ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ビッグデータを使って儲け(データ分析の利益)は、どこから出てくるか

2013-05-19 15:41:20 | AI・BigData
とかについて

ビジネスアナリティクスを駆使した戦略的情報活用基盤
SASで実現するアクショナブルリアルタイムデータ解析

富士通 利光 哲哉氏

という題で、富士通フォーラムで聞いてきたので、メモメモ




ビジネスアナリティクスを駆使した戦略的情報活用基盤
SASで実現するアクショナブルリアルタイムデータ解析

富士通 利光氏

アクショナブル:IDS

1.スピード時間をお金に換える
2.データの時間をそろえる
3.業務のアクションと結びつける

1.データの分析h場利益を生むのか
・ビッグデータは利益を生み出すか

3V=Volume+Variety+Velocity
 富士通はこれに価値(Value)をいれて4V
  利益が見えてこない
    目先利益・間接利益
    とおめ、直接

 利益=(よみ+速さ+行動)X決断力

 やめる決断力、ここまでやるという決断力
   →アクショナブルリアルタイム分析
 直近にやることがある

・ビジネスアナリティクス データ分析の利益は
  どこからお金が出て、どこへお金が戻るのか
   広告費を削るのか、売り上げを増やすのか

  ヒト、もの、プロセス、時間、思考に利益を生む
  →あたらしい商品開発

  一番利益が出るのは、コストカット

  分析して、売り上げ上げるのが難しい
   うまくいくと、データがきれいになってしまう

・アクショナブル・リアルタイムデータ分析
  従来のDWH/BIとの違いは、「時間の単位」
  Hadoop解析→新しいデータ活用
  アクショナブルりあるたいむ→現場担当者
    →利益が利いてくる
・アクショナブル・リアルタイム分析の実現イメージ
 刻々と変わる状況を捉え、全体を把握し、的確に判断、支持
   ビジネスルール、イベント
   CEP

・アクショナブル・リアルタイム分析手順
 1.時間そろえ、ビジュアル分析
   ながめる

 2.分析視点の追加
   マスタの加工、説明するデータ

 3.データのスモール化
   データ特性でグルーピング→スモール化

 4.データ解析・モデル化
   規則性、法則性:スモールデータ

 5.評価KPIの決定
   業務に会わないものは却下
   KPIが設定できないなら、そぐわない

 6.データ発生時判断・アクション
   分析した結果、こう動くと決めてしまう→PDCAのCがない。

 7.規則性・法則性のチューニング
   常に監視

例:データの時間をそろえる
  相対時間
  ずれを生じている原因を考える

・データを眺めるビジュアル分析
  散布
図、ヒートマップ、アニメーション
  統計、アニメーション、図形にマッピング

・データのスモール化
 データマート
 フィルターを通す

・BSCを使って、KPIの相関を見る
  →利益にいくパス(ルート)を探す


2.業務でのアクショナブルリアルタイム分析
・マーケティング
・製造
・サプライチェーン

3.戦略マーケティング
・戦略的に、どうやるんだ
  はじめから、どんだけヒトをあつめるんだ決める
・カスタマーエクスペリエンス
  動きをとらまえる

・カスタマーエクスペリエンスを中核とした戦略マーケティング

・マーケティングオートメーションの全体イメージ
  ライフサイクルと予見
   →どう行動させるか:接点を大事に
    ターゲット客を絞る

・顧客視点の分析
  潜在ニーズ
  信用リスク

・潜在ニーズの推測
  分析のシナリオ:推測できる形
   お客様を乗せる

。キャンペーン実施の流れを設計

・イベント検出ロジックの実装
  →EBM(いべんとべーすどまーけてぃんぐ)

・活用例:銀行

4.アクショナブルりあるたい無分析を支える製品
・大量データ分析を支える
  京の汎用機ばん SPARC M10
   430倍?・・・なんにもしなくても、半分にはなる
・SAS Solutions Powered By Fujitsu
  InterstageとSASの組み合わせ
    →HadoopをETERNUSに入れている
     COBOL、SQLでOK
・富士通の提供するビジュアルデータ解析ツール
・SAS VA
・富士通SAS VAおふぁリングモデルのポイント
・浜松町で見れる
・各種ソリューション
  統計モデルをつくるところまで
  業務の中に入れていく

データサイエンティストの育成
  データのセンス:探究心、好奇心、学士力
  利益に結び付けられる思考能力
  コスト意識:中断・継続
  コミュニケーション能力→インスピレーション
  スピード・コスト・容易性
  ヒアリング力、実務力、技術力

メイン解析者 数理力(損益計算できる)
業務知見者
データ解析者

統計解析士は、外に出したほうがいい


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標的型サイバー攻撃時代のセキュリティ対策指針-その日が来る前に「すべきこと」と「できること」

2013-05-19 09:35:45 | トピックス
表題の内容を「富士通フォーラム」で聞いてきたので、メモメモ




1.サイバー攻撃事例
・事例1.Java脆弱性を利用した標的型攻撃
 2013年2月 Facebook,Apple,Microsoft
  Javaサンドボックスをバイパス可能な
  ドライブバイダウンロード攻撃
 想定される攻撃シナリオ
  1.事前プロファイリングで、
    アクセスする可能性の高いWebサイト調べる

  2.サンドボックスバイパスする0day exploit不正Jarファイル配置

  3.開発者にJarファイルを落とさせる

  4.マルウェアインストールさせる

 →水のみ場攻撃
 分析・評価
   入り口対策をバイパス
    従来:メール
   Javaに対する0day
   事前プロファイル
  ・進入手口が以前にも増して巧妙化
  ・もはや内部進入を前提とした対策は必要不可欠

・事例2.ショッピングサイト決済ページ改ざん
 2013年3月14日、大手めがねチェーン
 セキュリティコードを含むすべての決済情報転送
 2059人のクレジットカード情報、7人悪用
 PCIDSSめざす

 想定される攻撃シナリオ
   Apacheを改ざん
   情報転送
 →サーバーに格納した情報ではない:PCIDSSに対応してもX

 分析評価
   SQLインジェクションでは入手困難なセキュリティコードを含む
   すべての決済情報を盗まれる
   ビジネスへの打撃
  ・進入手口は不明ながら、残存する脆弱性への対処は必須
  ・早期に発見し、事業への影響最小化

・事例3:韓国同時多発サイバー攻撃
 2013年3月20日

 想定される攻撃シナリオ
  水のみ場と理解するのが主流
   組織内集中管理→不正プログラム

 分析ポイント
  MBR書き換えは1990年代
  集中管理型の盲点
  攻撃者が本気になれば、このような攻撃はいくつも考えられる
  攻撃者の真の狙いは?本来、もっと深刻になりえた

 ・気づかないうちに深く進入されていた
 ・情報漏えいだけでなく、システム破壊、データ破壊の脅威が現実に
・標的型サーバー攻撃は、経営リスク
  企業の存続にかかわる経営リスク
  組織の存続に直結する
  危機管理の視点で

2.サイバー攻撃対策の理解
・セキュリティ脅威の変化
  区別して考える:いまどういう脅威

 脅威
  これまで:怪獣来襲モデル:撃退すればハッピーエンド

  これから:悪の秘密結社モデル:ミッションが終わるまでやってくる

 対策
  これまで:水際防御(ぺりメーター防御)
  これから:多層防御(総力戦)

・よくあるサイバー攻撃の流れ
  静かに気づかれないように侵入して情報を盗む

・これまでの違い
  巧妙に偽装された標的型メールは見つけにくい
   やりとりして
  →攻撃者がコストかけられる
  ターゲット絞込み、事前にわなをしかける

・もし、初期侵入をゆるしてしまうと
  内部サーバーの脆弱性
  クローズドでもUSBメモリ
  シーメンス社のPLC

  ノートPCのマルウェア感染
   7ヶ月も侵入

・時間をかけて見つからないように

・感染に気づけない

・サイバー攻撃の脅威に対応するために
  考え方を変える(リスクを正しく認識する)
  まずは想定できる脅威に対応する
  危機管理能力を高め、有事に備える

3.有事に備えるCSIRT
・現代に求められる緊急対応組織とは
  重要なのは、誰が意思決定を行うのか?
  必要な情報をいかにそろえるか?

  従来のセキュリティ部門の責務
    +
  これからのCSIRTに求められる責務

  経営レベルで支援できる

・CSIERTの役割
  OODAモデル+レディネス(事前準備)
   O 監視
   O 情勢判断
   D 意思決定
   A 行動
   +事前準備

・CSIRT設置のメリット
 高度な脅威に対応する

・CSIRT構築運営のプロセス
  チケット管理
  富士通クラウドCERT

・【ご参考】
  JPSERT CSIRT構築マテリアル RFCベース

・緊急系業務と定常系業務

・情報セキュリティ運用・緊急対応業務
・情報セキュリティマネジメント業務

4.富士通のソリューションのご紹介
・サイバー攻撃時代の危機管理
・SystemWalker Desktop Patrol/Keeper
・ShieldMailChecker 標的型メール対策
・UTM IPCOM EX
・マルウェア検知・対処支援サービス

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