今朝今年初めて鶯のさえずりを聞きました、初めての鳴き声を「初音」というようです。
鶯は俳句の季語にもなっています、春告げ鳥、初鶯、鶯の谷渡り、鶯笛というのもあります、その他春の季語ではないのですが夏の鶯を老鶯といいます。それから冬の季語ですが笹鳴きというのがあります、竹やぶなどで鶯がチィチィチィチィと鳴くのがそうです。ということは鶯は1年中いるということですね、ところが私はちゃんと鶯の姿を見たことがありません、目立たない鳥と図鑑には有るので分かりづらいのでしょうか。
ということで鶯の写真はありませんがようやく梅が咲き始めています。
ついでにそこらへんを散策してみました、今年も私の家の裏の雑木林の下に「ショウジョウバカマ」が咲きました。
スプリングエヘェメラルのひとつでしょうか
今年も咲きました、ジンチョウゲの仲間の「ナニワズ」です、春いち早く花が咲き夏に葉を落として赤い実をつけます。常緑樹ではないのですが葉っぱをつけたまま冬を越します。
ツノハシバミです、左の垂れ下がっているのが雄花で真ん中の小さなパイナップルみたいのが雌花です。
葉っぱも実もついていない冬にはツノハシバミとハシバミの違いがよく分かりませんがこれはツノハシバミのほうです。
簡単に違いを言うと雄花が小枝の途中につくのがツノハシバミで小枝の先につくのがハシバミ、それから樹皮が白っぽいのがツノで少し黒っぽいのがハシバミです。と私は理解していますが間違っていたらごめんなさい。
ガマの穂も風が吹くといっせいに空に飛び出します、フレナバ、、、という感じですね。
ウグイスも3週間ほど前からさえずっています。
狭い日本ですが、こういう季節の便りを聞くと、日本は広いな~と思います。
桜前線と紅葉前線、季節感が得意の日本人です。