偶然見つけたんだけど、きしださんが
FPGAとArduinoとRasberryPIの違いと、FPGAを勉強する理由
http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20130218
というのを書いていたので、最近用にアップデート
ArduinoとRaspberry Piに加え、PICとEdisonを加えて比較。
■PIC
【そもそも何?】
マイクロチップ・テクノロジー社が出す、「マイコン」の「製品群の」名称
マイコン→OSは載っていない。CPU,メモリはあり、IOはいろいろ付けられる
製品群→PICといっただけでは、一つの製品を指すわけではない。
PICのあとの数字で、命令長、何ビットなどかがわかる
(PIC12,PIC16など)dsPICというのもあるが・・・
製品は、さらにPIC12F1571、PIC18F4520のように数字をつけて特定する。
→つまり、マイコンです。くろいげじげじを指して言います。
【開発環境】
MPLAB IDE等を使い、Cやアセンブラで開発する
出来たものを、PICライターで書き込む(PicKit3等がある)
PICのげじげじに書き込んでも、これだけではLEDはつかないので、
ブレッドボード(というものがある)上に、LEDやPICや抵抗やいろいろおいて、
それで、動作させて確認する。
【参考サイト】
まずは、ここ
http://www.marutsu.co.jp/pc/static/large_order/begin_pic
■Arduino
【そもそも何?】
PICと対抗する(?)AVRのマイコンを使った「基板」。
(ただしくは、開発環境ArduinoIDEも含めるのかもしれないが・・)
→つまり、マイコンが載った「基板」です。あの板の上にピンとか口とかついている
あれ全体です。でも、ベースはマイコンなのでOSはありません。
なお、PICは、マイクロチップ・テクノロジー社社のマイコンでしたが、
AVRは、Atmel(あとめる)社のマイコンです。
(ただし、Atmelは、マイクロチップに買収された)
【開発環境】
Arduino IDEという統合開発環境でCっぽい言語で開発する(拡張子はino)
USBケーブルを指して、統合開発環境から、Arduinoに書き込みが出来る
(USBへのドライバは、FTDIのものを使うが、Arduinoをインストールすると、入っている)
【参考サイト】
いろいろありすぎる。が、
ここ https://www.arduino.cc/en/Main/Software
から、Arduino IDEをダウンロードしないと、すべてが始まらない。
■Raspberry Pi
【そもそも何?】
孫正義氏によって買収されたARM社のチップを使った、シングルボードコンピュータ
→これは、「見た目は」Arduinoのような基板ですが、OSが入った、れっきとした
コンピューターです。パソコンのでっかいマザーボードが超小型化して売っている
イメージ
OSはLinux(Debian系)のRaspbianなど
→Linuxには、RedHatのRPMを使うような一派と(インストールのとき、yum等を使う)
debian系の一派(インストールのときapt-getを使う)がある。ubuntuはdebian系
【開発環境】
Linuxなので、gccをつかってもいいけど、Javaもはいっている。
JavaのGUI開発環境もあるし、ブラウザも入っている(Epiphany)ので、すきにどうぞ!
Raspberry piにキーボードとディスプレイを指して、Raspberry上で開発すればよい
外部入出力としては、LANなどのほかにGPIOが使える。
【参考サイト】
いろいろありすぎるが、まずは
ここ https://www.raspberrypi.org/downloads/にいって、NOOBSをダウンロードしてインストール・・っていう話を理解する為に、見るべきサイトがあるか・・
■Edison
【そもそも何?】
あのIntel社(説明不要!)が出しているシングルボードコンピュータ
→ちっちゃいけど、ラズパイと同じ!OSも載っている(Linux)
【開発環境】
Linuxなので、cでも開発できるけど、ArduinoIDEでも開発できる。
EdisonにUSB接続ないしはWiFiで接続してあとは、好きなように開発してください
【参考サイト】
こことか http://edison-lab.jp/edison/
かなあ?
■おまけ、FPGA
きしださんのものにはFPGAが載っていたので、FPGAについても・・・
【そもそも何?】
FPGAは、「マイコン」などというくくりとおなじ、チップの種類の名前。
論理回路を、焼いてしまうものがASIC
論理回路を、書き換えられるのが、プログラマブルロジックデバイス※で
論理回路が少ないのがCPLD
論理回路が多いのがFPGA
CPUが載っているとマイコンという表現をするけど、
容量が大きいFPGAは、CPUをつくることができる
また、そもそも、CPUが載っているものもある(SoC)
たとえば、AlteraのFPGAにARMがのったCyclone V SoCとか
※ちなみに、「プログラマブルロジック」とつくのは、他に
「プログラマブルロジックコントローラー」PLC(シーケンサー)がある。
また、評価ボードというのがあり、それはFPGAにいろんなものが載った基板。
DE0-Nanoなど。
メーカーは、有名なのは2社(ごめん、3位以下は省略)
Altera(あるてら)とxilinx(ざいりんくす)
ごめん、Alteraしかわかんないので、Alteraベースで以下書きます。
Alteraの場合、論理回路数(LE:ロジックエレメント)によって、製品名が変わる。
Cyclone、Arria、Stratix・・・詳しくはアルテラの代理店(アルティマまたはエルセナ)
にきいて(この代理店2社のちがいは、さっぱりわからない。おなじマクニカグループ)
【開発方法】
その代理店さんからももらえるし、フリーでも落とせたし、評価ボードにも入っている
「 Quartus II 」って書こうとおもったら、今は、Quartus Prime なの?
https://www.altera.co.jp/downloads/download-center.html
とにかく、そういうIDE環境があるので、それを使う
1.verilogやVHDLでプログラムを書く
2.pin plannerで、どのピンを使うかを設定する
3.コンパイルする
4.programmerでやきやきする
というステップある(くわしくは、この辺参照。もっとかいてあるけど、上記手順だけで、最低限の動きはする)。
ちなみに、Xilinxの場合の開発環境はISE
【参考サイト】
FPGAを、全く知らない人は
アルテラ オンライン・トレーニング(無料)
http://www.altima.jp/seminar/online/
から見るのが早い。
FPGAとArduinoとRasberryPIの違いと、FPGAを勉強する理由
http://d.hatena.ne.jp/nowokay/20130218
というのを書いていたので、最近用にアップデート
ArduinoとRaspberry Piに加え、PICとEdisonを加えて比較。
■PIC
【そもそも何?】
マイクロチップ・テクノロジー社が出す、「マイコン」の「製品群の」名称
マイコン→OSは載っていない。CPU,メモリはあり、IOはいろいろ付けられる
製品群→PICといっただけでは、一つの製品を指すわけではない。
PICのあとの数字で、命令長、何ビットなどかがわかる
(PIC12,PIC16など)dsPICというのもあるが・・・
製品は、さらにPIC12F1571、PIC18F4520のように数字をつけて特定する。
→つまり、マイコンです。くろいげじげじを指して言います。
【開発環境】
MPLAB IDE等を使い、Cやアセンブラで開発する
出来たものを、PICライターで書き込む(PicKit3等がある)
PICのげじげじに書き込んでも、これだけではLEDはつかないので、
ブレッドボード(というものがある)上に、LEDやPICや抵抗やいろいろおいて、
それで、動作させて確認する。
【参考サイト】
まずは、ここ
http://www.marutsu.co.jp/pc/static/large_order/begin_pic
■Arduino
【そもそも何?】
PICと対抗する(?)AVRのマイコンを使った「基板」。
(ただしくは、開発環境ArduinoIDEも含めるのかもしれないが・・)
→つまり、マイコンが載った「基板」です。あの板の上にピンとか口とかついている
あれ全体です。でも、ベースはマイコンなのでOSはありません。
なお、PICは、マイクロチップ・テクノロジー社社のマイコンでしたが、
AVRは、Atmel(あとめる)社のマイコンです。
(ただし、Atmelは、マイクロチップに買収された)
【開発環境】
Arduino IDEという統合開発環境でCっぽい言語で開発する(拡張子はino)
USBケーブルを指して、統合開発環境から、Arduinoに書き込みが出来る
(USBへのドライバは、FTDIのものを使うが、Arduinoをインストールすると、入っている)
【参考サイト】
いろいろありすぎる。が、
ここ https://www.arduino.cc/en/Main/Software
から、Arduino IDEをダウンロードしないと、すべてが始まらない。
■Raspberry Pi
【そもそも何?】
孫正義氏によって買収されたARM社のチップを使った、シングルボードコンピュータ
→これは、「見た目は」Arduinoのような基板ですが、OSが入った、れっきとした
コンピューターです。パソコンのでっかいマザーボードが超小型化して売っている
イメージ
OSはLinux(Debian系)のRaspbianなど
→Linuxには、RedHatのRPMを使うような一派と(インストールのとき、yum等を使う)
debian系の一派(インストールのときapt-getを使う)がある。ubuntuはdebian系
【開発環境】
Linuxなので、gccをつかってもいいけど、Javaもはいっている。
JavaのGUI開発環境もあるし、ブラウザも入っている(Epiphany)ので、すきにどうぞ!
Raspberry piにキーボードとディスプレイを指して、Raspberry上で開発すればよい
外部入出力としては、LANなどのほかにGPIOが使える。
【参考サイト】
いろいろありすぎるが、まずは
ここ https://www.raspberrypi.org/downloads/にいって、NOOBSをダウンロードしてインストール・・っていう話を理解する為に、見るべきサイトがあるか・・
■Edison
【そもそも何?】
あのIntel社(説明不要!)が出しているシングルボードコンピュータ
→ちっちゃいけど、ラズパイと同じ!OSも載っている(Linux)
【開発環境】
Linuxなので、cでも開発できるけど、ArduinoIDEでも開発できる。
EdisonにUSB接続ないしはWiFiで接続してあとは、好きなように開発してください
【参考サイト】
こことか http://edison-lab.jp/edison/
かなあ?
■おまけ、FPGA
きしださんのものにはFPGAが載っていたので、FPGAについても・・・
【そもそも何?】
FPGAは、「マイコン」などというくくりとおなじ、チップの種類の名前。
論理回路を、焼いてしまうものがASIC
論理回路を、書き換えられるのが、プログラマブルロジックデバイス※で
論理回路が少ないのがCPLD
論理回路が多いのがFPGA
CPUが載っているとマイコンという表現をするけど、
容量が大きいFPGAは、CPUをつくることができる
また、そもそも、CPUが載っているものもある(SoC)
たとえば、AlteraのFPGAにARMがのったCyclone V SoCとか
※ちなみに、「プログラマブルロジック」とつくのは、他に
「プログラマブルロジックコントローラー」PLC(シーケンサー)がある。
また、評価ボードというのがあり、それはFPGAにいろんなものが載った基板。
DE0-Nanoなど。
メーカーは、有名なのは2社(ごめん、3位以下は省略)
Altera(あるてら)とxilinx(ざいりんくす)
ごめん、Alteraしかわかんないので、Alteraベースで以下書きます。
Alteraの場合、論理回路数(LE:ロジックエレメント)によって、製品名が変わる。
Cyclone、Arria、Stratix・・・詳しくはアルテラの代理店(アルティマまたはエルセナ)
にきいて(この代理店2社のちがいは、さっぱりわからない。おなじマクニカグループ)
【開発方法】
その代理店さんからももらえるし、フリーでも落とせたし、評価ボードにも入っている
「 Quartus II 」って書こうとおもったら、今は、Quartus Prime なの?
https://www.altera.co.jp/downloads/download-center.html
とにかく、そういうIDE環境があるので、それを使う
1.verilogやVHDLでプログラムを書く
2.pin plannerで、どのピンを使うかを設定する
3.コンパイルする
4.programmerでやきやきする
というステップある(くわしくは、この辺参照。もっとかいてあるけど、上記手順だけで、最低限の動きはする)。
ちなみに、Xilinxの場合の開発環境はISE
【参考サイト】
FPGAを、全く知らない人は
アルテラ オンライン・トレーニング(無料)
http://www.altima.jp/seminar/online/
から見るのが早い。