吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

カレンダー作りが始まりました(年長)

2012年11月13日 | 日記
毎年、この時期になると年長組では「カレンダー作り」が始まります。
これは、勤労感謝の日のプレゼントのために始まった活動ですが、とても好評で、毎年保護者の皆さまから、ぜひ購入させてほしいという声があるため、希望者を募ってお買い求めいただくこともできるようになっています。

今年も、少し前から2~3人のグループで、どの月を受け持つか、どんな絵柄にするかを時間をかけて話し合ってきました。

  

自分の「担当する月にちなんだ絵」を考えて描いたものを、お互いに見せ合って、話し合いながら一つの絵にしていきます。
その絵をもとに、包装紙や毛糸、リボン、綿、布の切れ端…などを思い思いに持ち寄った材料を使って、材質感を考えながら立体的な作品を作っていきました。

  

この絵のここに使いたい…と考えておうちから持ってくる布や毛糸もあれば、何かに使えるかもしれないから…と考えて持ってきた材料から、絵にあうものを探して使ったり…と子どもたちなりに、いろいろなことを考えながら活動している様子が伝わってきます。

見ていると、通りがかりに他のグループの作品をじっと見て、「ここにこれを使ったらいいと思う…」などとアドバイスする子もいます。2~3人のグループで活動しながらも、この活動がクラス全体のものになっていることを感じ、とてもうれしく思いました。

どんな作品ができるか楽しみにしていてくださいね。 

七五三のお祝いがありました

2012年11月12日 | 日記
子どもたち一人一人が、今日まで健やかに育ってきた恵みに感謝しながら、聖堂で七五三のお祝いをしました。
今日は、長野教会から「小高神父さま」においでいただき、七五三の祝福式をしていただきました。

  

今日の神父さまのお話は、十字架のイエスさまのお話でした。
なぜイエスさまは十字架にかけられているのか…それは、私たちが「痛い」時、「苦しい」時、「悲しい」時、イエスさまも一緒に痛んだり、苦しんだり、悲しんだりしている…ということ。そしてイエスさまはいつも、どんな時にも“一緒にいてくださる”…というお話でした。
子どもたちはみんな真剣な顔で聴き入っていました。

              

お話を聴きながら、正面の十字架と横のマリアさまのご像をじっとみつめている子もいて、なんだか胸が熱くなりました。

  

「かみさま いつもそばにいてくださって ありがとうございます。
 かみさま わたしのまわりのひとたちを みんな みんな おまもりください
 わたしたちが いつもよろこんで まわりのひとに やさしくできますように」

「かみさま せかいじゅうのひとたちを しあわせにしてください。
 みんながごはんをたべられたり びょうきがなおって
 げんきにおおきくなれますように。
 そして また うれしいあしたをむかえることができますように
 おまもりください」

これは子どもたちが考えてくれたお祈りです。共同祈願としてイエスさまにお捧げしました。

代表の子の祈りの後に、みんなで「主よ 私たちの祈りを 聞き入れてください」と祈ります。

  

ちとせあめを祝福していただいた後、子どもたち一人一人の頭に手を置いて、小高神父さまから「祝福」をしていただきました。
祝福をしていただくと、イエスさまに守られているような気持になるそうです。

  


最後に一人一人がちとせあめをいただいて、祝福式は終わりになりました。
これからも神さまと、周囲の人たちの愛情をたくさんいただきながら、元気に、健やかに成長していってほしいと、心から思った七五三のお祝いでした。
今日のお祝いに持ち帰った「ちとせあめ」と「みことばサブレ」、皆さんで召し上がってくださいね。



理事長先生の訪問がありました

2012年11月09日 | 日記
学校法人マリア学園の理事長先生と、事務局長先生が幼稚園を訪問してくださいました。
今日は、午前中いっぱい子どもたちの様子を参観していただいて、子どもたちともたくさんかかわっていただきました。

  

               

ふだんはなかなか子どもたちとかかわる機会の少ない理事長先生と事務局長先生ですが、子どもたちに向けてくださったあたたかいまなざしに、子どもたちからもうれしそうに話しかけている姿がありました。

理事長先生、事務局長先生、またいらしてくださいね。


楽しかったね!“やきいも大会”

2012年11月08日 | 日記
今日は子どもたちが楽しみにしていた“やきいも大会”でした。
昨日、子どもたちが帰ってから組んでおいた薪の山を見てびっくりしている子どもたち。
「いつの間にこんなに積んだの?」と不思議そうに聞いていました。

 園庭にはこんな“薪の山”がふたつ。これを燃やして“おき”にします。

登園した子どもたちは、おいもを包む作業から始めました。

  
   大きいおいもから、小さいおいもまで、年長さんが洗ってきれいに並べてくれました。

そのおいもを、先生たちが食べやすい大きさに切っていきます。
切ったおいもを、子どもたちが「濡れた新聞紙」→「アルミホイル」の順にしっかりと巻いて、“おき”の中に入れる準備をしていきました。

  
こんな大きさのものがたくさんできました。            切り口がお花みたい!

               
濡れた新聞紙に包むのはなかなか難しいようです         次はアルミホイル…

こんなに上手に包めました。ここでちゃんと包んでおかないと焦げてしまいます。

お庭では、薪の山を燃やして“おき”ができてきたようです。
  

包んだお芋を持って、お庭で園長先生からお話をお聞きしたあと、みんなで“おき”のお布団の中においもを寝かせてあげました。その上からわらや杉の葉のお布団をかけてじっくり焼いていきます。

  
近くまで来ると「熱い!!」   「おいしくな~れ!」  “おき”のお布団の上に寝かせてね!

               
      上からわらのお布団をかけました    ちゅーりっぷ教室の皆さんも参加です

40分くらいで焼きあがったおいもを、感謝していただきました。
「おいしい!」と言いながらほおばったかと思うと、あっという間に食べてしまい「おかわり!」の声。
おいしいおいもをたくさん食べて、大満足の子どもたちでした。




春に“苗”で植えたさつまいも。
お水をあげたり草取りをしたり、神さまがくださったさつまいもの“いのち”を神さまのお手伝いをして大きく大きく育ててきた子どもたち。
自分たちが手をかけて、心を寄せて育ててきた「さつまいも」の味は格別だったようです。
今日は、実際に自分で新聞紙やアルミホイルで包んださつまいもが、“おき”の中で“やきいも”になっていく過程を体験することができました。

今日の焼きいも大会はみんな大興奮だったので、きっとおうちに帰ってたくさんお話をしてくれると思います。
忙しいかもしれませんが、今日は少しお話を聞く時間をとってみてくださいね。
楽しいお話が聞けると思いますよ。



 







丹霞郷に行ってきました

2012年11月07日 | 日記
今年の春、「自然探し」に行った丹霞郷に「秋の自然」を探しに行きました。

今日は年中ばらぐみの子どもたちです。
実は昨日、同じ場所へ「秋の自然探し」を予定していた年長さんは、雨で中止になってしまったんです。とても残念でした。また機会をみつけて行きたいと思っています。

実は今朝も、出かける直前はポツポツ雨があたってきて、大丈夫かなぁ…というお天気でした。でも西の空が青空だったので、バスに乗って出発!
バスの中では「晴れて~!!」「お願い!お願い!」と必死になって神さまに頼んでいる子どもたちの姿がとても微笑ましかったです。

 うれしいことに到着する頃はとてもいいお天気になっていました

雨上がりのせいでしょうか、遠くに見える山はいつもよりもずっときれいで、子どもたちからも「きれいだね~」という声があがります。
「やまびこさ~ん!やっほ~!」と叫ぶ子もいて、思わず笑ってしまいました。

              
山にかかる雲の形も、みるみるうちに変わっていき、ずっと見ていても見飽きないくらいでした。子どもたちは刻々と変化する雲の形を、いろいろなものに当てはめて楽しんでいました。同じ形を見ても、人によって見え方ってちがうんですよね。

まずは「春」の時と同じように“つるつるのもの”“ふわふわのもの”を探してみました。春に見つけたものとは違う“つるつる”や“ふわふわ”があったのがうれしかったようで、みんなで触って何度も確認していました。
“秋のもの”を見つけ始めると、色づいた“葉っぱ”にどの子も目が行くようで、みんなで見せ合ったり、グラデーションになるように葉っぱを集めたり…と思い思いに楽しむ様子が見られました。

  
きれいな葉っぱでしょ?   お日さまの光があったかい…  似た色だけどちょっとずつ違うね

              
     先生!こんなところにいなごがいるよ!       ほら!手の上に乗った!

あちらこちらに散らばって“秋の自然”を探す子どもたち…。
ねこじゃらしが緑から茶色になっていることに気づく子、葉っぱの色が少しずつ違うことに気づく子、畑のえだまめがからからにかわいていることに気づく子…など、こちらが思っていた以上にたくさんの“秋”をみつけていてびっくりでした。

 枝豆の木をこんなふうにまとめて束ねて乾かしていました。子どもたちにはとても不思議な光景だったようです。



  

思い切り体と心を使って疲れたのでしょうか。ぐっすり眠ってしまう子もいました。
みんなでみつけた“秋”と“つるつるのもの”“ふわふわなもの”は2階の廊下に飾ってあります。年長さんたちも興味深そうに見てくれていました。

よかったら、2階まで足を運んでご覧くださいね。