ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

東工大の奥村研が「株式会社ブログウォッチャー」をリクルートと設立

2007-04-04 17:23:09 | Weblog

ここのニュース
リクルート、東工大奥村研究室と「株式会社ブログウォッチャー」設立
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/17711.html

によると(以下斜体は上記サイトより引用)

リクルートは、ブログなどを利用した日常メディアとマーケティングの開発・推進を目的とした「株式会社ブログウォッチャー」を設立すると発表した。

(中略)

設立日は4月2日、資本金は5,000万円で、株主構成はリクルートが99%、奥村学氏が1%。代表取締役にはリクルートの羽野仁彦氏が就任する。なお、ブログ検索「blogWatcher」の運営をブログウォッチャーに移管するかどうかについては現在のところ未定だという。

だそうな。。ほー。。

ちなみに、そのビジネスの内容なのですが。。

東京工業大学奥村学研究室のテキストマイニング技術とリクルートの編集ノウハウを用い、ユーザーの声で作られた雑誌感覚のサイト提供を目的としている。


ってことなんですけど、前の「ユーザーの声で作られた」って言う部分は、blogwatcherですよねえ。。
 で、そのあと、雑誌感覚って言うことは。。

 メタブログの内容を、Hotpepper風のレイアウト(1ブログを四角い箱にいれて、トップページのイメージを載せる)にするとか??

 でも、そーいうやつより、関心のあるキーワードを登録しておくと、そこから適合率をだして、適合順に、Hotpepper風のレイアウトや雑誌のベストテン風のレイアウト(のXSLを作っておいて、適合順の結果をXMLで返すことによって)を出してくれるほうが、興味あるなあ。。

 っていうか、gooとか、Yahooとか、検索結果表示、そーいう、四角いマスで、トップページも表示してくれるようになってると、見やすいなあ。。って、処理速度が間に合わないか(^^;)
 でも、もちょっと表示方法を。。 

 。。。とか言ってると、そのうち、Gooあたりに
 じゃあ、RSSで返してあげるから、好きに加工すれば!
 といわれそうなので(それは、それでいいかもしれないけど。。)
 このへんで。。


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開発の初めから順番に書いていってみる その21:要求分析(7)要求仕様の問題点

2007-04-04 16:07:05 | Weblog

 シリーズ「開発の初めから順番に書いていってみる」の続きです。
 前回まで、要求分析フェーズは終わりました。

 ここで、要求仕様の問題について書いてみたいと思います。




■要求仕様の問題

 要求仕様の問題は、
  ・要求仕様自体に漏れ(想定外)がないかどうかが、良く分からない
  ・要求仕様にできないことが書いてあるかもしれない
      矛盾がある
      到底できないことが書いてある
  ・発注者、受注者が同じ理解をしているとはいえない

 などです。では順に見ていきます。




■要求仕様自体に漏れ(想定外)がないかどうかが、良く分からない

 これは、仕様の検証(要求仕様の機能要件の品質評価)が、良くなされていないことから起こります。
 ここで、想定から外れてしまい、それ以降の工程で発覚すると、大きな手戻りになります。
 これを防ぐ方法として、形式仕様言語などはあることはあるのですが、それは、「おかしい」ことは指摘しても、じゃあ、何をどう直せばいいのかまでは教えてくれません。

 たとえば、「ゾウを冷蔵庫に入れる」という仕様があったとします。
 このままだったら、要求仕様として、仕様がとおってしまいます。
 でも、形式仕様言語に直したら、ゾウの型と、冷蔵庫の引数の型などから、チェックして、「おかしい」ってことは、気がつきます。でも、なにが、どうおかしいのかは分かりません。これは、1工程抜けていて、

 「ゾウを火葬する」→「そのゾウを冷蔵庫に入れる」(つまり、遺灰を冷蔵庫に入れる)かもしれません(ゾウの漢方薬を作るため、火葬して、その粉を冷蔵庫に入れる)。

 もしくは、冷蔵庫の定義が間違えていて、
 「ゾウを、石巻第三冷蔵庫(=冷蔵倉庫のこと。魚なんかを入れる)」に入れる
 かもしれません。何が抜けているか、わかりません。

 問題は、ゾウの話ではなく、このように、工程が抜けていたり、言葉の意味が違っても、仕様として、通ってしまうことです。
 ゾウで間違えることはありませんが、集計表のブレークで、日ごとに集計するけど、毎日のデイリーデータは、来ないみたいなオチがたまにあります。

 これを、完全に防ぐ方法はないのですが、見つけやすくする方法としては、
 1.ある程度の雛形があってそれをカスタマイズする場合は、見つけやすい
    →業務知識に基づいた雛形があるべき
 2.ユースケースシナリオがあり、それを実際に確認すると、気がつきやすい
 3.プロトタイプで気がつきやすい(画面が作成できなくなったりするから)
 なんかが、考えられます。




■要求仕様にできないことが書いてあるかもしれない

 これは、論理的に矛盾しているケース、さっきのゾウを冷蔵庫に入れるとかがそうです。
 ウィリアムのいたずらが、であったケースでは、今日、稼動可能な人を割り当てる。。ただし、今日、病欠でお休みした人は分からない(>_<!)なんていうのがありました。ただ、それは、上記の想定外のケースと対処法は同じです。

 そうでなく、到底できないことが書いてあるケース、これは、何パターンかあり、
   ・新規業務で、理論的には可能だが、生身の人間ではできない
   ・技術的にできない指定がされている
   ・その日数、工数、費用ではできない。
 とくに、「技術的にできない指定がされている」について、ここで触れます。

 これは、よくあるのは、利用するフレームワークでは、そういうGUI操作はできないとか、イベントがあがらないって言うような場合、あと、データベース操作で、おいおい、オンラインでバッチやるなよ!っていうオチなどなど。。

 これを防ぐには、システムを要素技術に分解し、それぞれを試してみて、制約を洗い出した上で、やばそうな部分を、プロトタイプを作成してチェックするっていうことでできます。

 しかし、システムを要素技術に分解し。。という操作は、要求仕様ではない(外部設計だ)というのが、論理的な立場です。ただ、実務的には、フレームワークは、要求仕様以前に、営業段階で大枠は決まっていて、外部設計の時にはもう確定しているということのほうが多いです。なので、これが、問題になります。外部設計のフレームワークのところや、プロトタイプのところで、詳しく述べます。




■発注者、受注者が同じ理解をしているとはいえない

 そもそも、発注者側は、DFDやER図は???ってこともあります。
 アクティビティ図がわかるか。。クラス図は???っていうケースがあります。
 この場合、図で書いたら、ぜーんぜんわかりません。さっぱり理解できません。

 これはひどい例(でも、実はなくて、結構ありがちなんだけど)ですけど、言葉の定義があいまいで、プログラムを作る段階になって、「ちょっとまって、この言葉、こういう意味だよね」って聞くと、違ってることがあります。
 というか、みんながみんな、同じ理解をすると言うほうが無理です。

 図がわからないという話もあるので、やはり、この対策は、
・ユースケースシナリオを作って確認する
・プロトタイプを作る
ということになると思います。




■対策のまとめ

 ということで、これらの絶対的な対策はないけど、
 問題を小さくする方法としては、結局まとめると

 1.ある程度の雛形があってそれをカスタマイズする場合は、見つけやすい
    →業務知識に基づいた雛形があるべき
 2.ユースケースシナリオがあり、それを実際に確認すると、気がつきやすい
 3.プロトタイプで気がつきやすい


 ここで、2については、文字通りの話なので、まあ、言うことはないと思います。
 のこりの「雛形があってそれをカスタマイズ」っていう話と、「プロトタイプ」について、今後取り上げたいと思います。




 ということで、次回のこのシリーズは、プロトタイプを取り上げます。
 要求仕様と、外部設計のちょうどハザマになっちゃうような話なんですけど、プロトタイプの意義が変わってきた話などです。


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ITガバナンスのフレームワークCOBIT4.0日本語訳のあるところ。

2007-04-04 13:24:35 | Weblog

日経コンピューターの2007年4月2日号24ページに書いてあったので、
メモメモ

ITガバナンスのフレームワークであるCOBIT4.0の日本語訳を
日本ITガバナンス協会がだしているようです。

で、そのCOBIT4.0日本語訳のあるところ
ここ http://www.itgi.jp/download.html
和文資料 COBIT 4 日本語版(2007年3月)に行く(緑の鍵なので登録しないでも見れるみたい)

はじめ、英語が出てくるけど、「COBIT 4.0 日本語版 (Japanese)」って書いてある下に、見出しが書いてあるので、それをクリックするとPDFが出てくる。
ので、そのPDFを保存(フロッピーの形をしたアイコンをクリック)すればいい。

まだ、ダウンロードを始めたところで、中をみていないのであった。。



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