なかなか書けなくて申し訳ありません。
最近は、国会図書館で、内務省の週報を閲覧しています。
これは、二・二六事件以降の内務省の察保局が昭和12年までまとめたもので、昭和11年は、4月27日に第1号ができ、12月末までに36号と、特輯号などと区別が3冊で、39冊がまとめられているものです。また昭和12年には2月6日までに4冊がまとめられています。
もちろん出版する目的でなく、内務省が、その警察力で入手した情報のかなりのエッセンスをまとめたものですが、目的はあくまで、二・二六事件に対する国民の動向、第二の二・二六事件が発生するかを見極めることなどが主目的です。
具体的には、海軍、陸軍、元神兵隊員、遺族の動向、橋本欣五朗、真崎、大岸、頭山満など、、さらには直心道場などにも報告が及んでいます。
これは、勿論極秘だったので、幻の資料と言われていましたが、当時の察保局長の萱場軍蔵氏が国会図書館に寄贈されたもので、誠に貴重な内容になっています。
(今泉章利)
注:このブログのコピー、転載などは著作者の書面による同意なしには行えません。(すべての記事に適用されます)
最近は、国会図書館で、内務省の週報を閲覧しています。
これは、二・二六事件以降の内務省の察保局が昭和12年までまとめたもので、昭和11年は、4月27日に第1号ができ、12月末までに36号と、特輯号などと区別が3冊で、39冊がまとめられているものです。また昭和12年には2月6日までに4冊がまとめられています。
もちろん出版する目的でなく、内務省が、その警察力で入手した情報のかなりのエッセンスをまとめたものですが、目的はあくまで、二・二六事件に対する国民の動向、第二の二・二六事件が発生するかを見極めることなどが主目的です。
具体的には、海軍、陸軍、元神兵隊員、遺族の動向、橋本欣五朗、真崎、大岸、頭山満など、、さらには直心道場などにも報告が及んでいます。
これは、勿論極秘だったので、幻の資料と言われていましたが、当時の察保局長の萱場軍蔵氏が国会図書館に寄贈されたもので、誠に貴重な内容になっています。
(今泉章利)
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