っています。
昨年と今年は“学園の理念”を理解するために、理事長からお話していただいたり、少人数のグループに分かれて、聖書のお話などの分かち合いをしました。

子どもたちと実際にかかわる先生方に、カトリック教育の価値観をしっかりと持った上で保育にあたってほしいという願いがあってはじまった研修会です。

今年のテーマは「いのちの大切さ」でした。
理事長からイエスさまが生きていた時代の社会的、政治的な背景を「学園」と「幼稚園」との関係というわかりやすいたとえで教えていただいたあと、それぞれの園ごとに聖書の箇所をいただき、そこ箇所を読んでの分かち合いと作業をしました。

 9園から約80名の先生方が集まって研修をしました

               
        各園ごとに話し合ったものを図にして発表しました

普段なかなかじっくりと、聖書の箇所を先生同士で話し合う時間がないので、一人一人の先生方のいろいろな気づきを分かち合ったり、日々の保育と重ね合わせてかんがえることができたり…と有意義な時間を持つことができました。


午後は実際に「聖書」のお話をどのように子どもたちの生活と重ね合わせて、わかりやすく伝えることができるか…を、中野マリア幼稚園の園長先生に、子どもたちに話している教材を使って実践していただきました。
聖書のお話は、自分がどのように理解するか…で子どもたちに話すポイントが変わってくるので、まずは自分が何を感じたか、またどこをポイントに話すかを明確にすることが大事だということを学んだ研修でした。
  
実際の教材を使ったお話          他の園の先生方との分かち合い

最後に、午前と午後の研修をきっかけにして、今後どのように子どもたちとかかわっていくか…ということや、それぞれの園の情報交換を行う分かち合いをして研修は終わりました。


日々の保育の慌ただしさの中で、なかなかゆっくりと話したり、じっくりと考えたりすることの少ない日常ですが、このような形で一日しっかりと学園の理念やカトリックの価値観を学ぶ機会を持つことができて、気持ちも新たに子どもたちの保育にあたっていきたいと感じることができた研修会でした。
今日の研修会での学びを、二学期の保育や日々の生活にしっかりと生かしていきたいと思います。