というか、ジェネリックに近いのかしら・・・
という話を、
■楽しい数学 第四夜 「同じ」を考えるー「型の理論入門」
で聞いてきたのでメモメモ(最後のほうに)
型の話
ヴオェボドスキー(Voevodsky)最近亡くなった:新しい型の考え方
はじめに
・同じとは
・今日は3部構成
1.同じ―哲学者の考え
2.同一性:概念の変化
→相対論では同時性が成り立たない
量子論→同じ素粒子
→不変性:変わらないものがないと、変わっていることが認識できない
→物理的同一性:情報
→エンタングルメント 量子テレポーテーション⇔量子はコピーできない
3.型の理論の成立
ラッセル
チャーチ:型つきラムダ計算
ホモトピー型理論 HOTT:Univalengt Axiom同じ価値
→コンピューターで証明
1.同じについて考える
・君が10年前にイメージした「三角形」は、今僕はイメージした三角形と同じだろうか
→三角形の抽象概念としては同じ(比較不能)
・君の10年と僕の10年は、同じ10年だろうか
→ちがう:同じ時の流れ(物理的な時間)は同じ
・10年前の君と、今の君は同じか
→人は変わっても、アイデンティティは変わらない:同一性
人格:パーソナリティ
パーソナリティとアイデンティティの違い
→同一性?
性同一性障害は、パーソナリティの問題?アイデンティティの問題?
→今は性同一性障害という考えをとらない
・未来の人工知能は、人間と同じ何かを作り出すのだろうか
→その前に人間の能力の定義がいる
・哲学者たちが考えたこと
ユークリッド幾何学の公理:用語の関係
プラトンの「観念実在論」:イデア→観念が実在する
中世哲学「不変論争」:実在論、唯名論
ライプニッツ 不可識別者同一の原理
ヘーゲル 同一性と非同一性の同一性:同一性は、同一性と非同一性の同一性である??
ヴィトゲンシュタイン:2つのものが同一だというのは無意味。
般若心経:色即是空
2.物理学と同一性
ミンコフスキー以前の時空像
歩行者のスピードによって、同時刻の空間は異なる
光円錐:外側に出ることはない(光より早く行けない)
→外側から因果関係を与えることはできない
→特殊相対論
アインシュタインは、時空の各点に時計を置いた
・量子論と同一性
原子論
ライプニッツの不可識別性の議論は、原子論・真空に反対するための議論だった
19世紀でも原子の存在は、疑われていた
マッハ→ボルツマンいじめる→自殺する(カントールは発狂する)
・素粒子論は現代の原子論に他ならない
同じ状態にある量子は互いに区別できない
観測値が観測される確率が分かる→確率でしかわからない
・フェルミオンとボソン
半整数のスピンをもつ:フェルミオン
→クォーク、電子、ニュートリノ:物質を構成している
→同一の状態を占めることができない「パウリの排他律」
整数のスピンをもつ:ボソン
→光子・・・
・保存量の存在
エーミ
・ゲージ不変性
マックスウェルの電磁方程式
8つの方程式→ヘビーサイド 4つの方程式
アインシュタインの一般相対論と一般共変性
ネーターの定理:「対称性がじょぞんそくを導く」
ゲージ不変性
・エンタングルメント
EPRペア もつれあった2つのキュービット
→宇宙のかなたに行っても、結びつきは切れない
・量子力学と同一性
No Cloning定理:コピーできない
量子テレポーテーション:アリスのφがボブに移る→コピーでは?
アリスのφは失われる→観測するので
→誰も気が付かなかった。
アインシュタインはエンタングルメントは間違いだといった
3.数学と同一性
・ライプニッツ モナド
ライプニッツ
1.同一なものの不可識別性
2.等号の満たす性質「同値関係」
不可識別性から対称律は導かれる
カントールの集合理論
ラッセルの逆理:R∈Rとなってしまう:述語の適用
→ラッセルの型の理論に
チャーチのλ計算
1.αコンバージョン:変数は自由に変えられる
2.βリダクション:代入
3.ηコンバージョン:xで抽象化されたf(x)がfに等しい
λ計算への型の導入
カリーハワード対応と型つき
論理と型の理論の関係
PAT
型を持つλ式→と論理の→に対応がある
ハリーが1969年に気付き、1980年に論文
ディペンデントタイプセオリー
判断の概念は常に明大の概念に先立つ
証明
こるもろふ:命題を証明に変換する方法を構築すること
同一性の型
でぃぺんでんと たいぷ
パラメータによって、型が決まる→ポリふぉもにずむ
構造主義の原理→同型
カテゴリー論の同型:戻ってくる
同型を持っているときの不変性
カリーハワード:命題は、型である
オブジェクトの同一性
項の同一性、型の同一性
ゆにばらんす Axiom
2つのものの同一性は、2つのものの等価性と等価である
帰結として
構造主義の原理、
ライプニッツの原理をまとめる
HOTTでの同一性の解釈
という話を、
■楽しい数学 第四夜 「同じ」を考えるー「型の理論入門」
で聞いてきたのでメモメモ(最後のほうに)
型の話
ヴオェボドスキー(Voevodsky)最近亡くなった:新しい型の考え方
はじめに
・同じとは
・今日は3部構成
1.同じ―哲学者の考え
2.同一性:概念の変化
→相対論では同時性が成り立たない
量子論→同じ素粒子
→不変性:変わらないものがないと、変わっていることが認識できない
→物理的同一性:情報
→エンタングルメント 量子テレポーテーション⇔量子はコピーできない
3.型の理論の成立
ラッセル
チャーチ:型つきラムダ計算
ホモトピー型理論 HOTT:Univalengt Axiom同じ価値
→コンピューターで証明
1.同じについて考える
・君が10年前にイメージした「三角形」は、今僕はイメージした三角形と同じだろうか
→三角形の抽象概念としては同じ(比較不能)
・君の10年と僕の10年は、同じ10年だろうか
→ちがう:同じ時の流れ(物理的な時間)は同じ
・10年前の君と、今の君は同じか
→人は変わっても、アイデンティティは変わらない:同一性
人格:パーソナリティ
パーソナリティとアイデンティティの違い
→同一性?
性同一性障害は、パーソナリティの問題?アイデンティティの問題?
→今は性同一性障害という考えをとらない
・未来の人工知能は、人間と同じ何かを作り出すのだろうか
→その前に人間の能力の定義がいる
・哲学者たちが考えたこと
ユークリッド幾何学の公理:用語の関係
プラトンの「観念実在論」:イデア→観念が実在する
中世哲学「不変論争」:実在論、唯名論
ライプニッツ 不可識別者同一の原理
ヘーゲル 同一性と非同一性の同一性:同一性は、同一性と非同一性の同一性である??
ヴィトゲンシュタイン:2つのものが同一だというのは無意味。
般若心経:色即是空
2.物理学と同一性
ミンコフスキー以前の時空像
歩行者のスピードによって、同時刻の空間は異なる
光円錐:外側に出ることはない(光より早く行けない)
→外側から因果関係を与えることはできない
→特殊相対論
アインシュタインは、時空の各点に時計を置いた
・量子論と同一性
原子論
ライプニッツの不可識別性の議論は、原子論・真空に反対するための議論だった
19世紀でも原子の存在は、疑われていた
マッハ→ボルツマンいじめる→自殺する(カントールは発狂する)
・素粒子論は現代の原子論に他ならない
同じ状態にある量子は互いに区別できない
観測値が観測される確率が分かる→確率でしかわからない
・フェルミオンとボソン
半整数のスピンをもつ:フェルミオン
→クォーク、電子、ニュートリノ:物質を構成している
→同一の状態を占めることができない「パウリの排他律」
整数のスピンをもつ:ボソン
→光子・・・
・保存量の存在
エーミ
・ゲージ不変性
マックスウェルの電磁方程式
8つの方程式→ヘビーサイド 4つの方程式
アインシュタインの一般相対論と一般共変性
ネーターの定理:「対称性がじょぞんそくを導く」
ゲージ不変性
・エンタングルメント
EPRペア もつれあった2つのキュービット
→宇宙のかなたに行っても、結びつきは切れない
・量子力学と同一性
No Cloning定理:コピーできない
量子テレポーテーション:アリスのφがボブに移る→コピーでは?
アリスのφは失われる→観測するので
→誰も気が付かなかった。
アインシュタインはエンタングルメントは間違いだといった
3.数学と同一性
・ライプニッツ モナド
ライプニッツ
1.同一なものの不可識別性
2.等号の満たす性質「同値関係」
不可識別性から対称律は導かれる
カントールの集合理論
ラッセルの逆理:R∈Rとなってしまう:述語の適用
→ラッセルの型の理論に
チャーチのλ計算
1.αコンバージョン:変数は自由に変えられる
2.βリダクション:代入
3.ηコンバージョン:xで抽象化されたf(x)がfに等しい
λ計算への型の導入
カリーハワード対応と型つき
論理と型の理論の関係
PAT
型を持つλ式→と論理の→に対応がある
ハリーが1969年に気付き、1980年に論文
ディペンデントタイプセオリー
判断の概念は常に明大の概念に先立つ
証明
こるもろふ:命題を証明に変換する方法を構築すること
同一性の型
でぃぺんでんと たいぷ
パラメータによって、型が決まる→ポリふぉもにずむ
構造主義の原理→同型
カテゴリー論の同型:戻ってくる
同型を持っているときの不変性
カリーハワード:命題は、型である
オブジェクトの同一性
項の同一性、型の同一性
ゆにばらんす Axiom
2つのものの同一性は、2つのものの等価性と等価である
帰結として
構造主義の原理、
ライプニッツの原理をまとめる
HOTTでの同一性の解釈