吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

二学期の終業式でした

2012年12月27日 | 日記
長かった2学期も今日で終了です。
今日は、二学期の「終業式」を行いました。

  

夏休み後の8月から二学期が始まったことをカレンダーを見ながら思い起こしてみました。二学期のはじめは「プールあそび」を楽しんでいたのに、今は「雪あそび」…季節の移り変わりで考えると、子どもたちにも“長い期間”がよくわかるようです。

                 

二学期の間、大きな事故やけががなく元気で過ごせたことに感謝してお祈りをします。

「かみさま、にがっきのあいだ、ぼくたちわたしたちといつもいっしょにいて、まもってくださってありがとうございます。ふゆやすみのあいだもいっしょにいてください。
たべものやのみものがなくてくるしんでいるひと、ひとりぼっちでさみしいひとのそばにもいっしょにいてたすけてあげてください。せかいじゅうのひとが、あたらしいとしを、しあわせなこころでむかえることができますように」

楽しい冬休みをすごしてくださいね。


●クリスマスまでの「待降節」のあいだ、クラスで行っていた“こころのおはなのプレゼント”がとてもすてきにできていたのでご紹介します。

                   
ももぐみさんの「こころのおはな」です。ひつじも一人一人が作ったんですよ。おはなは馬小屋の下にきれいに飾ってありました。

                   
年少たんぽぽぐみさんとひまわりぐみさんは、馬小屋のまわりがお花畑になりました。

                   
年中ばらぐみさんは「やさしいひつじかい」の劇をしたので、ひつじさんたちが草を食べに行く大きな野原いっぱいにおはながちりばめられています。

                    
年長ゆりぐみさんとすずらんぐみさんの馬小屋のまわりでは、天使がお祝いしています。羊飼いも博士たちもおはなに囲まれてうれしそうです。

主のご降誕を祝うクリスマスは12月25日ですが、そのあと教会では「降誕節」という期間が続きます。クリスマスの飾り(馬小屋やリースなど)も降誕節の間はまだ飾っておき、「主の公現」という祭日に片付けるのが一般的なようです。
町の中はクリスマスが終わるともうお正月一色になってしまいますが、本来はイエスさまが生まれたことをまだまだお祝いしているんですね。

ちなみに「主の公現」の祭日というのは、神さまの栄光がキリストを通してすべての人に現れたことをお祝いする日…だそうです。(今年の「主の公現」の祭日は1月6日です)




年末の大掃除をしました!

2012年12月26日 | 日記
幼稚園に来るのも今日を入れてあと二日。
今日は、どの学年も自分のお部屋をきれいにする「年末の大掃除」をしました。

最初にお掃除をはじめたのは一番小さい「ももぐみさん」
自分のお道具箱をきれいにしてから、棚の中のものを全部出して雑巾で拭いていきます。床も一生懸命雑巾がけをしてくれました。

  

               

「先生~!ここも拭くね!」と張り切ってお掃除してくれたももぐみさんです。
少し早目の「お弁当」はみんな完食…たくさん動いたあとのおべんとうはおいしかったようです。

ふと、廊下を見ると椅子が1列に!!
何事がはじまったのか…と近づいてみると…。

  

そこには「椅子の裏」と「椅子の脚」を一生懸命拭いている年少さんの姿が…。
椅子の足のほこりも丁寧に丁寧にとってくれていました。

  

年中ばらぐみさんは、階段に一番近いのでいつも1階から2階までの階段もおそうじしてくれます。今日はお部屋から廊下、階段下までエネルギッシュに動いてお掃除をしてくれていました。

               

汚れた雑巾はこまめに洗って絞って、また次に拭くものを探していきます。頼もしい年中さんたちです。

  

年長さんのお掃除の仕方はさすがに落ち着いたもの。
お部屋の隅までしっかりと目を配って、きれいにしてくれていました。
ある男の子がお掃除を終えてしみじみと「お部屋にこんなにほこりがあるとは思わなかった…」とつぶやいたことばに、思わず笑ってしまいました。
毎日お掃除をしていても、幼稚園の園舎内は「ほこり」がたまりがち…私たちも日々お掃除をするたびに「なぜ毎日こんなに“ほこり”が出てくるのか…」と不思議に思うくらいたくさんのほこりが集まります。

それだけ活発にみんなが動いているということかもしれませんね。
お掃除をしてきれいになる気持ちのよさを、しっかりと味わった子どもたちでした。
       

今日はクリスマス会でした

2012年12月21日 | 日記
今日は子どもたちが待ちに待った「クリスマス会」
朝早くから、おうちの方と一緒に子どもたちが笑顔で登園してきます。

 玄関に立っていたのは年中さんの「恐竜くん」。子どもたちが作った看板を手に持って“ちょっとおとぼけ顔”でお出迎えをしてくれました。

  

玄関の馬小屋の中には、イエスさまがちゃんと生まれていましたよ。ボランティアグループ“ルルドの会”のチャリティーバザーも開催されていて、賑やかな1階の廊下でした。

                

ホールでは保護者の方が、廊下では子どもたちが開会を待っています。

 オープニングは全園児の歌「しずかなクリスマス」と年長組の歌「大きな愛に」でした。温かく、また厳かな雰囲気のオープニングです。

神父さまと園長先生のお話の後、いよいよ子どもたちがイエスさまにお捧げする「リズム」や「劇」の始まりです。

  

ももぐみさんの「ぐるぐるどっかーん!」のリズムも、年少さんの「てぶくろ」の劇も保護者の皆さまの笑いを誘うくらい、一生懸命な姿が微笑ましくかわいらしいものでした。

  

年中さんの劇は「やさしいひつじかい」…これはイエスさまがたとえ話で語ってくださった「100匹の羊」がもとになっているお話です。子どもたちは「イエスさまは、私たちのことをいつも大切に思っていてくださる」というメッセージを伝えるために頑張って演じていました。

最後は年長さんの「聖劇」です。
 舞台で待つ、演じる前の年長さん。少し緊張しているようです。

  

「聖劇」が始まると、緊張感も解けて、堂々と自分の役を演じる年長さんたち。一人一人が自分の役の意味をしっかりと理解して演じていました。

                

「神が人となって私たちのところにきてくださったことの喜び」を、見に来てくださった方たちに伝えよう…と一生懸命な子どもたちの姿…思わず涙…の保護者の方も…。
心が温かくなる年長さんの「聖劇」でした。

  

最後は“キャンドルサービス”で、暗闇だった私たちのところに光として来てくださったイエスさまの愛を体験したり、サンタクロースの登場に驚いたりしながら、楽しかったクリスマス会が終わりました。

 おわりのことばを言う、代表の年長さん。


今日のクリスマス会を通して、神でありながら小さな人間の姿になってまで、わたしたちのそばにいたいと望んでくださった「神さまの愛」が、皆さまに少しでも伝わったとしたら、本当にうれしく思います。
イエスさまのことを伝えるために、一生懸命頑張った子どもたちを、おうちでもたくさんほめてあげてくださいね。

さまざまな面で子どもたちを支え、励ましてきてくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのご協力に心から感謝いたします。



    


 


牛乳パックのクリスマスツリー

2012年12月19日 | 日記
待降節に入ってから、クリスマス会まで、幼稚園では毎日飲んでいる“牛乳”を飲まずに、その分の牛乳代を「クリスマス献金」として貧しい国や被災地等に送る活動を毎年行っています。

今日は、その“飲んだ分の牛乳”がどのくらいの量になったか…をみんなで数えて、その分の牛乳パックで、年長さんが「クリスマスツリー」を作ってくれました。

              

まずは、各クラスで毎日“飲んだつもり”で集めていた牛乳パックを年長さんに渡して「クリスマスツリーにしてください」とお願いします。
牛乳パックはツリーにしやすいように、△にして持ってきてくれていました。
毎日各クラスで飲む牛乳の本数は決まっています。
年長さんは各クラス、牛乳パック2本。年中さんは4本。ももと年少さんは各クラス1本ずつ…それを数えていくと…“飲んだつもり”の牛乳は、牛乳パック154本になりました。
それを年長組の2クラスに分けて、ツリーをふたつ作ります。

  

△を組み合わせるツリーはなかなか大変!
「こうするとぐらぐらしないよ」・・・角と角をしっかりと合わせながら安定したツリーを作っていく姿は、さすが年長さん…でした。
「みてみて!こんなに大きくなった…」とうれしそうな子どもたちです。

                 

次は飾り付け!
キラキラモールやクリスマスのオーナメントを、上手に飾っています。 

  

まわりに緑の紙を貼ると、ツリーらしく見えてきますね。

                 

出来上がった「ツリー」はこんな感じ。
これは21日(金)のクリスマス会当日、ホールの窓側に飾っておきますので、ぜひごらんくださいね。

“牛乳を飲ませないなんてかわいそう…”と思われる方もいらっしゃるでしょうか。
私たちは食べ物や飲み物があるのがあたりまえ・・・ともすれば「まずい」「きらい」と言って残したり、捨ててしまうことさえあります。
でも、食べ物や飲み物が満足にない国の子どもたちのお話をすると、子どもたちは「僕のおやつ分けてあげたい」「食べるものを持っていってあげたい」と言ってくれます。
食べ物や飲み物を直接持っていってあげることはできないけれど、今までお昼に“あたりまえ”のように飲んでいた牛乳をちょっとがまんして、食べ物や飲み物がない子どもたちの気持ちに近づいてみること(自分も少し痛んでみること)もクリスマスを迎えるための大切な“心の準備”だと思っています。

まだまだ大変な思いをされている被災地の方々や、食べ物や飲み物が満足にない国の子どもたちに心を寄せて祈っている子どもたちです。

お部屋にたくさん「雪」が降ったよ!(年少)

2012年12月13日 | 日記
「お部屋にたくさん“雪”が降ったよ!」
そんな子どもたちの声に、年少組のお部屋をのぞいてみると…

 一面に「雪」のこんな感じの“劇の背景”ができていました。

子どもたちひとりひとりが「たんぽ」に白い絵の具をつけて、ポンポンと押しながら「雪」を降らせます。

  

ひとりひとりに用意した「たんぽ」は先生が古いタオルで作ったものです。
はじめて「たんぽ」を手にした子どもたちは「てるてるぼうずみたいだぁ~」と大喜び!早く絵の具を使いたくてうずうずしていました。

                

白い絵の具を“てるてるぼうず”の頭にふくませて、「トントントン」と言いながら、スタンプのように押していきます。
単純な作業ですが、年少組の子どもたちにとっては楽しかったようで、手を真っ白にしながら頑張っていました。

                

手が真っ白になってしまった子が、みんなに手を見せながら「えのぐかいじゅうだぞ~」と笑わせてくれる場面もあって、楽しい雰囲気の中で今日の活動が終わりました。

  

絵の具の活動の後は、みんなで「ぞうきんがけ」
毎日、お当番活動やモンテッソーリのお仕事の中で“しぼる”経験をしてきているので、みんなすっかり慣れた手つきで雑巾をしぼり、床をふいてくれました。
最後のお片付けまでしっかりとやっていて、子どもたちの成長をまた改めて感じたひとこまでした。

ちなみに…

 先日作った「てぶくろ」はこんな感じ…。

「てぶくろ」の色は、イエスさまを迎える“心の色”なんだそうです。
すてきなクリスマス会になりそうですね。